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連作障害対策で土壌改良するおすすめの方法は?メリットやおすすめの有機肥料を紹介

連作障害対策で土壌改良するおすすめの方法は?メリットやおすすめの有機肥料を紹介

同じ土地で作物を繰り返し栽培することで起こる連作障害は、収穫量の減少や品質の低下を引き起こし、農家にとって大きな問題となっています。そんな連作障害の対策として効果的とされる『土壌改良』に焦点をおき、おすすめの対策方法や有機肥料を紹介いたします。連作障害で苦慮する農家の皆さんに役立つ内容になっていますので、ぜひ最後までご覧ください。

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連作障害が起きる原因は?

土

連作障害が発生する主な原因として、大きく「栄養の問題」 「土壌の問題」 「病気や害虫の問題」の3つが挙げられます。
それぞれの要因がどのように連作障害を引き起こすのか、具体的に解説していきましょう。

栄養の問題

まず連作障害の原因として考えられるのが、栄養の問題です。

同じ作物を繰り返し栽培することで、特定の栄養素が土壌から無くなってしまい、生長の鈍化、品質の低下、根張りが悪くなるといった悪影響を引き起こします。

土壌中の栄養管理を適切に行いバランスを保つことが、連作障害対策では欠かせません。

土壌の問題

土壌の問題も連作障害に大きく関係しています。主に、土壌の酸度や塩分濃度、有機物の含有量が原因として挙げられます。同じ作物を続けて植えることで、土壌のpHが変化したり、塩分が蓄積するなど、生育を妨げる原因となるのです。

また、繰り返し耕作することで、土壌の通気性や保水性が低下する可能性も出てきます。そのため、土壌の健康を維持することも、連作障害を防ぐ上で非常に重要です。

病気や害虫の問題

病気や害虫に関する問題も、連作障害の原因の1つです。病原菌や害虫が土壌中に増殖することで、作物が被害に遭いやすくなります。

土壌中にいる特定の病原体が次々と同じ作物を攻撃することで、病気の発生率が高まり、作物の生育や収量に悪影響を与えてしまうことも。

害虫の場合も、特定の作物が害虫の餌となり続けることで、害虫の個体数が増加し、被害が拡大する可能性が出てくるでしょう。

病害虫の防除を徹底し、作物の健康を守ることも、連作障害を防ぐ上で重要です。

連作障害を土壌改良で対策するメリットは?

畑の土の写真

土壌の健康を長期的に維持できる

連作障害の対策として土壌改良をすることの最大のメリットは、土壌の健康を長期的に維持できることにあります。

例えば、連作障害対策として知られる『輪作』はある程度の効果をもたらしますが、それだけでは土壌の構造や有機物の減少といった根本的な原因を解消することはできません。

一方、土壌改良では有機物の追加により土壌構造を改善し、長期的に土壌の水保持能力や通気性を向上させます。また、適切な土壌改良材を使用することで、土壌のpHを調整し、必要な微量栄養素を補給することも可能です。

これらの改善によって、作物の根系がより健康に成長し、病害に対する抵抗力が高まります。

土壌改良は特定の土壌病害の発生を抑制できる

土壌病害は、菌やカビといった植物に悪影響を与える微生物が土壌内で過度に増殖することによって発生します。

対策として、特定の有機質材料を土に加え土壌改良をすることで、病原体の増殖を抑え土壌病害の発生を抑えることも可能です。

この方法は、自然界の微生物を利用した生物的な方法のため、土壌に負荷をかけず健康に保つ最適な方法とされています。

土壌改良は環境にも優しい

また、土壌改良による連作障害対策は環境にも優しい方法です。

化学肥料や農薬の使用量を削減できるため、土壌そのものへの負荷を減らし、結果的に環境負荷の低減につながります。

そして、健康的な土壌は作物の品質を向上させ、農作物の消費者にも恩恵を与えるため、SDGsの観点からもメリットがあります。

連作障害対策で土壌改良するおすすめの方法4選

肥料を蒔く写真

緑肥を使用する

緑肥とは、植物を肥料として利用することで土壌に栄養を与え、土壌環境を改善する方法です。

緑肥は土壌に有機物を豊富に供給し、微生物の活動を促進させることからも土壌改良に非常に有効であるとされています。

豆科植物など、根に窒素を固定する植物が特に効果的とされています。これらの植物を育ててから地中に混ぜ込むことで、土壌の肥沃度を高め、連作障害のリスクを低減してくれます。

土壌消毒を行う

土壌消毒は、土壌内の病原菌や害虫を減少させる方法です。
有名なものには、太陽熱土壌消毒(ソーラライゼーション)や有機酸を用いた消毒方法があります。

太陽熱土壌消毒は、透明なフィルムで覆い、太陽光で土壌を加熱し病原菌を死滅させる方法です。有機酸による消毒は、土壌に有機酸を添加して病原菌の活動を抑制してくれます。

これらの方法は化学薬品を使用しないため、環境にも優しく持続可能な土壌改良法と言われています。

土壌を深く耕す

土壌を深く耕すことで、土壌の通気性や排水性を改善。根の成長を促進し、植物の生育を活性化させる方法です。

また、深く耕すことにより、土壌内の栄養分が均等に分布され、病原菌の増殖を抑える効果も期待できます。特に重土の改良に有効であり、土壌の健康を維持するために定期的な深耕が推奨されています。

【おすすめ】有機肥料を活用する

手っ取り早く効果が期待できる土壌改良の方法は、有機肥料の活用です。

有機肥料を使用することで、主に4つの効果が期待できます。

有機肥料による4つの効果

「1. 排水性や保水性を向上」
「2. 病原菌の増殖を抑制」
「3. 植物が必要な栄養素の供給」
「4. 土壌のpHを適切な範囲に保つ」

また、有機肥料は緩効性であるため、作物への栄養供給が安定し、持続可能な農業を実践する上で非常におすすめです。

おすすめの有機肥料は「こっこりん®」

こっこりん

連作障害対策を行う際に最もおすすめする土壌対策の方法は有機肥料の活用です。その中でも特におすすめしたいのが「こっこりん®」という有機肥料です。

こっこりん®は、農作物の成長をサポートし、土壌の質も改善してくれる優れもの。

なぜこっこりん®がそんなに支持されているのか、その特徴と、他製品との違いを解説していきます。

こっこりん®って?

こっこりん®は、有機JAS規格を取得した、天然由来成分100%の機能性肥料です。

1200度の高温で焼成されたこの肥料は、厳選された鶏糞を原材料とし、臭いがなく速効性があるため、有機栽培農家だけでなく、ガーデニングやベランダ菜園、室内の観葉植物にもおすすめです。

独特の製造法により、こっこりん®は植物の成長に必要なミネラルを豊富に含み、土壌や水を活性化してくれます。

製品ラインナップには球状タイプのこっこりん細粒ミクロンの3種類があり、それぞれの用途に合わせて使用が可能です。

また、こっこりん®は八ヶ岳中央農業実践大学校で研究資材としての他、教材としても使用されています。

朝田ケミカル株式会社

こっこりん

土壌改良に効果あり

こっこりん®のここが凄い!

こっこりん®は多くの農家さんに支持されています。その理由は、まず使用するタイミングや場所に制限があまりないことが挙げられます。

厳選された鶏糞を1200℃で焼成して作られたこっこりん®は、有機JAS 別表1にも適合した「無添加のミネラル肥料」です。そのため、使用する時期やタイミングだけでなく、作物品種や場所にも縛られない、安心して使用することができる有機肥料となっています。

また、こっこりん®を使用すると根張りが良くなり、センチュウ対策や青枯れ病にも効果が期待できます。病気発症後でも、根が生きていれば植物を元気に回復させ、収穫量を増やすことが可能という優れものです。

そして、こっこりん®を継続的に使用することで土壌が徐々に改善されていきます。こっこりん®の使用は、土壌対策を省力化し、連作障害に悩まない営農も実現します。

こっこりん®と他製品の違いは?

こっこりん®が他の有機肥料と大きく異なる点は、その万能性にあります。

土壌改良の際に使用される剤には、発根剤、微生物活性剤、ミネラル資材、殺菌剤など、それぞれ特定の効果を狙って開発されたものが多くありますが、これらの剤の効果はこっこりん®を使うだけでカバーすることができます。

例えばセンチュウ対策のために使用した場合では、その副効果として微生物の活性化や土壌の改善、作物のミネラル吸収の促進なども改善してくれるので、植物全体の生育をより活性化させてくれます。

そして、こっこりん®は天然ミネラル肥料としての特性を持っているので、長期間にわたって使用しても土壌バランスを崩すことなく、連作障害のリスクも減らすことができます。

他の資材が特定の問題に対する一時的な解決策となることが多い中で、こっこりん®は作物と土壌の健康を総合的にサポートしてくれる有機肥料です。

「こっこりん」特設ページはこちら

こっこりん®の効果的な使い方は?

こっこりん®の製品ラインナップには、球状のこっこりん®、細粒、ミクロンの3種類があり、即効性はミクロン>細粒>球状のこっこりん®の順に効果が表れます。

そのため、作物の育成状況や栽培時期に合わせて、3種類のこっこりん®を使い分けましょう。

土作りの際に使用する際は、まず圃場に堆肥や常用資材を混ぜて耕運した後、畝をつくります。その畝に沿って、10aあたり10kgのこっこりん®、またはこっこりん細粒を均等に撒き、軽くすき込んでから定植をしてください。

続く育苗期は、細粒とミクロンのこっこりん®の使用がおすすめです。
培土10kgに対して約30gの細粒を混ぜ合わせることで、苗床を準備できます。ミクロンを使用する場合は、5000〜7500倍の濃度の混濁液を7日〜14日おきに苗全体に行き渡るよう散布しましょう。

また、定植時には、ミクロンの5000倍液で苗を「ドブ漬け」にするか、定植後に苗にたっぷりと5000倍液をかけることで、活着が格段に速くなります。

こっこりん®を実際に導入された農家さんの感想は?

萎えたキュウリが10日で復活

試用した肥料が土壌と合わず、ネコブセンチュウによってキュウリが萎えてしまった群馬県の農家さま。

藁にも縋る思いでこっこりん®のサンプル品を使用すると「散布から10日後、ネコブセンチュウで萎れてしまったキュウリが、ピーンと青々としてきました。こんなに効果が出たのは、『こっこりん®』以外にありませんでした」。

以後10日ごとに「こっこりん®ミクロン」を潅水チューブまたは葉面散布すると、うどんこ病やべと病にも効果を感じたとのこと。

この対策で被害に遭ったキュウリも無事収穫に至り、大きな満足感を得られたと農家さまも嬉しそうに話します。

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連作障害の畑で15年ぶりにタマネギが結球

連作障害によって、15年間もの間結球できない試験圃場でタマネギの生育を検証していた研究者さま。

年の暮れに「こっこりん®」を使い定植すると、翌春3月にはタマネギが結球。効果を実感し、苗期に黄ばみと萎縮があったシシトウでも「こっこりん®ミクロン」での液肥試験を実施したところ、1週間毎日散布すると茎や葉の状態が改善し黄ばみが消え、生育が向上する結果となりました。

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水に浸かってしまっても『こっこりん』なら耐えられる

こっこりんを研究資材として活用している八ヶ岳中央農業実践大学校では、じゃがいも畑が雨により浸かってしまった際、「こっこりん」を入れた畝だけ収穫することができました。

こっこりんを蒔いた土壌は、常に「微生物の整理」が行われており、土壌の酸素量が少なくなっても腐りを招く嫌気性菌は減少します。対して、土壌の好気性菌は健在なうえに「こっこりん」が放出する酸素により根が腐らないのです。

そのため、圃場が水に浸かってしまっても「こっこりん」を使用すれば、作物の安全を守れる可能性があります。

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こっこりん®でよくある質問は?

Q. 農薬と混用できるのか?常用(化学)肥料と混用出来るのか?

農薬は分解されるため混用は出来ません。
化学肥料は殆どの場合は、問題なく使用することが可能です。

Q. アルカリ性が心配。使用しても影響はないのか?

県の試験場で水稲苗やトウモロコシでアルカリによる要素欠乏は起こらないことが確認されています。
5,000倍に希釈したミクロンでPH8程度、「こっこりん」を20㎏/反ていど散布しても土壌PHに殆ど影響はありません。
イチゴやブルーベリーなどのベリー類でもご利用いただけます。

Q. 病原菌を不活性化させるようだが、バチルス菌やEM菌などは大丈夫か?酵素(フルボ酸など)との混用は?酸性資材との混用は?

有用菌に関しては、バチルス菌、乳酸菌、酵母菌に関しては活性化が確認されています。
酵素も問題ないことが八ヶ岳中央農業実践大学校で確認されています。
ただし、酸性資材は機能をスポイルしてしまう可能性がありますのでご注意ください。

連作障害対策に『こっこりん®』を使ってみませんか?

連作障害は農作業において大きな問題ですが、土壌改良を行うことによって対策することができます。
特に有機肥料を用いた土壌改良がおすすめで、その中でも農家さんからの評判が高い「こっこりん®」を紹介してきました。
こっこりん®は万能で使いやすい有機肥料となっていますので、連作障害でお悩みの農家さんには一度お試ししてみてはいかがでしょうか。

朝田ケミカル株式会社

こっこりん

土壌改良に効果あり

制作協力

八ヶ岳中央農業実践大学校
農産園芸部長
奥 久司 先生

教官として卒業生を送り出す傍ら、研究者として企業等の開発品の実証試験やレポートに携わる。就農した卒業生から電話相談を受けることも多々。

問合せ先

朝田ケミカル株式会社
住所:東京都千代田区丸の内3丁目4番1号 新国際ビル
電話:0120-097-077

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