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検体数5000を超える国内外最大のお米のコンクール『第26回 米・食味分析鑑定コンクール:国際大会 in 北杜』12月6日・7日に開催

検体数5000を超える国内外最大のお米のコンクール『第26回 米・食味分析鑑定コンクール:国際大会 in 北杜』12月6日・7日に開催

国内外最大となるお米のコンクール「第26回 米・食味分析鑑定コンクール:国際大会 in 北杜」が2024年12月6日・7日の2日間にわたって開催されます。

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国内最大級のお米コンクールが山梨県北杜市で開催

米・食味分析鑑定コンクール:国際大会は、国内外のお米を一堂に集め、これらを審査・評価し、安全性や良食味を求め「良質な米作り」に日々精進する生産者や生産団体を支援し、更にこれを認めることを目的としています。

かつて米の検査といえば、整粒割合や含有水分、着色粒などの混入の少なさなど、目視などが基準となる「等級検査」が主流でした。「米・食味分析鑑定コンクール」は、お米の食味にこだわり、地方農業や稲作の復興を後押しするために開始されました。第10回大会からは国際大会となり、現在では総出品数5,000検体以上を誇る大規模なコンクールとなりました。受賞者のお米は国内のみならず、海外でも高い評価を得ています。

その審査方法は、1次では食味分析計を使った審査、2次では味度計を使った審査、3次(最終)は審査員の食味による評価といった具合に、とことんお米の”味”にこだわった方法で行われています。

コンクールを主催する米・食味鑑定士協会の鈴木秀之会長は「お米の生産農家さんのために、いいお米をちゃんと高く評価していこう」という想いからコンクールを開催しています。

米・食味鑑定士協会 鈴木 秀之会長 コンクール開催への想いを語る「生産農家の方々に米作りへの大きな夢を持っていただきたい」

そして、本コンクールは全国各地の生産者が一堂に会する大きな大会となり、現在では生産者同士のつながりや情報交換の場にもなっています。
コンクールでは、お米の見た目や品質、香り、食感、のど越しなど、審査員がお米のおいしさをあらゆる面から厳正に審査。

「世界から見ても、日本のお米はものすごくおいしくて、安全で高水準なお米です。これから大きくグローバル化していく中で、これからを背負っていく若い生産者は世界のマーケットにその価値を訴えていく必要性があります。世界最高米を選ぶこのコンクールに挑戦していくことも、必要なことではないかと考えています」と、鈴木会長は開催の意義を語っています。

盛り上がりを見せる「米・食味分析鑑定コンクール」の様子

コンクールでは、主要部門となる「国際 総合部門」をはじめ、「都道府県・海外地域代表 お米選手権」「大型農業法人部門」「栽培別部門」があり、それぞれの部門で金賞や特別優秀賞などの表彰が行われます。さらに、「全国農業高校 お米甲子園」「お米甲子園プレゼンテーション部門」「小学校部門」など、次世代の生産者となる子どもたちも参加しています。

表彰式の様子

鈴木会長は「私は、日本の水稲農業の未来は広がり、強くなっていくと確信しています。このコンクールを国際大会としてしっかりと築いていき、海外の農業とのつながりもしっかりと見つめながら、日本の農業の発展と挑戦意欲のある日本の農家のみなさんのためになるように発展させていきたいと思っています」と、コンクールを通じて日本の農業と生産者を後押ししていきたいとお話しをいただきました。

今回コンクールが開催される山梨県北杜市は、県内最大のお米の産地です。水稲栽培の技術向上と生産者の意識向上を目的に、これまで独自に「名水の里」米食味コンクールも開催してきました。山岳地帯から流れてくる銘水に恵まれた北杜市に、全国から生産者らが集い、さまざまな催しも行われる予定です。また、コンクールの入賞をきっかけに、お米のブランド化に成功し、農業経営の安定や地域創生へと繋がるケースも全国の地方都市で見られています。

協賛企業ブースの様子

「第26回 米・食味分析鑑定コンクール:国際大会 in 北杜」に応募する

コンクールをきっかけに、地元ブランド米を多くの人に知ってもらえました

山梨県北杜市で水稲を中心にソバや長芋、ゴボウなどさまざまな農産物を生産している望月農業センターの代表・望月茂喜さん。

望月農業センター 代表 望月茂喜さん

望月さんはもともと、農業関係の仕事に就いて農機具のメンテナンスやライスセンターでの業務に携わっていましたが、高齢化などによって空いていく農地を目の当たりにし35歳の時に農家に転身。コンクールにも早くから出品しています。

「田んぼをやるようになって数年ほど経った頃にコンクールがあるのを耳にして、第三者機関として評価してもらおうと思って出してみたのがきっかけです。最初はどういうデータが良いのかもわからない状態でしたが、2004年の初めての出品で入賞することができました」

従業員と一丸となりコンクールに挑む望月さん

望月さんはその後もコンクールへの出品を続けますが、米作りは自然を相手にするもの。スランプに陥ったこともありましたが、独学で試行錯誤を重ねて、2021年から2024年と4年連続での入賞を果たしています。

「やはり一度入賞したら次も取らないと、とプレッシャーもありました。力みすぎてもやはりうまくいかないんです。天候はコントロールできませんが、だからこそ面白い部分でもあります。そして人間が成長して長生きするのにも、折々で必要なものがあるように、稲の一生の中でどのタイミングでどんなものが必要なのかを見極めて補っていく。昔は稲は足音で育つなんて言いましたが、そうして稲をしっかりと見守り、世話することで健全な稲が育っていくんです」

コンクールに参加することが、よりよい米づくりのための試行錯誤のきっかけとなったと話す望月さん。そして、コンクールは「田舎白州米」ブランドを広く知っていただくきっかけになったといいます。

「この地域は駒ヶ岳からのミネラルが豊富で豊かな水に恵まれています。この素晴らしい環境を無駄には出来ないと、コンクール出品以前から『田舎白州米』として商標登録をしていました。ただ、私たちがいくら『おいしいですよ!』とアピールしても、なかなか伝わらないんですね。やはりコンクールという第三者機関によって評価していただくことで、説得力が生まれますし、コンクールをきっかけに『一度食べてみるか』とたくさんご連絡をいただけるようになりました。やはり生産者として、日本一美味しいお米だよという評価をいただきたいですから。それが、コンクールへの出品を続けている一番の動機です。そしてその一番おいしいお米を、みなさんに食べていただく機会を作っていきたいですね」

駒ヶ岳のミネラル豊富な水で育った「田舎白州米」

一度、買ってくださった顧客がリピーターになることも多いそうです。そして、お米をブランド化することは、「消費者が安心かつ安全でおいしいお米を選ぶことができるようになることが一番のメリット」だと望月さんは話します。

「消費者に喜んでもらえるお米を供給していくことが何より大切。ブランド化することで、消費者の方に他のお米と混ざったりすることのない品質や味わいになっているという安心感を持っていただけます。確かな品質のものを、間違いなくお届けできるというのは大きなメリットだと感じています」

地元・北杜市で開催される今回のコンクール。地元で行われるからこそ、出品にかける望月さんの想いも大きなものとなっています。

「今回は、私以外の北杜市のみなさんも賞を狙っていますから。実は、地元で『おいしいお米作り研究会』を発足して私が会長をしているんですが、そこで私のやり方やノウハウはなんでも教えているんですよ。それが他の田んぼに合っているかはわからないですが、みなさん気合が入っているので、負けないように、私も頑張って出品しようと思っています。ライバルがたくさんいる中で、その頂点に立ちたいですね」

周りと切磋琢磨し合い、挑戦できるのもコンクールの魅力

そして、コンクール会場での全国の生産者との交流も楽しみのひとつ。これまでに仲良くなった全国の生産者とは、気候や病害虫の発生など普段から情報交換をしているそうです。「北杜市の豊かな自然を、みなさんに見ていただけることも楽しみ」と望月さんは話していました。

お米の安全性やより良い食味を求め、「良質な米作り」に精進する生産者や団体を支援し、その成果を認める「第26回 米・食味分析鑑定コンクール:国際大会 in 北杜」。コンクール当日は、各種イベントや協賛企業、各種団体との交流など、さまざまな催しも行われます。興味を持たれた方は、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

「第26回 米・食味分析鑑定コンクール:国際大会 in 北杜」に応募する

【お問い合わせ】
米・食味鑑定士協会
〒532-0011
大阪府大阪市淀川区西中島3-12-15 第5新大阪ビル203
TEL:06-6100-1151
FAX:06-6100-1150
Mail:info@anzen-kome.com
米・食味鑑定士協会HP:https://www.syokumikanteisi.gr.jp/

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