名称の通り、エビのようなしま模様と湾曲した形が特徴。とろけるような舌触りとほくほくの食感が人気で、棒だらと炊き合わせる京都の伝統料理「いもぼう」などに使われる。
エビイモの栽培には、大量の水と水はけの良い土壌がいる。西板持地区は地表の約60センチ下にれき層や岩盤があって水はけが良く、1級河川から水を引き込むことができる。ただ生育途中に土の重みで負荷をかけて形を整える「土寄せ」と呼ばれる作業が数回必要で、重労働なこともあり農家は市内で約20軒にとどまる。収穫は12月上旬まで続く。
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畑の「エビ」収穫最盛期 サトイモ産地の大阪・富田林
ライター:共同通信社
サトイモの一種の高級食材「エビイモ」の収穫が、産地である大阪府富田林市西板持地区で最盛期を迎えている。