草刈り業者に依頼する費用相場・単価

草刈りを業者に依頼する際の料金は、施工面積ごと、または作業時間ごとに算出されるのが一般的です。施工面積と作業時間、それぞれの単価・費用相場は以下のとおりです。
| 算出方法 | 単価・費用相場 |
|---|---|
| 施工面積 | 150〜500円/㎡ |
| 作業時間 | 1,500〜3,000円/時間 |
例えば施工面積で計算する場合は、10坪(約33㎡)の単純計算で約5,000〜16,500円。作業時間で計算する場合は、3時間の作業で約4,500〜9,000円が目安となります。
料金体系は業者によって異なりますが、中でも多く採用されているのは施工面積に基づいた算出方法です。料金の透明性が高く、依頼者にとっても費用を把握しやすいのが特徴と言えるでしょう。
ただし上記の単価や費用相場は、現場状況や作業内容など、さまざまな要因によって変動します。具体的な費用は、実際に見積もりをするまでハッキリとは分からないため、あくまで一般的な目安としてお考えください。
以下からは、草刈り料金・見積もりの内訳や、費用が高くなる要因について詳しく見ていきましょう。
草刈り料金はどう決まる?見積もりの内訳
草刈りの料金・見積もりは、実際の作業費だけでなく「草の処分費」や「出張費」など、以下のような諸経費も合算した料金が提示されます。
- 作業費
- 草の処分費
- 出張・交通費
- 燃料費・替刃費
- 除草・防草対策費
この中で最も大きな割合を占める費用は、草刈り作業そのものに掛かる「作業費」です。施工面積や現場状況、作業に掛かる時間や人数などをもとに計算されます。次点で大きな割合を占めるのが、作業費の3割前後の金額が掛かる「草の処分費」です。
なお、必ずしも上記の内訳通りに発生するわけではなく、ご依頼・要望に応じて必要な費用のみが請求されます。また、料金体系や内訳の表記方法は業者によって異なるため、複数業者からの相見積もりをじっくり比較するようにしましょう。
草刈りの料金・見積もりが高くなる要因
草刈り料金は、同じ広さの土地でもさまざまな要因によって変動します。これは、現場の状況によって作業の難易度や危険性、必要な時間や労力が異なるためです。
草刈り料金が高くなる要因としては、例えば以下のような内容が挙げられます。
- 雑草の草丈・密度が高い
- 手作業での草むしりが必要
- 土地の形状が複雑・傾斜がきつい
- 石・ゴミなど障害物が散乱している
- 草の処分や追加作業を依頼している
特に作業の難易度や危険性が高い場合、繁忙期で予約が混雑している場合は割増料金になるのが一般的です。
料金が高くなる要因を知っておくことで、見積もりの妥当性を見極めやすくなるのはもちろん、事前に対策を取ってコストを大幅に削減することも可能。費用を安く抑えたい人はしっかり押さえておきましょう。
【面積別】坪ごとの草刈り料金シミュレーション

ここでは、一般的な費用相場をもとに、面積ごとの草刈り料金をシミュレーションします。
10〜300坪まで紹介していますので、自分の土地の草刈りにどの程度の費用が掛かるのか、より具体的な費用をイメージするためにご活用ください。
| 施工面積 | 料金相場 |
|---|---|
| 10坪(約33㎡) | 4,950〜16,500円 |
| 20坪(約66㎡) | 9,900〜33,000円 |
| 30坪(約100㎡) | 15,000〜50,000円 |
| 50坪(約165㎡) | 24,750〜82,500円 |
| 100坪(約330㎡) | 49,500〜165,000円 |
| 200坪(約660㎡) | 99,000〜330,000円 |
| 300坪(約990㎡) | 148,500〜495,000円 |
※1㎡あたり150〜500円の単純計算で算出
上記の料金は、あくまで草刈り業者の費用相場をもとに単純計算で算出した目安です。
実際には作業面積が広くなるほど1㎡あたりの単価は下がる傾向にあり、ご要望や現場状況、作業内容などさまざまな要因によっても価格は変動します。
そのため、必ずしもシミュレーション通りの価格で依頼できるわけではありません。より正確な費用を知るためにも、まずは専門業者による現地調査のもと、詳細な見積もりを取得しましょう。
草刈りの依頼費用を安く抑えるコツ4選

ここからは、草刈り業者への依頼費用を安く抑える具体的な方法を4つ紹介します。
- 雑草が伸びきる前に依頼する
- ゴミや障害物を事前に片付ける
- 刈り取った草の処分を自分で行う
- 防草シートなどで予防対策を施す
これらのポイントを押さえることで、数千円から1万円以上の節約に繋がる可能性もありますので、依頼する前にできることがないかチェックしてみてください。
雑草が伸びきる前に依頼する
草刈り料金を抑える最も基本的な方法は、雑草が伸びきる前に依頼することです。
多くの業者は雑草の草丈や密度に応じて料金を設定しており、草丈や密度が低いほど難易度も低くなり、作業時間も短縮できるため結果的に料金が安くなります。
具体的には、草丈が50cm未満のうちに依頼するのがおすすめです。雑草は夏場にかけて急速に成長するため、春先や梅雨入り前など、本格的に伸び始める前のタイミングで計画を立てるとコスパ良く依頼できます。
逆に、長期間放置して草丈が100cmを上回ってしまうと、作業の難易度がグッと上がり、料金も割高になる可能性が高いです。
業者によっては倍近い料金に設定されていることもあるので、依頼する業者の料金体系をよくリサーチし、雑草が伸びきる前の損しないタイミングで依頼するようにしましょう。
ゴミや障害物を事前に片付ける
草刈りの見積もりを依頼する前には、作業範囲にあるゴミや障害物を事前に片付けておきましょう。
敷地内に石や空き缶、木の枝などの障害物が散乱していると、業者はまず片付けから始める必要があります。その分の労力や作業時間が増え、見積もり料金に上乗せされる場合があるからです。
また、障害物の存在は作業効率を著しく低下させるだけでなく、草刈り機の刃を傷つけたり、飛ばされた障害物による損害などの二次被害に繋がる可能性も。
特に時間単価制の業者と契約している場合は、作業時間の短縮が直接的な費用の節約になります。作業をスムーズに進めてもらうためにも、自分で片付けられるものだけでも事前に撤去しておきましょう。
刈り取った草の処分を自分で行う
草刈り業者に刈り取った草の処分まで依頼すると、作業費の3割前後の処分費が掛かるのが一般的です。作業費が高いほど処分費も大きくなるため、刈り取った草の処分を自分で行うことは、費用を節約する手段として非常に有効です。
例えば、作業費10,000円の場合はおおよそ3,000円前後、作業費50,000円の場合は15,000円前後の処分費が必要となります。
なお、草の処分を自分で行う場合は、まずはお住まいの自治体のルールを確認しましょう。多くの自治体では可燃ゴミとして出せますが、袋が指定されていたり量に制限があったりと、細かいルールが決まっている場合もあるため事前確認が不可欠です。
ただし、大量の草を処分するのは想像以上の手間が掛かります。量が多いほど重労働になるため、処分する手間と処分費用を比較し、自分に合った方法を選びましょう。
防草シートなどで予防対策を施す
長期的な視点でコストを削減するなら、草刈りと併せて防草対策を施すのがおすすめです。
代表的な予防策としては、防草シートの設置が挙げられます。防草シートは、太陽光をシートで遮断し、雑草の光合成を妨げて成長を物理的に抑制するグッズです。
防草シートなどを用いた予防対策には初期費用が掛かりますが、一度施工すれば数年間に渡って雑草が生えにくい状態を維持できます。これにより、毎年草刈りを依頼する手間や費用が不要になり、トータルコストを大幅に削減できる可能性があるのです。
草刈りから防草対策まで一貫して依頼できる業者も多いため、長期的な視点で手間や費用を減らしたい場合は、見積もり時に相談してみると良いでしょう。
草刈り業者の見積もり時にチェックすべきポイント

草刈り業者を選ぶ際には、料金の安さだけで判断するのは危険です。作業の質が低かったり、後から高額な追加料金を請求されたりするトラブルを避けるためにも、契約前の段階でその業者が信頼できるかどうか慎重に見極めましょう。
草刈り業者の相談・見積もりの段階でチェックすべきポイントは以下のとおりです。
- 信頼性の根拠となる実績や口コミがあるか
- 適正かつ明朗な見積もりを提示しているか
- トラブルに備えた賠償保険に加入しているか
- スタッフの対応や受け答えが丁寧・誠実か
満足のいく草刈りを依頼するためには3〜4社以上の複数業者から見積もりを取り、費用や作業内容をはじめ、業者の実績や接客対応などまでじっくり比較することが大切です。
1社だけの見積もりで即決してしまうと、その業者の料金や見積もりが妥当かどうか客観的に判断できないため、費用を少しでも安く抑えたい人は必ず複数業者に見積もりを依頼しましょう。
なお、草刈り業者の選び方や具体的なおすすめ業者については、以下の関連記事で更に詳しく解説しています。気になる人は併せて参考にしてください。
相見積もりで自宅の草刈り料金を把握しよう
本記事では、草刈りの料金相場や見積もりの内訳、坪数別の費用シミュレーション、そして料金を安く抑えるコツなどについて詳しく解説しました。
草刈り料金は、土地の広さだけでなく、現場の状況や草丈・密度といったさまざまな要因で変動します。そのため、料金が決まる仕組みや相場をしっかり理解し、自宅のケースではどの程度の費用が掛かるのか把握することが後悔しない業者選びの第一歩となります。
また、草刈り業者を選ぶ際にもっとも重要なのは「信頼できる優良業者を選ぶこと」です。
必ず3〜4社以上の複数業者から相見積もりを取得し、サービス内容や価格、担当者の対応なども含めて総合的に判断しましょう。
なお、以下の記事ではおすすめ草刈り業者3社を紹介しています。選び方のポイントや各社の特徴・料金なども詳しく解説していますので、どの業者に依頼すれば良いか分からない人はぜひ参考にしてください。

















