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40〜50代の転職希望者必見!未経験×転職なら酪農ヘルパーがおすすめ!@福岡

40〜50代の転職希望者必見!未経験×転職なら酪農ヘルパーがおすすめ!@福岡

ライフワークの多様化によって都会から暮らしやすい地方への移住を考えたり、慣れ親しんだ地元に戻りたいという思いを抱き始めたり。40〜50代が転職を考える理由はさまざまです。一方、年齢が上がるにつれて、新しい業界や職種に挑戦する機会は限られてくるため、40〜50代にとっては次に選ぶ職場が長く働き続けられることを最優先とするケースが多いでしょう。そこでおすすめなのが、「酪農ヘルパー」という働き方。今回は、佐賀県内の高校を卒業後、名古屋で30年間にわたり大手製パン会社に勤め、50歳を越えて福岡県久留米市に接する佐賀県みやき町にUターンし「酪農ヘルパー」として活躍する佐藤修さんに話を聞きました。

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未経験からの転職も安心!「酪農ヘルパー」の働き方とは?

「酪農ヘルパー」という職種は、一般の方々にとっては馴染みの薄い仕事かもしれません。酪農は生き物を扱うため、毎日の搾乳や餌やりの作業は欠かすことができないもの。酪農を営むことは、1日たりとも休むことができない責任を伴います。しかし、突然の病気やケガに対応することが難しく、休日がなければリフレッシュもできません。このような課題が積み重なる中で、酪農業界全体が衰退してしまうリスクがあります。そんな中、酪農家たちを支える存在として、酪農ヘルパーが重要な役割を果たしています。

  

酪農ヘルパーは、依頼があった牧場に赴き、搾乳、哺育、給餌、除糞、清掃といった日常の管理作業を担当します。ヘルパーとはいっても、ただ単に手伝いをするのではなく、酪農家の留守を預かる責任があり、そのためには酪農に関する豊富な知識が求められます。しかし、異業種からの転職をめざす方や未経験の方も安心して挑戦できるよう、十分な研修期間とサポート体制が用意されています。

それではさっそく、異業種から酪農ヘルパーに転身した佐藤さんの体験談をおうかがいしましょう。

民間企業で30年働いた佐藤さんが、50歳で酪農ヘルパーに転身した理由とは?

  

久留米市に隣接する佐賀県みやき町で生まれ育った佐藤さんは、地元の高校を卒業後、大手製パン会社に就職しました。名古屋に赴任し30年間を過ごしました。その間、5人のお子さんを育てあげ、末っ子が成人したことをきっかけに地元に戻ることを決意。2021年5月に福岡県酪農ヘルパー利用組合に転職。8ヶ月の「臨時ヘルパー」を経て、2022年2月から「専任ヘルパー」として活動しています。ここに至るまでの経緯や酪農ヘルパーの仕事の魅力をうかがいました。

佐藤 修さん
佐賀県みやき町出身。地元の高校を卒業後、大手製パン会社に就職。30年間を名古屋で過ごし、2021年5月、福岡県酪農ヘルパー利用組合に転職。現在は久留米エリアで14牧場を担当している。

一次産業の分野で職探しをしていたのですか?

佐藤さん

いえ、一次産業の分野で探していたわけではありません。こちらに戻ってきてからは、派遣の仕事もしていましたが、働くからには正社員になりたいと思うようになりました。とはいえ、年齢の壁があり、正社員に応募してもなかなか採用まで至らず、新たな道を模索せざるを得ませんでした。

酪農ヘルパーという職業を、どのようにして知りましたか?

佐藤さん

幼馴染みが農家に嫁いでいて、酪農ヘルパーという働き方もあるよと教えてくれました。小学生の低学年の頃まで父の実家で牛を飼っていたこともありましたし、興味を持ちました。

「酪農ヘルパーっていいかも!やってみたい!」と思ったきっかけは?

佐藤さん

いちばん魅力に感じたのは、正社員として働けることでした。未経験だったので不安はありましたが、サポート体制も整っておりチャレンジしようと思えました。

先輩ヘルパーが時間をかけて丁寧に指導してくれるので安心でした!

取材当日は福岡県久留米市の「川島牧場」でのお仕事

「ほかの皆さんに比べて時間がかかってしまいましたが、一通りできるようになるまで時間をかけて教えてくださったので安心でした」と、佐藤さん。「臨時ヘルパー」として経験を重ね、約8ヶ月後、「専任ヘルパー」としてスタート。正社員として働きたいという思いを実現したのです。

研修期間中はどのようなことを学びましたか?

佐藤さん

まずは先輩ヘルパーに同行し、1週間ずつ5つの牧場で研修をしました。タンクの殺菌・洗浄、餌やり、搾乳、排便処理、牛床の手入れなど、基本の作業は同じですが、牧場によって業務内容は少しずつ異なります。通常、酪農ヘルパーは1牧場につき1名若しくは2名で牧場へ行きますが、研修期間中は1名のところは2名、2名のところは3名で入るので、手厚いサポートを受けることができました。

  

異業種から酪農ヘルパーに飛び込んだ今の気持ちは?

佐藤さん

最初はやっぱり、牛が怖いと思いました。蹴られることへの恐怖心から、足がちょっと動くだけでビクッとしていましたね。けれど、牛と触れ合っていくうちに対処の仕方もわかってきて、今では牛が可愛くて仕方ありません。何より、今では仕事が楽しくて。酪農ヘルパーになって本当によかったと感じています。

牛と触れ合う作業のときは撫でたり話しかけたりしながらコミュニケーションを図ることを心がけている

どんなときにやりがいを感じますか?

佐藤さん

牧場によってエサの作り方は違うのですが、レシピは同じでも混ぜ具合などで仕上がりが異なるようです。自分が作ったエサをたくさん食べてもらえると嬉しいですし、毎日顔を合わせるわけでもない私のことを覚えてくれていて、コミュニケーションが取れているなと感じられるときがやりがいです。

乳牛は暑さに弱く、暑いと餌を食べなくなり生産量も落ちるため、牛舎内の暑さ対策も進んでいる

逆に大変だと思うことはありますか?

佐藤さん

途中で6~7時間の空き時間があり、そのこと自体は特に大変だと感じることはありません。しかし、途中で一旦自宅に帰るため、2往復することもあります。自宅から近いところは苦になりませんが、片道1時間程度かかる牧場もあり、そんなときは少し大変だと感じることがあります。

今後の目標は?

佐藤さん

酪農業界は高齢化や後継者不足などによって廃業していく牧場が増えています。そのような状況において、酪農家さんから安心して任せてもらえる酪農ヘルパーになり、酪農業界の維持・発展に貢献していきたいと思っています。

派遣先の酪農家から「真面目で仕事が丁寧」と高い評価を得ている佐藤さん

休み時間やお休みの日の過ごし方は?

佐藤さん

家族は名古屋で暮らしていて、今は一人暮らしなので、休み時間は一度帰宅し、掃除や洗濯などの家事をしています。休みの日は部屋の模様替えなどをして過ごしています。

酪農ヘルパーの魅力は?

佐藤さん

酪農ヘルパーとしての仕事内容は同じものの、毎日少しずつ変化があり、飽きずにできることですね。また、日中に6~7時間の自由時間があるため、気分転換ができるのも魅力。牛は可愛いですし、仕事が楽しくできているところに、この仕事の魅力を感じています。

月に数回の訪問でも、牛たちが自分のことを覚えてくれていることが嬉しいと佐藤さんは言う

40〜50代の方も未経験の方も、新たなキャリアを踏み出せる!

現在、福岡県内で活躍している酪農ヘルパーは14名、臨時ヘルパーは7名。佐藤さんのように50代から挑戦する人も少なくありません。基本的に3ヶ月間の新人研修期間が設けられていますが、一人ひとりの成長のペースに合わせて丁寧なサポート体制があり、無理なく酪農ヘルパーとしてのキャリアをスタートさせることができます。また、酪農ヘルパーの仕事は基本的な業務はあるものの、それぞれの牧場で少しずつやり方が異なり、そこについては牧場の方から丁寧に教えてもらえるため、必ずしも新人研修期間内に全てを覚える必要はありません。

「50歳を越えてこのように楽しいと思える仕事に出合うことができて本当によかった」と、佐藤さん

「動物、特に牛が好きという方であれば、より早く仕事に馴染めるのではないでしょうか」と、佐藤さんは言います。年齢やキャリアに関係なく、新たなキャリアを築ける酪農ヘルパー。佐藤さんのように、臨時ヘルパーから専任ヘルパーになったり、専任ヘルパーを定年退職後、臨時ヘルパーとして活躍したり。ライフスタイルの変化に応じて働き方が選べるのもこの仕事の魅力です。あなたも佐藤さんのように、酪農ヘルパーとしての一歩を踏み出してみませんか?

福岡県酪農ヘルパー利用組合 公式チャンネルで動画公開中!

【問い合わせ先】
福岡県酪農ヘルパー利用組合
〒812-0011
福岡市博多区博多駅前4-32-18
TEL:092-431-7863
FAX:092-431-7868

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