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【トラクターの買取】おすすめ業者7社を比較! 買取店の選び方・高く買い取ってもらうコツなど解説

【トラクターの買取】おすすめ業者7社を比較! 買取店の選び方・高く買い取ってもらうコツなど解説

農業の現場で長年活躍してきたトラクター。買い替えや離農をきっかけに手放す際、「どこに売れば一番高く売れるのか?」と悩む方も多いのではないでしょうか。この記事では、トラクターの買取方法やおすすめの買取業者、高く売るためのポイントなどを詳しくご紹介します。信頼できる買取店を見つけ、納得のいく価格で売却するためのヒントをまとめました。これから買取を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

トラクターを買取してもらう方法


<トラクターを買取してもらう方法>

専門の買取店に依頼する

もっともおすすめの方法が、農機具専門の買取店に依頼することです。農機具に詳しいスタッフが査定してくれるため、トラクターの状態や年式、メーカーごとの市場価値を正確に見極めてくれます。また、故障していても買取可能な場合も多く、出張査定・引き取りに対応している業者も多数あります。自宅にいながら手間なく売却できるのも大きな魅力です。価格交渉の必要がなく、スピーディーに現金化できる点も、買取店の強みといえるでしょう。

ネットオークションに出品する

ヤフオクなどのネットオークションを使ってトラクターを売る方法もあります。買い手が業者に限らず個人まで幅広く、高額で落札される可能性があるのが魅力です。特に人気メーカーや状態の良い機種は、予想以上の価格になることも。ただし、出品から落札、取引完了までをすべて自分で行う必要があるため、手間がかかります。配送やクレーム対応などのトラブルリスクもあるため、慣れていない方には注意が必要です。

フリマアプリを利用する

メルカリやラクマなどのフリマアプリを使って個人間で売買する方法もあります。スマホから簡単に出品できる手軽さが魅力で、写真と簡単な説明を載せるだけで全国のユーザーにアピールできます。ただし、大型のトラクターの場合、梱包や発送の手間が非常に大きくなります。また、取引中に購入者からキャンセルやクレームが入ることもあり、安定した取引を望むならややリスクがある方法です。

トラクターの買取店の選び方


<トラクターの買取店の選び方>

買取実績と信頼性をチェック

まず重視したいのが、その買取店がどれほどの実績と信頼性を持っているかです。農機具専門で長年営業している業者や、法人からの取引も多い業者であれば、取引の流れや査定基準がしっかりしており安心です。公式サイトでの実績公開や、口コミ・評判が良好かもチェックポイント。特に査定額の満足度や対応の丁寧さに関する声は、信頼できるかどうかを判断する目安になります。

専門知識のあるスタッフが在籍しているか

トラクターの価値を正確に見極めるには、専門知識が必要です。メーカーや型式、使用状況などによって査定額は大きく変わるため、農機具に詳しいスタッフが在籍している業者を選びましょう。公式サイトでスタッフ紹介をしているところや、問い合わせ時に丁寧な説明がある業者は好印象です。知識のない業者に任せると、不当に安い査定額になることもあるため注意が必要です。

出張査定・買取に対応しているか

トラクターは自分で持ち運ぶのが難しい大型機械のため、出張査定をしてくれる買取店を選ぶのが基本です。現地まで来てその場で査定・引き取りまで対応してくれる業者なら、手間もコストも抑えられます。また、遠方からでも出張買取してくれる全国対応の業者であれば、地域に関係なく高値での売却が期待できます。出張費用の有無や査定までのスピードも確認しておくと安心です。

手数料や輸送費の有無を確認

査定額が高くても、出張費や手数料がかかると、実際の受取金額が目減りすることがあります。査定料・出張料・輸送費の有無は事前に必ず確認しましょう。無料で対応してくれる業者も多いため、余計な費用を避けたい場合は完全無料査定・成約時以外は費用なしと明記している買取店がおすすめです。費用体系が明確な業者は、信頼性も高く安心して取引ができます。

書類手続きを代行してくれるか

トラクターの売却には、軽自動車税の関係でナンバー返納などの書類手続きが必要になることがあります。買取店がこれらの書類処理を代行してくれる場合、手間がかからず非常に便利です。とくに初めて農機具を売る方にとっては、手続きがわからず不安になることも多いため、代行サービスの有無は確認しておきたいポイントです。無料で代行してくれる業者なら、さらに安心です。

部品だけの買取にも対応しているか

トラクターが動かなくなった場合でも、エンジンやパーツが状態良好なら価値があります。こうしたパーツのみの買取にも対応している業者なら、廃棄せず有効活用できます。部品買取に積極的な業者は、整備や再販ルートを持っていることが多く、他店で断られた農機具も買い取ってもらえるケースがあります。古いトラクターでも部品査定をしてくれるか確認しましょう。

古い・故障したトラクターも査定してもらえるか

年式が古かったり、故障して動かないトラクターでも対応してくれる業者を選びましょう。海外への輸出ルートや修理設備を持つ業者なら、状態にかかわらず一定の価格で買い取ってくれます。動かなくても価値があると判断されるケースも多いため、あきらめずに一度相談してみるのがおすすめです。状態を問わず査定OKとしている業者は、柔軟な対応が期待できます。

トラクターのおすすめ買取店7選

買取店 ヒカカク! 農機具買取査定君 農機具高く売れるドットコム 農機具買取ドットコム 工具男子 農機具王 UMM(中古農機市場)
買取方法 出張 依頼する買取店による 出張 出張 出張 出張、店頭 仲介サイトの運営
主な取り扱い商品 トラクター、コンバイン、
田植え機、耕運機、
除雪機、その他
トラクター、コンバイン、
田植え機、耕運機、
除雪機、フォークリフトなど
トラクター、コンバイン、
田植え機、耕運機、
除雪機、フォークリフト
トラクター、コンバイン、
田植え機、耕運機、
除雪機、草刈機
トラクター、コンバイン、
田植え機、耕運機、その他
トラクター、コンバイン、
田植え機、耕運機、
除雪機、草刈機
トラクター、コンバイン、
田植え機、耕運機、
除雪機、フォークリフト
対応エリア 日本全国
※1
日本全国 日本全国
※1
日本全国
※1
関東・九州 北海道を除く
日本全国
日本全国
査定料・出張料 無料 依頼する買取店による 無料 無料 無料 無料 無料
※3

※1 北海道の一部地域および沖縄・離島は除く
※2 離島など一部の地域を除く
※3 年会費として55,000円が必要

ヒカカク!

運営会社 株式会社じげん
出張対応 全国対応
査定料 無料
手数料 無料
Webでの申し込み こちら

ヒカカク!は、複数の農機具買取業者に一括で査定依頼ができる比較サイトです。最大20社から見積もりを取り寄せることができるため、もっとも高く買い取ってくれる業者をスムーズに見つけられます。利用は完全無料。査定を依頼する際の入力も一度で済み、口コミや業者の評価も事前に確認できます。対応地域は全国で、トラクターのほかコンバインや耕運機なども対応しています。
<ヒカカク!のおすすめポイント>

  • 【一括査定機能】最大20社の査定結果を一度に比較できるため、最も高額で買い取ってくれる業者を簡単に見つけられます。
  • 【完全無料】査定申込や利用に一切の費用がかからないため、気軽に利用できます。
  • 【幅広い対応商品】コンバイン、トラクター、耕運機、田植え機など、多岐にわたる農機具を取り扱っており、一度に複数の商品を査定依頼できます。

『ヒカカク!』公式ページはこちら

農機具買取査定君

運営会社 シェアリングテクノロジー株式会社
出張対応 全国対応
査定料 無料
手数料 無料
Webでの申し込み こちら

農機具買取査定君は、最大5社から一括で査定結果を受け取れるサービスで、買取価格や対応の満足度において高い評価を得ています。全国対応かつ査定・出張料は無料。公式サイトに情報を入力するだけで、対応業者から順次査定額が届きます。複数業者の査定を比較することで、最も条件の良い業者を見つけやすく、初めての方にも使いやすいサービスです。

公式サイトはこちら

農機具高く売れるドットコム

運営会社 株式会社マーケットエンタープライズ
出張対応 全国対応
査定料 無料
手数料 無料
Webでの申し込み こちら

農機具高く売れるドットコムは、10年以上の買取実績を持つ専門業者で、全国対応・手数料無料が特徴です。公式サイトでは買取価格の目安も掲載されており、トラクターの買取相場を確認しやすいのもメリット。申し込みはWeb・電話どちらでも対応し、最短即日で査定可能です。コンバインや田植え機、草刈り機などの買取にも幅広く対応しています。

公式サイトはこちら

農機具買取ドットコム

運営会社 株式会社マーケットエンタープライズ
出張対応 全国対応
査定料 無料
手数料 無料
Webでの申し込み こちら

農機具買取ドットコムは、累計5,000台以上の農機具を扱ってきた実績豊富な買取サービスです。出張査定は全国対応で、査定料・手数料はすべて無料。加点方式での査定を採用しており、トラクターの良い点を積極的に評価してくれるのが特徴です。古い機種や壊れた農機具でも買取対象となる可能性があり、「他社で断られた」という方にもおすすめです。

公式サイトはこちら

工具男子

工具男子

運営会社 株式会社タナクロ
出張対応 関東・九州
査定料 無料
手数料 無料
Webでの申し込み こちら

工具男子は関東・九州地域を中心に展開する買取業者で、農機具や機械工具を専門に取り扱っています。整備知識のあるスタッフが査定を担当するため、動作や状態を正しく評価してもらえる点が魅力です。店頭・宅配・出張と柔軟な対応が可能で、スピーディーな現金化にも対応。地域が限定されているため対象エリアに住んでいる方に特におすすめです。

公式サイトはこちら

農機具王

運営会社 株式会社リンク
出張対応 全国対応
査定料 無料
手数料 無料
Webでの申し込み こちら

農機具王は、累計買取金額が50億円を超える全国展開の農機具買取専門店です。年間15,000件以上の買い取り実績を誇り、査定もスピーディー。即日現金対応が可能なため、急ぎで売りたい方にも最適です。LINEでの査定依頼にも対応しており、気軽に申し込みできます。古いトラクターや動かない機種でも買取実績があるため、幅広い層から選ばれています。

公式サイトはこちら

UMM(中古農機市場)

UMM

運営会社 株式会社UMM
(グループ企業:株式会社マーケットエンタープライズ)
出張対応 全国対応
査定料 無料
手数料 無料
年会費 農家会員:無料
業者会員:入会費33,000円/年会費55,000円
Webでの申し込み こちら

UMM(中古農機市場)は、実際の取引データをもとにした相場情報の提供が特徴的な買取プラットフォームです。農機具の状態やメーカーなどの情報を入力することで、複数業者から査定額を受け取れます。年間5,000台以上の買取実績があり、信頼性も十分。農機具の相場を確認したうえで納得のいく業者と取引できるため、慎重派にも向いているサービスです。

公式サイトはこちら

トラクターを高く買い取ってもらうコツは?


<トラクターを高く買い取ってもらうコツ>

農機具専門の買取店を選ぶ

冒頭でもお伝えしたように、トラクターを高く売るなら、農機具専門の買取店を選ぶのが基本です。車や不用品の買取店では農機具の評価が難しく、相場よりも安く見積もられてしまうことがあります。専門業者であれば、年式や使用時間、メーカー別の市場価値を熟知しており、状態を正しく評価してくれます。故障車や古いモデルにも対応してくれるケースが多く、総合的に高価買取が期待できます。

複数業者で相見積もりを取る

買取価格は業者によって数万円以上の差が出ることもあります。1社だけに依頼してしまうと適正価格がわからず、損をする可能性も。3社以上に査定を依頼し、提示額や対応の丁寧さを比較しましょう。時間が取れない場合は、一括査定サービスを活用するのもおすすめです。相見積もりを取ることで、最高値で買い取ってくれる業者を見つける確率が高まります。

需要が高まる時期に売却する

トラクターは比較的通年需要がありますが、春先の農作業開始前秋の収穫シーズン前などは需要が高まる傾向があります。こうしたタイミングは、業者も在庫を確保しようとするため、買取価格が上がりやすくなります。余裕があればこうした時期を狙って査定に出すことで、同じトラクターでも高値がつく可能性が高まります。

エンジンや駆動系のメンテナンスを行う

査定時に重要視されるのが、エンジンの始動性や動作の安定性です。事前にオイル交換やバッテリーの確認をしておきましょう。特にしばらく動かしていないトラクターは、査定前に必ずエンジンをかけ、異音や不具合がないか確認するのが大切です。また、整備記録やメンテナンス履歴があれば、それも一緒に提示すると信頼性が上がり、高評価につながります。

外観や車内を掃除して印象アップ

査定前にはトラクター全体を掃除し、できる限りキレイな状態で見せることが大切です。泥やホコリを落とし、車体の錆や劣化を目立たなくするだけでも、査定員の印象が良くなります。運転席のシートやメーター周辺など、細かい部分も丁寧に掃除しておきましょう。第一印象が良ければ、価格交渉もしやすくなります。

付属品や取扱説明書も揃える

トラクターの買取では、アタッチメントや取扱説明書、保証書などの付属品も評価対象になります。とくにアタッチメントがあると、実用性が高まるため査定額がアップしやすいです。倉庫などに保管してある付属品があれば、忘れずにまとめて査定に出しましょう。純正パーツが揃っているほど、業者側も再販しやすくなるため、好条件での取引が期待できます。

屋根付きの場所で保管しておく

査定時には保管環境もチェックされるため、できる限り屋根のある場所で保管しておくことが望ましいです。雨風や日差しにさらされると、サビや劣化が進行しやすく、見た目や内部の状態が悪くなる恐れがあります。コンクリートの上にビニールシートをかけるだけでも、簡易的な保護になります。良好な保管環境は、コンディション維持に直結するポイントです。

高価買取になりやすい人気農機具メーカーは?


<高価買取になりやすい人気農機具メーカー>

クボタ

クボタは国内農機具市場で圧倒的なシェアを誇る老舗メーカーで、トラクターやコンバイン、田植機など幅広い機種が流通しています。高い品質と耐久性から、中古市場でも安定した人気を持ち、高価買取が期待できます。特にGLシリーズやKLシリーズなどは、中古でも需要が高く、高額査定につながりやすいです。国内外問わずファンが多く、輸出向けとしても価値が評価されます。

ヤンマー

ヤンマーは、クボタに次ぐ国内第2位のシェアを持つ大手メーカーです。特にトラクターや耕運機は、優れた燃費性能と操作性の高さが評価され、農家からの信頼も厚いです。QTシリーズやMTe30などは中古市場でも人気があり、高値での買取事例が多数見られます。ロータリー式耕運機を日本で初めて開発した歴史もあり、ブランド力の高さが買取価格にも反映されています。

イセキ(井関農機)

イセキは、創業当初から農機具の製造を専門に行ってきた国内有数のメーカーです。特に田植機のさなえシリーズや、コンパクトで扱いやすいトラクターが人気で、狭小地での作業に強いことから需要があります。自動直進機能など先進的な機能を搭載したモデルも多く、性能重視の買い手から高い支持を得ています。中古でも十分な実用性があり、安定した買取価格が望めます。

三菱マヒンドラ農機

三菱マヒンドラ農機は、三菱ブランドの農機部門とマヒンドラ社の技術が融合したメーカーです。GAシリーズをはじめとしたトラクターは、操作性や作業効率の面で高く評価されており、国内外の需要が堅調です。特にユーザー目線に立った設計やコストパフォーマンスの良さから、幅広い層の農家に支持されています。中古市場でも流通量が安定しており、買取価格も比較的高水準です。

まとめ

トラクターを手放す際は、買取方法や業者選び、高く売るための工夫を知っておくことが大切です。専門の買取店に依頼し、複数社で査定を比較することで、より高値での売却が期待できます。清掃やメンテナンス、保管環境の工夫も買取価格に影響します。まずは、複数業者の査定額を一度に確認できる比較サービスを活用して、納得のいく取引を目指しましょう。

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