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低コストかつエコロジーに配慮した廃棄物処分法で注目! 廃油も使える高機能のACE1型小型超高温焼却炉

低コストかつエコロジーに配慮した廃棄物処分法で注目! 廃油も使える高機能のACE1型小型超高温焼却炉

地球にやさしく自然環境に配慮した消費行動や事業が求められるなか、産業廃棄物をいかに適正に処分するかは避けては通れない時代です。同時に環境やコスト面において、いかに負荷を抑えるかも大きな課題だといえるでしょう。廃油を再利用したエコな高温焼却炉で、大きな社会課題でもあるゴミ問題を解決しようとする朝田ケミカル株式会社。同社が開発した小型超高温焼却炉についてリポートします。

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野菜クズに紙おむつ、獣害処理…
廃棄物処理問題という社会課題に向き合う

朝田ケミカル株式会社製「ACE1型小型超高温焼却炉」

食品工場から毎日出される大量の処分野菜、高齢者施設や医療機関から出される使用済みのおむつ、獣害の処理・・・どれも捨てるにもコストがかかり、環境への配慮が求められます。これらの廃棄物を、低コストでかつ環境に配慮しながら処分できたら…。そんな社会問題を、ある焼却炉が解決してくれるかもしれません。それが、朝田ケミカル株式会社の「ACE1型小型超高温焼却炉」です。ダイオキシンの発生を限りなくゼロに近づけ、廃油の使用でコストも環境への負荷も低減できるなど、時代の一歩先を行く廃棄物処理を目指しています。同商品を導入したばかりの株式会社光正(熊本県玉名市)を訪ね、導入の決め手や実際の使用感などを聞きました。

水分を多く含む野菜クズをその日のうちに焼却
廃油を再利用でき、わずかな灰で処理も簡単!

株式会社光正では、平成3年の創業以来、カット野菜の製造をメインに行っています。1日に出る野菜クズは多い時で約1トン。これまではクリーンセンターまで週に何度か車で運んで処理してもらうほか、牧場の餌や堆肥として再利用してもらうなどしていたそうです。

クリーンセンターでの処理単価が上がってしまったこともACE焼却炉導入の後押しになったそう。
(株式会社光正 代表取締役 坂口 泰啓さん)

「野菜クズはそのままでは水分を多く含んでいるため、処分する前に自社のスクリュープレスで水分を絞って軽くします。ある程度溜まってからクリーンセンターに持ち込むのですが、その間にどうしても虫が侵入してしまうことも。また年々かさむ処分費用も大きな課題となっていました」と、話すのは代表取締役の坂口泰啓さん。

野菜クズを燃やして処分する方法があると知った同社は、全国の焼却炉を調べるうち、朝田ケミカルのACE焼却炉に出合いました。「YouTube動画を見てすぐに朝田ケミカルさんに連絡。実際に焼却テストを行ったところ、120kgくらいの野菜クズが1時間くらいでほぼ完全燃焼したのには驚きましたね。野菜クズを自社でその日のうちに処理できれば、コストや虫の問題も解決します」と、その場で導入を決めたといいます。

株式会社光正では、野菜クズを攪拌し、ある程度水分を切った状態にしてから焼却炉で処理している。

ACE焼却炉は小型のため、そこまで広くはない会社の敷地内に設置が可能というのも大きなメリットです。しかし導入のためには、県への書類申請が必要となります。

「能力計算からミネラルの発熱量まで細かいデータも必要だったのですが、それらすべて経験豊富な朝田ケミカルの担当者がやってくれたので、本当に助かりました。私は申請書を持っていっただけです。電話で相談するとすぐに対応してくれるなど、きめ細かなサポートもありがたかったですね。安心してお願いすることができました」。

「ほかに焼却炉を導入している現場を視察しましたが、燃焼パワー×短時間を叶えてくれるのはACE焼却炉がベストだと感じました」

工場敷地の一角にACE焼却炉設置が完了して約3週間が経ち、現在は本格的な処理に向けて試験運転が行われています。「今はテスト期間で毎日300kgくらいの野菜ゴミを処理していますが、水分まで完全に燃焼してくれています。もう少ししたら、1日分の処理能力に達すると期待しています。イメージとしては1日8時間の稼働で500〜600kg燃やせればと思っています」と、坂口さん。

     

「また、現在は燃料として主にA重油を使用していますが、テストを重ねて廃油中心に使えるようになればコストもさらに抑えられます。ACE焼却炉は水分を含む廃油でも燃焼力が変わらないので、資源の再利用という意味でも大いに期待しています」。

今後、ACE焼却炉に期待することを聞きました。
「弊社と同じように廃棄物処理問題に悩んでいらっしゃる同業者さんは多いと思います。廃棄物の処理代を少しでも安く抑えることができれば、競合他社との価格競争にも有利です。何より環境にやさしいということが企業のイメージアップにもつながるし、地球に対する負荷も抑えられます。みなさんにACE焼却炉をお勧めします」。

省スペースでコンパクトなのもACE焼却炉の魅力。操作も簡単なので、身の回りの安全さえ確保すればOK。

含水率が高いものほど威力を発揮する!
ACE1型小型超高温焼却炉の特長とは

ACE1型小型超高温焼却炉のポイントを改めてご紹介します。

ACE1型小型超高温焼却炉のポイント

(1) 含水率の高い使用済み紙おむつや汚泥、死亡獣害なども燃焼
(2) 燃焼温度は1000°C! 焼却炉内のどこで測定してもムラなく高温
(3) 燃料は廃油でもOKなクリーン設計
(4) 灰の量が少なくお手軽メンテナンス
(5) ダイオキシン類対策特別措置法による届出不要
  ※ACE0.5型小型高温焼却炉のみ。1型は届出が必要

「うちの焼却炉の性能を、ぜひその目でみてほしい!」と、焼却炉にも負けない熱量の朝田ケミカルの担当者。とても頼もしい相談役です。

「獣害の処理に困っていらっしゃる自治体も多いですが、ACE焼却炉は高温燃焼のため臭いや発煙などはほとんどありません。しかも冷凍したまま焼却ができると、導入を検討されている自治体から喜ばれています。紙おむつや災害ゴミなど、今後も増え続けるであろう産業廃棄物の問題を解決する焼却炉です。取り扱いもシンプルで、安全面に配慮してもらえたら特別な資格も必要ありません。実際の廃棄物を持ち込んでの試験運転はいつでもお受けしますので、まずはお気軽にお問い合わせください」と、朝田ケミカル担当者。

■お問い合わせ■
朝田ケミカル株式会社
住所:東京都千代田区丸の内3丁目4番1号 新国際ビル
電話:0120-097-077

取材協力:株式会社光正(天水工場:熊本県玉名市天水町部田見2102-2)

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