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取りこぼしたノビエにこの一手! コシヒカリ産地が認めた除草剤『トドメ』の力

取りこぼしたノビエにこの一手! コシヒカリ産地が認めた除草剤『トドメ』の力

雑草防除は米の品質と収量を左右する最も重要な管理のひとつです。特にノビエは、多くの農家が頭を悩ませる主要な雑草として知られています。そうした中、JAみなみ魚沼が特別栽培のガイドラインに基づいて『トドメ』シリーズ3剤を選定。除草の”最後の砦”として、いざという時の”レスキュー剤”として現場での信頼が高まっています。地域の先頭に立って除草体系を実践する大規模生産者に、雑草防除の基本とトドメ剤の評価を聞きました。

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ブランド支える大規模生産者、雑草管理が最重要課題

新潟県・魚沼産コシヒカリといえば、日本を代表するブランド米です。その中でも、南魚沼市と湯沢町で生産される「南魚沼産コシヒカリ」は、日本穀物検定協会の食味ランキングで最高評価「特A」を最多受賞するなど、おいしさへの信頼は揺るぎません。

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南魚沼産コシヒカリを含む「魚沼産コシヒカリ」は国内外で高い評価を受けており、取引価格もトップクラスです(提供:JAみなみ魚沼)

その評価の源は、恵まれた自然条件と生産者の高い技術力にあります。山々に囲まれた盆地特有の昼夜の寒暖差、そして八海山をはじめとする越後三山の雪解け水に含まれる豊富なミネラル。この地ならではの環境が、米づくりに理想的な条件をもたらしています。

南魚沼でコシヒカリを栽培する北村俊樹さんは、15年前に家業に本格的に就き、13年前に父から経営を継承しました。前職は建設機械オペレーターという経歴を持ち、その技術を農業にも応用しながら、作付面積を10haから18haへと拡大してきました。新潟県の指導農業士として新規就農者の育成にも力を注いでいます。

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水稲生産者の北村俊樹さん

「田植え後の管理で一番大事なのは、雑草防除です」と北村さんは強調します。この日は畦畔の草刈りを終えた直後。約80枚の田んぼを、農繁期に雇用している従業員と2人で刈払い機を使って1シーズンに5回除草するという作業量は、徹底した雑草管理への姿勢を物語っています。

本田では、雑草が育つ前の適期防除で発生を抑制。これにより薬剤の使用回数や成分数の最小化を図っています。「コシヒカリに雪解け水のミネラルを一滴でも多く与えたい」。その思いが地域の米の品質の根底を支えているのです。

取りこぼした雑草を逃さない、後期防除の切り札『トドメ』

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『トドメ』シリーズ

南魚沼では、ノビエとホタルイが移植後に多発し、残ることが課題となっています。北村さんが慣行栽培で実践する防除体系は、2段階が基本です。田植えと同時に初期剤を施用し、移植後7日~10日頃に稲の活着を確認して「一発剤」を投入します。
その後、中干しの際に田んぼの中に入り、もし雑草の取りこぼしがあれば、後期剤を追加投入します。
「水不足や漏水、地形によって水が溜まらなかった田んぼでは、初期剤や一発剤の効果が落ちる傾向があります。そういった場合は後期剤に頼らざるを得ません」と北村さんは説明します。

5年ほど前、そのような場面でノビエ5葉期まで適用のある『トドメMF1キロ粒剤』を試験的に使用したところ、想像以上の効果を実感。以後、必要に応じて使用する資材の一つとなりました。

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『トドメMF1キロ粒剤』の適用表

「ノビエの発生率は圃場全体の約1割程度とはいえ、翌年に種を残さないためにも、後期の対応は重要です」と北村さん。該当田んぼでは、トラックに積んだ動力散布機で畦畔から全面に散布し、省力化と精度を両立した防除を実施しています。

「管理する面積が増えるほど見落としのリスクも増します。特にこの辺りはスイカの産地でもあり複合経営している農家や兼業農家では、毎日田んぼを確認することが難しいので、ある程度稲が生育したタイミングを見計らって、ホタルイや広葉雑草の対策にもなる『トドメバスMF液剤』を使うといいと思います」と北村さん。『トドメ』シリーズは、まさに後期防除の切り札なのです。

広がる面積・変わる環境、規模拡大に頼れる存在

「気候変動で米づくりの適地が北上しつつあると言われていますが、南魚沼が今も高く評価されるのは、雪解け水の存在が大きいと思います。その水を稲にしっかり吸わせて、高品質なコシヒカリを安定して作るためには、雑草防除が欠かせません」と北村さんは改めて語ります。

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気温上昇の影響で、南魚沼でもカメムシなど害虫の発生が増加傾向にある中、防虫対策としても畦畔の草刈りは必須です。暑い中での草刈りや見回りは楽ではありませんが、南魚沼ブランドを守るには避けて通ることはできません。

一方で、ブランド産地である南魚沼も例外ではなく、生産者の高齢化が進んでいます。北村さんのもとには「管理を引き継いでほしい」という声が増え、規模拡大は選択というより必然となっています。

「受け皿になる意識はありますが、一人では限界があります。だからこそ、一人ひとりの農業者が無理なく規模を広げられる環境を整えていく必要があります。そのためにも、雑草防除を含めたリスクマネジメントの知識は、指導農業士の立場から新規就農者にしっかり伝えていかなければならないと思っています」と語ります。

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適期に予防的な雑草防除を行い、後期まで持ち越さない。北村さんの基本姿勢は、地域内でもよく知られています。だからこそ、必要になった時に使う『トドメ』シリーズは、信頼できる最終手段といえるのです。

ブランド産地が選んだ雑草防除の新定番『トドメ』シリーズ

地域ではコシヒカリのブランド価値を支える一環として、消費者のニーズに応え、特別栽培米の生産にも取り組んでいます。

JAみなみ魚沼では団体認証を取得し、特別栽培米のガイドラインに基づく雑草防除体系マニュアルに『トドメMF1キロ粒剤』『トドメMF乳剤』『トドメバスMF液剤』のシリーズ3剤を選定しました。2年間の試験期間を経て令和6年から正式採用されたものです。

選定の背景について、北村さんはこう話します。
「農薬の使用成分と散布回数が限られる中で、『トドメバスMF液剤』はノビエだけでなく多種類の雑草に対応できる。それに加えて、使い方さえ守れば薬害リスクが低く、誰が使っても失敗しにくい。その点が大きな評価ポイントになったのだと思います」

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『トドメバスMF液剤』の適用表

JAみなみ魚沼の営農指導員の方々は次のように評価しています。
「薬剤選定の際に最も重視したのは現場の生産者の声です。効果が期待できる剤として、現場からの信頼が高まっていました」。JA管内では中干しの時期に梅雨入りすることも多く、耐雨性が期待でき、天候が不安定な状況下でも使いやすい『トドメMF乳剤』の利用も広がりつつあるといいます。

さらに、各田んぼで発生する雑草の種類も多様化し、「ノビエが中心の田んぼもあれば、ホタルイや多年生雑草が優勢な場合もあります。発生する雑草に応じた有効成分を適切に選ぶことは、効果・コストの両面から重要と考えています」と補足します。

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JAみなみ魚沼のアグリセンター六日町の農業資材売り場の様子。取材時も『トドメ』シリーズを手に取る生産者が見られました

雑草防除の切り札として『トドメ』シリーズは、産地を支える新たなスタンダードとなっています。

取材協力

北村俊樹さん(南魚沼市)
JAみなみ魚沼

問い合わせ先

トドメMF普及会
[窓口]科研製薬株式会社
〒113-8650 東京都文京区本駒込二丁目28番8号
TEL:03-5977-5031(平日 9:00~17:30)

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