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【管理栄養士レシピ】野菜の甘さにほっとする。炒めタマネギのジャガイモポタージュ

いまむら ゆい

ライター:

【管理栄養士レシピ】野菜の甘さにほっとする。炒めタマネギのジャガイモポタージュ

野菜を愛する管理栄養士・いまむらゆいが、炒めタマネギとジャガイモを合わせて作る濃厚なポタージュを紹介します。タマネギをじっくり炒めるだけで、コンソメいらずで甘くてやさしい味のスープに。おいしさの秘訣は、“ちょっとの手間”と“野菜本来の味”。炒めはじめに塩をひと振りすることで、タマネギから水分が出て自然な甘みがぐっと引き出されます。冷凍保存することも可能なので、元気な日に作り置きしておき、忙しい日やちょっと疲れた日のもう一品にもおすすめ。野菜のスープでほっと一息ついてみませんか?

いまむら・ゆい
1995年生まれ。埼玉県出身。二児の母。女子栄養大学 栄養学部 実践栄養学科卒業後、青果物の専門商社でカット野菜工場の品質管理業務に従事。その後、地域密着型の青果店で野菜の仕入れ、配送、営業等に携わる。その傍ら、野菜の切り方教室を開催。結婚、出産を経て、野菜や農業に関わる企業のサポートやレシピ記事執筆を行っている。

炒めタマネギのジャガイモポタージュ

炒めタマネギのジャガイモポタージュ

材料(4人分)

  • タマネギ      2〜3個(550g程度)
  • ジャガイモ     1〜2個(150g程度)
  • 水         100ml
  • 牛乳(無調整豆乳) 200ml
  • 油         大さじ1
  • 塩         小さじ1
  • ナツメグ      少々
  • こしょう      少々
  • オリーブオイル、粗挽き黒胡椒      お好みで

牛乳の代わりに無調整豆乳でもおいしく作れます。こしょうは、白こしょうを使うとより色良く仕上がります。

作り方

①タマネギとジャガイモを切る

①タマネギとジャガイモを切る

タマネギは繊維を断つように薄切りにする。芯の部分も薄切りにして使います。ジャガイモは皮をむいていちょう切りにする。

②タマネギを炒める

②タマネギを炒める

鍋に油大さじ1を入れて中火にかけ、タマネギと塩ふたつまみ(分量外)を加える。ジューッと音が立ってきたら、弱火にして、甘い香りがするまでじっくり炒める。

③煮る

③煮る

ジャガイモと水100mlを加えてフタをし、柔らかくなるまで20分ほどじっくり煮る。

④ミキサーでなめらかにする

④ミキサーでなめらかにする

火から下ろし、ミキサーまたはブレンダーでなめらかにする。

⑤牛乳を加えて味を整える

⑤牛乳を加えて味を整える

牛乳200mlを加えて温め、塩小さじ1とナツメグ、こしょうで味を整える。器に盛り付け、お好みでオリーブオイルと黒胡椒をトッピングする。

ぐっとおいしくなる調理のコツ:炒めるときの「塩ひと振り」で甘みが変わる!

調理のコツ_ポタージュ俯瞰

タマネギを炒める時に塩をひと振りすると、水分が出て火の通りが良くなります。ぐっと甘みが増すだけではなく、焦げ付き防止にも役立ち、美しいホワイトポタージュができあがります。

じっくりと炒めることで、スープにコクと深みをプラスできます。ジャガイモのクリーミーさと合わさって、心まで温まる一杯になりますよ。ジャガイモは炒めると食感が固くなってしまうので、炒めず煮て、ほろほろと柔らかくすることもポイントです。

「最近、自分を労ってあげられてないな」。そんなときこそ、自分にやさしいスープを。野菜の力で、心も体もじんわり癒されますように。

おいしいタマネギの見分け方

タマネギ

タマネギは、ずっしりと重さを感じるものを選ぶのがポイントです。重いタマネギ 玉ねぎは水分がしっかり詰まっていて、みずみずしく甘みもたっぷり。特に生で食べるサラダや炒め物では、ジューシーさが料理のおいしさを左右します。軽くてスカスカしたものは、中が乾燥している場合もあるので、 。手に持った感覚を大事に選んでみてくださいね!

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