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暑〜い夏を乗り切ろう! ナスを使ったさっぱりメニュー5選

itoh.tomohiro

ライター:

暑〜い夏を乗り切ろう! ナスを使ったさっぱりメニュー5選

水分を多く含むナスは体を冷ます効果が期待でき、カリウムによって利尿作用が働くため体内の熱を放散することにつながります。また、ナスに含まれる「プロテアーゼインヒビター」には炎症や痛みの抑制作用があり、口内炎や関節痛、神経痛、胃炎などの炎症の抑制に効果的。ナスに含まれる食物繊維が腸内で善玉菌を増やし、おなかの調子も整えてくれます。今回は夏を乗り切るナス料理を5種類紹介していきます。

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ナスが入ったミートスパ

ナスがたっぷり入ったミートスパ。ナスは夏バテ予防にも効果的で、体の熱を放出し、だるさや食欲不振を和らげる効果が期待できます。そして低GI食のパスタは他の糖質を含む食品よりも血糖値の上昇を抑え効率よくエネルギーを供給できます。レモンを添えてさっぱりといただきます。

長めのナスは3等分、普通サイズのナスは2等分してから、くし切りにします。

フライパンにオリーブオイルをひいてナスを炒めます。
ナスは皮目から炒めることで鮮やかな色あいがキープできますよ。

炒めたナスにミートソースを加えます。
今回はひき肉から自家製ミートソースを作りましたが、市販のものでかまいません。

3分ほど煮込んでナスとソースをなじませます。

茹で上げたパスタをオリーブオイルでコーティングします。

パスタを皿に盛り、ナスのミートソースをかけます。

ベランダで育てたバジルをあしらいに使いました。

カットレモンを添え、お好みでパルメザンチーズをトッピングしていただきます。

揚げナスと鶏唐揚げのおろしポン酢

鶏肉には筋肉の疲労を回復させる効果や持久力を向上させる効果があるため、夏バテにはもってこい。鶏胸肉にはたんぱく質の代謝をサポートするビタミンB6も豊富に含まれています。ナスの皮に含まれるポリフェノールは活性酸素を取り除いてくれる抗酸化作用があります。暑い夏を乗り切るための栄養たっぷりメニューです!

鶏胸肉の皮をはずし、一口サイズにカットします。もちろん包丁でも大丈夫ですが、キッチンバサミを使うと手早く作業ができます。筆者は燕三条(メイドインジャパン)のカーブ刃のものを愛用しています。
ご家庭で唐揚げをする際は、お肉は小さめにカットするのがおすすめ。少ない油で揚げられるのでコストが下げられ家計が助かります。小さめサイズだとお弁当にも詰めやすいです。

ニンニクとショウガを1かけずつすりおろします。

鶏肉にすりおろしたニンニクとショウガを加え、しょうゆと酒を大さじ3ずつ入れてよく揉み込みます。味をしみこませるために冷蔵庫で15分以上寝かせてください。

下味をつけた鶏肉に片栗粉をまぶして揚げていきます。

小さめサイズにすることで、深さ1センチほどの油で唐揚げができますよ。

全体がきつね色になるまで揚げ、油を切ります。

ナスはそのまま素揚げにしても、片栗粉をまぶしてから揚げても大丈夫です。

ナスは油との相性が抜群の食材ですね。

大皿に唐揚げとナスを盛り付けます。

おろしポン酢でさっぱりと。暑い日におすすめのメニューですね。
そうめんのお供にするのもおすすめです。

ナスの焼きびたし

ナスを焼いてだし汁に入れるだけの簡単メニューですが、疲れた時にもさっぱりおいしく食べられます。とろとろのナスにだし汁が染みて、思いのほかたくさん食べられますよ。

ナスはやや細めのくし切りに。

たっぷりの油でしんなりするまで焼き上げます。

塩気を調整したカツオのだし汁に漬け込みます。
白だしを希釈しただし汁でも大丈夫ですよ。

冷蔵庫でよく冷やし、ゴマや七味唐辛子をふっていただきます。

焼きナス冷やおろし蕎麦

暑い日のランチにおすすめのおろし蕎麦。氷水でキリッと締めた蕎麦とおろしが食欲をそそります。

ナスは一口サイズにカットしてごま油で炒めます。

ショウガをおろします。

大根は目の粗い鬼おろしにするのがおすすめです。
シャキシャキとした食感と大根の甘みが引き立ちます。

蕎麦には食塩不使用のきねうち十割そば(サンサス)を使いました。
十割そばですが、コシがとても強いのが特徴のお蕎麦です。

茹で上げた蕎麦を氷水で締め、ナスと薬味、花かつお、大根おろしをトッピング。

蕎麦つゆをかけて、レモンを絞っていただきます。

ナスと蒸し鶏の酢みそ和え

ビタミン類が豊富なナスを、加熱せずにいただけます。鶏ササミとナスの独特の食感が楽しく、酢みそとの相性も抜群の一品です。

ナスは乱切りにして塩をふります。

15分ほど置いて水分が出てきたら、水気をぎゅっと絞ります。

鶏はササミを使用します。軽く塩をふって下味をつけ、すじをとって蒸し器へ。
蒸し器がない場合は茹でても大丈夫ですよ。

3分ほど蒸しあげます。

蒸しあがった鶏ササミ。粗熱が取れたらほぐしていきます。

ほぐしたササミはサラダなど他の料理にも使えますよ。

みそと酢の割合は1対3で。ナスにも鶏肉にも下味がついているので薄味で大丈夫です。

具材に酢みそをのせ、ネギをちらして完成です。

夏を乗り切るナス料理を食卓に

ほてった体を冷やしてくれるナスは、暑い夏を乗り切る力強い味方です。ナスに多く含まれるカリウムが体内の余分な塩分や水分を排出し、高血圧の予防やむくみの解消を促進します。夏バテ予防にも優れ、だるさや食欲不振を和らげる効果が期待できます。ナスを使ったさっぱりメニューで健やかな夏をお過ごしください。

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