■いまむら・ゆいさんプロフィール
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1995年生まれ。埼玉県出身。二児の母。女子栄養大学 栄養学部 実践栄養学科卒業後、青果物の専門商社でカット野菜工場の品質管理業務に従事。その後、地域密着型の青果店で野菜の仕入れ、配送、営業等に携わる。その傍ら、野菜の切り方教室を開催。結婚、出産を経て、野菜や農業に関わる企業のサポートやレシピ記事執筆を行っている。 |
しっとり鶏ささみのニンジンの葉ピカタ
材料(2人分)
- ニンジンの葉 40g(茎を除く)
- 鶏ささみ 6本(300g)
- 塩(鶏ささみの下ごしらえ用) 小さじ1/4
- こしょう 適量
- 酒 大さじ1
- 卵 1個
- 粉チーズ 大さじ1
- 塩(卵液用) 小さじ1/4
- 片栗粉 大さじ1
- 油 大さじ1
作り方
①ニンジンの葉を加熱する
ニンジンの葉は洗って茎を取り除き、しっかりと水気を拭き取る。40gの葉を皿の上で平らにならし、電子レンジ(600w)で3分加熱する。
②ニンジンの葉を乾かしてすり潰す
5〜10分ほど置いて粗熱が取れたら、手ですり潰すようにして細かくする。
③鶏ささみの下ごしらえをする
鶏ささみ6本は筋を取り、削ぎ切りで大きめの一口大にする。塩小さじ1/4とこしょう適量を振って揉み込む。さらに、酒大さじ1を加えて、水気がなくなるまでしっかりと揉み込み、10分ほど置いておく。
④卵液を作る
ボウルに卵1個、粉チーズ大さじ1、②のニンジンの葉、塩小さじ1/4を入れてよく混ぜる。
⑤肉に衣をまぶして焼く
鶏ささみに片栗粉大さじ1をまぶし、④の卵液にくぐらせる。
⑥フライパンで焼く
フライパンを中火で熱し、温まったら油をひき、弱めの中火で両面をじっくり焼く。卵が固まり、ふんわりと焼き色が付けば出来上がり!
ぐっとおいしくなる調理のコツ:鶏ささみは「そぎ切り+揉み込み」でしっとり!
鶏ささみはパサつきがち…というお悩みは、切り方と下味の付け方で解消!そぎ切りにすることで繊維が断たれ、食感が良くなります。さらに塩とこしょうを振って、酒が鶏ささみになじむまでしっかりと揉み込むことで、しっとり柔らかくジューシーな仕上がりに。丁寧な下ごしらえで、おいしさもグンとアップしますよ。
レシピに合うおいしいニンジン葉の見分け方
葉つきニンジンを選ぶときは、葉がピンと元気なものがおすすめ。葉の色が鮮やかな緑でしおれていないものが新鮮な証拠です。
すぐに使わない場合は、葉と根(オレンジ色の部分)を分けて保存しておきましょう。葉は電子レンジで加熱してドライにしておけば、好きなときにサッと使えて便利です。パスタソースに加えたり、料理の彩りに使ったりと、使い勝手も抜群ですよ。ニンジンの葉のさわやかな香りが料理にプラスされるので、ぜひそのおいしさも楽しんでみてくださいね!
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