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農閑期にできるウンカ対策 移植・直播に使える種子処理剤『ルミスパンスFS』

農閑期にできるウンカ対策 移植・直播に使える種子処理剤『ルミスパンス<sup>™</sup>FS』

長崎県雲仙市は、美しい自然環境と四季の移ろいに恵まれ、養豚や農業が盛んな地域です。この地で養豚業を営む柿田ファームでは、10年前から飼料に自社で栽培した米を使用するなど、ブランド豚「雲仙あかね豚」の品質向上や経営の効率化に取り組んでいます。一方、飼料米栽培の現場ではウンカによる被害が深刻な課題に。その解決策として導入したのが『ルミスパンスFS』です。同剤を導入した決め手や成果についてお話を伺いました。

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雲仙で養豚と飼料米栽培を両立する柿田ファーム

「私たち柿田ファームでは、親豚620頭を飼育し、年間約1万4,000頭を出荷しています」と話すのは柿田ファームの下田和也さん。養豚場での飼育・交配の業務を主に行う一方、飼料米の生産にも従事しています。

柿田ファームでは輸入飼料の高騰から、10年前に飼料米の栽培に踏み切りました。現在では「みなちから」を栽培しています。収穫された米はすべて自社が飼育する豚の飼料に使われています。

「飼料米を輸入飼料に換えて生産しています。輸入飼料への依存を減らすことで、安定した養豚経営が可能になると考えてのことです。飼料は米の他にトウモロコシや大豆粕を組み合わせることで、栄養価の高い、食味に優れた豚肉を目指しています」

飼料米の栽培方法には、作業効率の向上を目指して直播栽培を採用しています。
「直播栽培は、広大な面積でも管理しやすく手間が省ける点が良いですよね。例えば育苗作業一つとっても、この面積で移植栽培を行うには約2,500箱の育苗箱が必要ですが、直播栽培だと一切要りません。忙しい養豚業と併せて作業をこなすためには理想的な方法です」と、メリットを話します。

5年前の深刻なウンカ被害

当時3haだった農地が現在では15haまで広がるなど、順調に飼料米栽培に取り組んできた柿田ファームですが、害虫対策には頭を悩ませていました。

「5年前、ウンカによる被害で一面真っ白に枯れた圃場を見たときは、絶望しました」と下田さん。収穫間近に坪枯れが広がり、収穫量は半減。多くの圃場では刈り取りもできないほどの被害に見舞われました。

ウンカは温暖で湿度の高い九州地方において特に増殖しやすく、短期間で広範囲に被害を広げるため、薬剤の適切な使用や圃場の定期的な監視、地域一体となった防除作業が求められるなど、生産者にとって大きな精神的負担をもたらしています。

ウンカの被害を受けた柿田ファームでも、地域の生産者と協力し、情報交換を重ねる中で、薬剤の見直しや防除作業の強化を図りました。

しかし、「いつ発生するか、どれくらい発生するかは事前にわからず、新たな被害への警戒を怠ることができない状況では安心して養豚経営ができません。もっと抜本的な対策が必要だと感じていました」と下田さんは振り返ります。

「圧倒的な安心感」と太鼓判。ルミスパンスFSの実力

ウンカ対策として2024年から導入したのが、コルテバ・アグリサイエンス日本株式会社が提供する「ルミスパンスFS」です。

ルミスパンスFSは、播種前に種子を処理することで発芽後の害虫リスクを軽減できる水稲種子処理用殺虫剤です。種子に直接処理することで植物が成長する初期段階から効果を発揮します。特に、ウンカなどの害虫に対して優れた防除効果を持ち、効果が最大90日間持続することで、農閑期に取り組めるウンカ対策として注目を集めています。

「直播栽培で使える種子処理剤としてはルミスパンスFSが唯一の選択肢でした。その効果に期待を込めて、今年は15haすべての圃場で導入しました」と下田さんは話します。

ルミスパンスFSの特長

  • 移植、直播の両方でウンカ防除に使用できる日本唯一(※)の種子処理剤
  • 防除効果は播種後90日程度。長期に渡ってウンカ対策が可能
  • 農閑期の好きなタイミングで薬剤処理を行うことができる(薬剤処理後6ヶ月保存可能)
    ※2024年12月現在

適用表

播種前のひと手間が安心につながる

播種の前、ルミスパンスFSを水に溶かし、コンクリートミキサーを使って均一に600kgの種子を処理しました。

「曇りの日でしたが、べたつくことなく、すぐに乾いてさらさらの状態になりました」と、下田さんは処理後の仕上がりの速さを評価します。乾燥後は播種機で圃場に撒き、トラクターで鎮圧しながら播種作業を効率的に進めました。

処理後の種もみ(左)と処理前の種もみ(右)

柿田ファームのウンカ対策の防除スケジュール

1回目:ルミスパンスFSでの種子処理(5月)
播種前に種子を処理することで、発芽後の害虫リスクを軽減します。
2回目:ヘリ防除(8月上旬)
ヘリコプターを使い、圃場全体に薬剤を散布して発生初期のウンカを抑えます。
3回目:ヘリ防除(8月下旬)
収穫前の圃場を最終的に保護し、ウンカの再発を防ぎます。

「防除作業の回数としては導入前に比べて一回増えましたが、作業はひと工程だけ。しかも3時間で終わるので負担もありませんでした。種もみの段階でウンカ対策ができるので安心感が増してよかったです。今年はウンカの被害がまったくありませんでした。これからもルミスパンスFSを使い続けていきます」と下田さんは話します。

今後について、離農する近隣の水田を引き受けながら飼料米の栽培面積をさらに拡大し、養豚場の規模も拡充したいと考えているという下田さん。

「若手スタッフの育成にも力を入れ、『日本一の養豚場』を目指していきます。農業は毎年新たな課題が発生しますが、地域の生産者と協力し、最新技術を取り入れながら持続可能な経営を追求していきたいですね」

取材協力

長崎県雲仙市 柿田ファーム
公式Instagram

お問い合わせ

コルテバ・アグリサイエンス日本株式会社
〒100-6110 東京都千代田区永田町2-11-1 山王パークタワー
ルミスパンスFSについてはこちら
マイナビ農業のコルテバ特設ページはこちら

TM コルテバ・アグリサイエンスならびにその関連会社商標

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