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ファーストクラスのような快適さで目的地まで届ける。イチゴ農家を救う注目容器!

ファーストクラスのような快適さで目的地まで届ける。イチゴ農家を救う注目容器!

「採れたてのイチゴのおいしさをそのままに届けたい」――その思いをカタチにしたのが、業界で話題の「ゆりかーご」です。開発を手掛けたのは、独自性のある包装資材で高い知名度と実績を持つ大石産業。リリース以来、長距離輸送におけるイチゴ農家の悩みをすっきりと解消し、バイヤーから指定を受けることもあるそうです。今回は、軟弱果実にやさしいパッケージと出会い、夢を叶えようとしている『綾美姫』の生産者・石川雄一さんを訪ね、「ゆりかーご」の凄さを教えていただきました!

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“幻のいちご”と呼ばれる『綾美姫』の生産者とゆりかーごの物語

取材で訪れたのは、福岡でも農業が盛んな八女郡広川町。“幻のいちご”として知る人ぞ知る『綾美姫』の生産農家・石川雄一さんの農園です。

新規就農から8年目を迎える石川農園。現在、ハウス6棟の内、4棟(約380坪)で『綾美姫』を生産しています

もともと、農業に興味があり、高校も大学も農業を選んだという石川さん。育種関係についても熟知しており、試験場でイチゴと関わることが多く、自分でもイチゴを育てたいと強く思うようになったそうです。それから約6年の歳月をかけ、自身の求めるおいしいイチゴを開発しました。

石川農園 園主 石川雄一さん

「イチゴの味の好みも人それぞれだと思いますが、当園で生産した『あまおう』と『綾美姫』を食べ比べていただいた殆どの方から『綾美姫』をリピートしていただきました」と石川さん。『綾美姫』の色や香り、味のすべてにおいて評価が高く、福岡の有名レストランや香港の五つ星ホテルのシェフからも認められています。

「育種の大変さは理解していましたし、『綾美姫』を見つけることができた時、自分はなんて運がいいのだろうと思いました」と石川さん。花のあがりも良く、イチゴらしい真っ赤な光沢感と甘い香り。酸味もありながら、甘みも十分に強いという『綾美姫』の味を、より多くの人に届けたいと思うようになりました。

上質なベッドで目的地まで届く「ゆりかーご」は必要不可欠な存在!

とはいえ、新規就農から経営を軌道に乗せるまでには、さまざまな苦労がありました。石川さんのいちばんの悩みは、長距離輸送した時のイチゴの傷みでした。目的地が中1日以上かかる場所になると、どうしてもイチゴの下部分が擦れてしまい、スレ傷が発生することが多かったそうです。底にウレタンを敷いていましたが、遠方まで良い状態で届けることが難しく、限界を感じていたといいます。そこで、以前から耳にしていた「ゆりかーご」を使ってみようとサンプルを取り寄せ、本社が同じ福岡県内にあることを知り、親近感を抱いたそうです。

2人の娘さんの名前、綾乃ちゃん・美怜ちゃんから文字を取り、『綾美姫』と命名。品種登録出願中の同イチゴは、“幻のいちご”として話題に!

イチゴが宙に浮くような状態で容器の下につかず、揺れも防止できるなど、イチゴに最適な環境を整えられました。普通のパックに比べるとコストは高くなりますが、『綾美姫』のような贈答用のイチゴだと、使用の有無により傷み度合いがまったく異なるため、必要不可欠なものだと考えています」と石川さん。「ゆりかーご」に詰めて出荷することで、遠方まで傷むことなくイチゴを届けられるようになり、全幅の信頼を置いていると話します。

『ゆりかーご』はイチゴの心強い味方です

もう1つ、「ゆりかーご」のメリットとして、見た目の高級感があると石川さん。化粧箱がなくてもそのまま贈答用として見劣りすることなく陳列できているそうです。国内用にはシール、海外用にはセロハンとそれぞれにプリントを施し、パッケージをカスタマイズしています。最近は、業界内で「ゆりかーご」の名前を聞くことが増え、関東エリアでも導入事例が増えているそうです。導入を検討している農家さんには、「ゆりかーごなら輸送は間違いありません!」とお墨付きをいただきました。

まるで宙に浮いているような包装で輸送のストレスからイチゴを守る!

大石産業が開発した「ゆりかーご」は、イチゴが他のイチゴや容器とぶつかる従来のようなパッケージとは大きく異なり、イチゴをひと粒ずつ、上質なベッドで、それも宙に浮いているような心地よさで優しく包むことが特徴です。

宙吊り構造でやさしく包みます。

大石産業といえば、長年パルプモウルドやフィルム、紙袋、段ボールの製造・開発を手掛けています。そこで培った技術に成形技術を組み込み、2008年には特許を取得した第一号を生み出しました。

大石産業株式会社ゆりかーご開発プロジェクトチーム 工藤有彩さん「仕事を通じて全国各地の生産者さんと出会い、それぞれのこだわりをうかがえるのも嬉しいですね。精一杯サポートさせていただきます」

「九州はイチゴ栽培が盛んなエリアです。開発当初から、大石産業の社内だけでなく、いろいろな農業関係者と一緒に開発を進めてきました。2016年には、優れた発明や考案、または、意匠を生み出した技術者や研究開発者に贈られる特許庁長官賞を受賞しました。

「また、近年では、日本のイチゴは味や品質レベルの高さから海外でも大きな人気を誇っています。またお取り寄せ需要が拡大したことで、良い品物を良い状態で送るための容器が求められ、業界での注目度がさらに上がりました。」

その後、反響が大きくなり、一時は欠品した時期もありましたが、新しい設備を導入し、安定生産できるようラインを再構築。設備をフル稼働することで、今年度の繁忙期を乗り越えることができました。

次のイチゴシーズンに向けて、すでに十分な在庫をストックしています

その立役者として活躍したのが、製造リーダーの眞武さんです。

大石産業株式会社ゆりかーご製造担当 眞武陽子さん「薄くてやわらかいフィルムを成形するため、製品の立ち上げには苦労があります」

新しい設備の立ち上げは、苦労の連続だったといいます。「いちばん大変なのは、やはりフィルム成形の部分ですね。製造をさらに安定させるためにも、多くの熟練工を育てたいと考えています」と眞武さん。試行錯誤を重ねた「ゆりかーご」に詰められた贈答品のイチゴを売り場で目にした時には、誇らしい気持ちになれたそうです。

バイヤー側から「ゆりかーご」を使用するよう指定されることもあるなど、業界内で認知度を高める同製品に、新しいラインナップも開発中。機能はそのままに、デザイン性を高めた花型のタイプ、スマホサイズの2玉、3玉タイプ、正方形の9玉タイプのほか、輸送容器の外装箱まで幅広くシリーズを展開しています。その新しい製品を『農業WEEK』や『TOKYOPACK2024』で紹介。国内外への長距離輸送でもイチゴが傷むことのない理由を深く知るチャンスです。

認知度を高めるとともに、新たな開発を進め、プロダクトアウトからマーケットインへの転換を進めたいとゆりかーご開発プロジェクトチームの皆さん

『農業WEEK』の詳しい内容はこちら

『TOKYOPACK2024』の詳しい内容はこちら

「お客様との信頼関係を大切にしながら、ゆりかーごの生産、新製品の開発に取り組んでいきますので、今後も私たちにご期待ください!」
と今後の意気込みを語っていただきました。

写真左から奥山さん、田村さん(ゆりかーご工場長)、久継さん、眞武さん、三吉さん、工藤さん。部門を越えたチームワークも抜群です。

【お問い合わせ】
大石産業株式会社
大石産業株式会社 ゆりかーご開発プロジェクトチーム
〒807-1306
福岡県鞍手郡鞍手町古門4032-1
TEL.0949-43-1187/FAX.0949-42-1370

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