伝統野菜を後世に残していく一助に
同講座では、受講者が伝統野菜を後世に残すための基本的な知識を得て、その魅力を発見することで、販売や商品開発、地域特産品としてのPRや食育などの教育、栽多など、多方面で活用できるようカリキュラムを構成している。
伝統野菜アンバサダー養成講座は初級・中級・上級の3段階がある。その第一弾として、第1回初級講座が2024年11月23日(土)にオンラインで開催される。初級講座では伝統野菜の基本知識を学び、その魅力を発見できることを目標としている。受講後のテストとレポート課題により、その合否が判定される。
初級講座の受講料は38,500円(税込)で高校生以下には学割制度も設けられている。また、中級および上級講座は、それぞれ前段階の合格者を対象に2025年の開催を見込む。
種の保存が危ぶまれる一方で、地域特有の食材・食文化として注目が集まる日本の伝統野菜。アンバサダー認定事業により、広く消費者にその存在や魅力、調理方法が伝わることで、後世に残していく道筋を描く一助になるだろう。