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【インターンシップ募集開始!】特別な甘さを持つ幻の桃・砂丘桃。次の100年を目指す、地域の守り人たちの挑戦にせまる。

【インターンシップ募集開始!】特別な甘さを持つ幻の桃・砂丘桃。次の100年を目指す、地域の守り人たちの挑戦にせまる。

新潟県刈羽村(かりわむら)でつくられる砂丘桃は、知る人ぞ知る「幻の桃」。店頭販売は1カ所のみ、ネットで販売すれば最高ランク1キロ8000円の桃も含め3時間ですべて完売してしまいます。生産者・生産量が少なく希少性が高いこの桃は、一般的な桃より糖度が高く、糖度20度に達するものもあります。
刈羽村の村内最大の圃場で、この砂丘桃の栽培を行うピーチビレッジファーム株式会社では、インターンシップを募集します。刈羽村の桃をめぐる歴史や風土をはじめ、桃栽培の現在や課題など、幻の桃に賭ける地域の守り人の姿をお伝えします。

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3時間で完売する刈羽村の幻の桃「砂丘桃」とは?

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砂丘地で育つ幻の桃。栽培する際の負担も大きい。

新潟県のほぼ中央に位置する村・刈羽村は柏崎市に隣接し、新潟市へは自動車で約1時間、新幹線を使えば東京まで2時間30分ほどの場所に位置しています。西部の砂丘地にはかつて防砂林の松林と砂丘畑が広がっていましたが、現在は耕作放棄地が山林原野化し、一見すると砂丘とは見分けが付かない状態となっています。刈羽村の砂丘桃(品種:白鳳、川中島白桃など)はこの砂丘地の斜面で栽培されています。

全国的にも珍しい砂丘での桃の栽培には、水はけの良さで根腐れを防ぎ、砂丘特有の寒暖差や砂地の照り返しで糖度が上がるというメリットがあります。
同時に、水はけの良さは肥料持ちの悪さや乾燥のしやすさに直結するデメリットもあり、栽培が難しく、着果数も通常の半分程度になります。美味しいけれどなかなか手に入らない「幻の桃」となる要因の一つです。

さらに、もう一つの要因として歴史的な背景が挙げられます。砂丘桃の起源は江戸時代の1852年、行商先で「砂丘は桃の栽培に適している」と聞いた行商兼業農家の塚田源太夫が、砂丘を開墾したことに始まります。大正時代には栽培農家は190戸、面積50haと隆盛を極め、その風景はまさに桃源郷。花見の時期には臨時の駅「桃林駅」が設けられ、茶屋や歌舞伎の舞台もあり多くの客でにぎわうほどでした。
しかし、第二次世界大戦時に食糧増産のため桃の木は伐採され、戦後は一時復興するものの、高度経済成長の時期から減少していきます。

現在、生産者は14戸。栽培面積は約6ha、年間生産量は10tほど。生産者平均年齢は70歳代後半。このままだと、無類の美味しさを誇る砂丘桃の生産者は5~10年で数戸になると考えられています。
170年以上の歴史を持ち、刈羽村のシンボルでもある砂丘桃が無くなってしまうかもしれない―。この危機を救うため、そして地域を守るため、砂丘桃のブランド化に挑んでいる企業がピーチビレッジファームです。

刈羽村について

「砂丘桃百年プロジェクト」で村の特産を100年先へつなぐ!

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ピーチビレッジファーム・代表取締役 飯田裕樹さん

ピーチビレッジファームは刈羽村から委託を受けて3.1haの桃の栽培(村全体の桃の栽培面積の約半分)を手がけるほか、新潟県ブランドイチゴの越後姫、大玉トマトなどの栽培も行っています。代表取締役の飯田裕樹さんは、建設業の現場監督に従事していたところ、当時同社の前身であるピーチビレッジ刈羽株式会社の会長を務めていたお父様から「砂丘桃の担い手になってほしい」と言われ、農業への挑戦を決断しました。

「話をもらって砂丘桃について調べたところ、これは早晩無くなってしまうのではないかと危機感を持ったんです。村の特産品で、歴史ある桃を絶やしてはならないと腹をくくりました」と飯田さんは語ります。

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少雨のため例年より小粒だが甘味がぎゅっと詰まっている砂丘桃

それから8年が経ち、農業のキャリアを積んだ飯田さんは現在「砂丘桃百年プロジェクト」に取り組んでいます。加工品の企画・販売など6次産業化をはじめ、砂丘桃の甘さの秘密を探る調査研究、小学生を対象にした桃の授業と栽培体験、クラウドファンディングによる桃畑の面積拡大など、積極的に活動しています。飯田さんには忘れられない思い出があります。

「東京にある新潟県のアンテナショップで砂丘桃を販売したとき、初日に買って帰られたお客さんが次の日も来店されて“こんなに美味しい桃を食べたことがない!”と言われたんです。うれしかったですね。美味しい砂丘桃を100年後の人たちにも食べてほしい。そして、その桃をひとりでも多くの人に届けたいと思いながら活動しています」(飯田さん)

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ピーチビレッジファーム・社員 遠藤京子さん

砂丘桃の栽培を担当する社員の遠藤京子さんは同社の前身であるピーチビレッジ刈羽株式会社でパート社員として農業の仕事をスタート。2021年に農業部門が分社化し、ピーチビレッジファームが設立されると同時に桃の担当になりました。桃の栽培について、遠藤さんはこう語ります。

「お世話をする桃の木は550本です。夏の収穫後のお礼肥(れいごえ)に始まり、秋の剪定、雪が降る前に枝を整える整枝・誘引、春の摘蕾、梅雨前の摘果・袋掛けなど、雪の季節以外は年間を通して作業します」と語る遠藤さん。

「砂丘地では木が太らないため、追肥の設計をしたり、藁を敷いて保湿したり、一本一本の木の状態を確かめながら育てていきます。それは生き物を育てる感覚に近いんです。失敗もするし気候次第で取り組みも変化します。まだいろいろな勉強をして、私自身も成長している最中です。それに、なんといっても桃がなったときの感動は、かけがえのないものなんですよ」(遠藤さん)

栽培の難しさと、その先にある大きな喜び。飯田さんも、遠藤さんも、多くの人に愛される砂丘桃の栽培に全力で取り組んでいます。

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【インターンシップご応募はこちら!】幻の桃・砂丘桃の栽培を体験してみませんか!

砂丘に立ち並ぶ逞しい桃の木々。その上には青い空があり、斜面には爽やかな風が吹いています。ピーチビレッジファームでは、将来の担い手の確保を視野に、幻の桃を育てるインターンシップ参加者を募集しています。

ご応募はこちら

全4回、各回5日間の日程で、半年以上の期間にわたり実施。農作業だけでなく、砂丘桃のプロモーションや6次産業化などマーケティングも体験可能です。さらに、砂丘桃の調査・研究、小学校向けの出前授業サポート、地元イベントへの出展など、地域との関わりを通じて刈羽村への理解も深められる就農体験となっています。桃畑で見つかるのは、人生の新しい可能性かもしれません。ぜひ体験してみてください!

チラシはこちら

カリキュラムはこちら

募集期間 令和8年1月9日~2月9日
研修内容 砂丘桃の栽培作業・技術をはじめ、砂丘桃のPR、
地元イベント開催準備・出展、6次産業化などを体験
スケジュール 全4回(令和8年度/各5日間)
第1回 4月14日(火)~18日(土)
第2回 6月3日(水)~7日(日)
第3回 8月8日(土)~12日(水)
第4回 10月8日(木)~12日(月)
※令和8年度受講者を対象に、令和9年度には本格的な就農に向けたインターンシップを実施予定です(全4回/各5日間)
応募条件 年齢制限なし、60歳以上歓迎
将来的に砂丘桃の生産者になることに興味がある方
※少しでも可能性があればOK、刈羽村に移住しなくてもOK
定員 1~3名(予定)
※応募多数の場合は、応募フォームに基づき書類審査(1次)を行います。
応募者全員に文書で結果を通知し、面接(2次)に進んでいただく方には詳細をお知らせします。
参加費 無料 ※交通費、宿泊費等参加に係る費用は参加者の自己負担となります

※インターンシップ時の宿泊に関してはピーチビレッジファーム株式会社にお問い合わせください。

飯田さん「あったかくて話しやすい人が多い村です。桃の栽培だけでなく、一緒に地域を盛り上げてくれる元気な人と出会いたいと思っています!」

遠藤さん「桃の栽培は、成長を実感するたびに次の課題が見えてくる毎日で、そんなところも“面白い!”です。ぜひ桃づくりを体験してみてください!」

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刈羽村からの伴走支援も。新たな「地域の守り人たち」を求む!

刈羽村も、様々な挑戦を続けるピーチビレッジファームを支援しています。飯田さんの提唱する「砂丘桃百年プロジェクト」の企画や調査・研究を刈羽村役場が伴走支援し、小学校など関係各所への調整を行っています。刈羽村が目指すのは、「生業として儲かる農業」です。ピーチビレッジファームが栽培する特産品の砂丘桃は、当初は赤字でしたが取り組みから約5年をかけて黒字化に成功。美味しさや希少性に見合った適正価格を定着させ、最も糖度が高い桃についてはキロ当たり8000円の価格でも即完売する逸品に育てました。

高い糖度を実現する仕組みの解明も含め、刈羽村の砂丘桃は、まだブランド化の途中です。その栽培の現場で、一緒にブランドを育ててゆく仲間を募集しています。まずはインターンシップで、現地の空気を肌で感じてみませんか。

江戸時代に砂丘を切り拓いた塚田源太夫からピーチビレッジファームまで、約170年続く砂丘桃の歴史を次の時代につないでゆく「地域の守り人たち」の登場を待ち望んでいます。

取材協力

ピーチビレッジファーム株式会社
新潟県刈羽郡刈羽村刈羽4278番地5
TEL:0257-45-3211
https://odecafe.tohoku-epco.co.jp/lF2Ndkn8nsRREYmv

〔砂丘桃の販売場所〕
刈羽村宿泊交流センターピーチビレッジ(ぴあパーク とうりんぼ内)

〔砂丘桃 販売サイト〕
ピーチビレッジオンライン

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