豚と働く人に寄り添う、徹底した衛生管理

徹底した衛生管理の中、安全・安心な養豚に取り組むルスツ羊蹄ファームの豚舎
留寿都の肥沃な大地と澄んだ空気、羊蹄山麓の雪どけ水で養豚業を営むルスツ羊蹄ファーム株式会社は、1986年に辻野ポーク有限会社として誕生しました。
2019年に現在の社名となったと同時に、 食の安全を絶対条件とすべく、
JGAP (認証2019年)とHACCP (認証2015年)の認証農場に。
また、これを機に生産から製造・加工、販売まで一気通貫で2011年から6次化を推進。
“「豚にやさしい」が、「人にやさしい」肉をつくる”をコンセプトに掲げ、革新的な取り組みで農場経営を行っています。
その最大の特徴が徹底した衛生管理です。
実は病気に弱い豚の健康のためには、病気を持ち込まないことが重要。
同社では豚舎を消毒することはもちろん、従業員や敷地内に入る車両も消毒をすることで病気の原因を遮断。
また、きれいな羊蹄山麓の水を飲料水として与え、
抗生物質など注射の投与を最低限にとどめることで母乳本来の抗体を活かした丈夫な豚を飼育しています。
ストレスを与えない豚舎環境で育った豚肉は自社ブランド「ルスツ羊蹄ぶた」として販売。
やわらかく、オレイン酸を豊富に含んだその豊かな味わいは、食通をも唸らせるブランド豚として、人気を呼んでいます。
「豚が病気になると、死んでしまったり、出荷できるサイズになるまでの期間が延びて、損失やコストが嵩むことになってしまいます。また、畜産や農業というと夜勤や早朝出勤、拘束時間が長いなどのイメージがありますが、病気のない農場というシステムを作ることで手間をかけずに効率よく働ける環境を構築しています。豚の健康にも人の働き方にも寄り添った農場経営を実現しているのが当社の強みです」
と、話すのは、事業本部長 兼 北海道ルポル執行役員管理部長の力石明(ちからいし・あきら)さんです。
ルスツ羊蹄ファームの勤務時間は6:30~16:30(休憩90分)まで。
豚が病気にかからないので、一日中治療にあたったり、昼夜問わず豚舎管理をしたりする必要はありません。
同社の徹底した衛生管理は、畜産業に対するネガティブなイメージ「きつい」「汚い」を払拭することにもつながっているのです。
「つくる」から「売る」 「食べる」まで、一気通貫を実践

自社ブランド「ルスツ羊蹄豚」のカツサンド
小麦が豊富な純植物性飼料を食べて育つ自社ブランドの「ルスツ羊蹄ぶた」は、愛情をたっぷり受けて育ちます。
この大切に育てた豚を生産から製造加工、販売までを一気通貫で行っているのがルスツ羊蹄ファームのもうひとつの特徴です。
ハムやソーセージなどに加工された「ルスツ羊蹄ぶた」は、道の駅に直営キッチンを設け、オリジナル商品として提供。
また、2023年1月完成した新球場「エスコンフィールドHOKKAIDO」にてカツサンドやカツカレーを提供する店舗もオープン。
6次産業化にも力を注いでいます。
多彩なキャリアパスを描くことができる

新球場「エスコンフィールドHOKKAIDO」の店舗
「生産部門、販売部門など、さまざまな事業がある当社は、一次産業を通していろいろなことにチャレンジできます。一気通貫のメリットは、消費者であるお客様の顔が見えること。当社の製品を購入した方からの声を商品に反映させることで常に進化し、喜ばれる商品を提供しています」(力石さん)
農場で飼育員として働きながら、販売や商品開発にも携わることができるルスツ羊蹄ファーム。
部署間の垣根はなく、意見が通りやすい環境のなかでのびのびと仕事ができるのは、同社が社員を大切にしている証と言えます。
「機械化やシステム化が進む当社は、畜産の経験や知識がゼロからでも挑戦できる環境が整っています。そのため、異業種からジョインする者が多く、世代としては20〜30代の若手が活躍しています。一次産業のなかでも畜産は休みがないイメージを抱く方も多いと思われますが、当社ではプライベートも大切にしてほしいという思いから、就労時間を一般企業と同じように設け、休暇など福利厚生もしっかり整備しています」(力石さん)
社宅完備!オフタイムはルスツの大自然を満喫

自然豊かな中に設備が整った社宅を完備
留寿都村は、道内屈指の規模を誇るリゾート施設「ルスツリゾート」があります。
スキー場をはじめ、遊園地、ゴルフ場、ホテルなど、1年を通してルスツを満喫できるため、国内外から観光客が訪れることで知られています。
しかし、リゾート地としては名高いルスツですが、移住するとなると賃貸物件が少ないのが難点。住環境に不安を感じる方もいるのでは?
ご安心ください。
社員のプライベートを重視する同社は、完全個室の社宅を完備。
物件も新しく、単身用、世帯用が用意されています。
もちろん、インターネット環境もバッチリ。
光回線を農場で使用するために工事をして開通させましたので、速度は100~400Mbpsを計測しております。
オンラインゲームや4K動画の視聴も快適です。
「休日は、冬はスキー、夏はキャンプなど、留寿都の自然を満喫できる環境です。また、札幌市と新千歳空港のどちらからも車で約70分の場所にあるのも魅力です。仕事(オンタイム)を頑張れるのは、プライベートが充実してこそ!と考える当社は、社宅の整備のほか、食事補助や社内イベントなどの福利厚生も整え、社員の働きやすさを重視しています」(力石さん)
ルスツ羊蹄ファームのインターンシップで学べること
ルスツ羊蹄ファームの養豚へのこだわりや、働き方をより深く知りたいなら、インターンシップへの参加がおすすめです。
豚の飼育管理や豚肉の販売、調理業務など、幅広い体験ができますよ。
「インターンシップでは、肥育農場での養豚作業を主に体験していただきます。その後、北広島にある「エスコンフィールドHOKKAIDO店」での販売や調理業務を体験するプログラムとなっています。養豚作業では豚の鳴き声やニオイなど、リアルな体験をしていただくことで、自分にできる仕事かを判断していただく流れになります。養豚は生き物を相手にする仕事です。お肉になるまでどれだけの人が携わり、衛生面で工夫をしているのかを知っていただくことがインターンシップの一番の目的。命をいただくことの大切さを学んでいただきたいと考えています」(力石さん)
7日間を基本とするプログラムは、短期や長期にも対応しています。
期間中は社宅に無料で宿泊ができ、昼食を提供。
朝食と夕食は近隣のスーパーまで送迎があるので、社宅のキッチンで調理ができます。
安心・安全なおいしさを届けることを使命とするルスツ羊蹄ファームの取り組みを体験できるインターンシップへの参加は、畜産の負のイメージを大きく覆し、大きな可能性を実感できるまたとないチャンスです。
留寿都の雄大な自然を感じながら、自分らしい生き方、働き方を見つけてみませんか?
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【お問い合わせ先】
ルスツ羊蹄ファーム株式会社
〒048-1731 北海道虻田郡留寿都村字留寿都200-148
電話番号:0136-46-3045