長期化しているコメや野菜など食品価格の上昇が、消費者心理を冷え込ませた可能性がある。前月に下方修正した基調判断は「足踏みがみられる」で据え置いた。
指数を構成する4項目のうち「暮らし向き」と「収入の増え方」、「耐久消費財の買い時判断」の3項目は、それぞれ0・2~0・3ポイント低下した。残る「雇用環境」は0・1ポイント上昇した。
1年後の物価見通しは「上昇する」との回答が93・3%だった。
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消費者心理指数、3カ月連続悪化 2月、食品価格上昇で冷え込みか

ライター:共同通信社

内閣府が4日発表した2月の消費動向調査によると、向こう半年間の消費者心理を示す消費者態度指数(2人以上世帯、季節調整値)が前月比0・2ポイント低下の35・0となり、3カ月連続で悪化した。
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