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“稼げる農家”として踏み出す第二の人生。新規就農者をしっかりサポートし育て上げる邑楽館林の取り組み

“稼げる農家”として踏み出す第二の人生。新規就農者をしっかりサポートし育て上げる邑楽館林の取り組み

「農業を始めたいけれど、未経験でもだいじょうぶだろうか」「土地はどうやって探すのだろう」「就農後の収入が心配……」と農業に就きたい気持ちはあっても、分からないことや気になることがあって一歩を踏み出せないという方は意外と多いもの。そんな不安を解消して、しっかりと“稼げる農家”に育て上げる取り組みがあります。行っているのは群馬県の「邑楽館林施設園芸等担い手受入協議会」。きゅうりの生産量で日本トップクラスを誇る市町村で、あなたも“稼げる農家”を目指しませんか?

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「農業で稼ぎたいなら、邑楽館林でキュウリ農家」と自信を持って言える理由とは

群馬県館林市とその近隣の5町からなる邑楽館林地域では、2016年から新規就農支援に力を入れています。取り組みを行っているのは「邑楽館林施設園芸等担い手受入協議会」。JA邑楽館林と生産者団体、1市5町、群馬県、農林中央金庫が連携して作っている組織です。

若柳さん

農業に興味を持ち『やってみたい』と考える人は多くいます。でもなかなか就農につながらない。その理由は、『未経験でもできるだろうか』『ちゃんと稼げるだろうか』という不安や、『土地の探し方がわからない』『販路開拓が難しい』といったハードルの高さ。それらを解消し、就農してすぐに“稼げる農家”となるよう支援しているのが私たち協議会です。

そう話すJA邑楽館林の若柳雅大さんは、協議会発足の頃から就農支援を担ってきた人物。協議会が“稼げる農家”を生み出すために力を入れているのがキュウリ農家の育成、と話します。

「現在までに5名の新規就農者が誕生しましたが、4名がハウスで栽培を行うキュウリ農家です。群馬県は大消費地である都内まで車で1時間程度と、とても近いのが大きな特長。輸送コストが抑えられます。また、朝に収穫したキュウリが、夕方には都内のスーパーに並びます。『朝採れの新鮮なキュウリ』は消費者に選ばれやすいため、スーパーなどにも喜ばれ、販路も確立している。邑楽館林のキュウリなら新規就農者でもしっかりと稼げるのです」

栽培方法も稼げる理由、と若柳さん。邑楽館林のキュウリはほとんどがハウス栽培。そのため生産調整がしやすく、2月~6月に出荷される促成キュウリと、9月~11月まで出荷できる抑制キュウリの両方を育てる農家が多いのが特長。ほぼ通年で出荷でき、収入も確保できます。また旬の時期を外したキュウリは高値で販売でき、それもキュウリ農家が稼げる理由になっているとのこと。

この恵まれた環境があるからこそ、全国トップクラスのキュウリ生産量を誇る群馬県で、邑楽館林地域は最大の産地になっているのです。邑楽館林のキュウリ農家は約450戸で、年間出荷量は1.6万t。販売額は年間約50億円規模にもなるといいます。

若柳さん

部会もあり、交流も盛ん。新規の就農者を受け入れるあたたかい雰囲気があり、稼げるだけでなく安心して営農できますよ。新規就農に挑戦するなら、邑楽館林でのキュウリ農家は間違いがないと、自信を持って言えます。

経験ゼロからでも立派な農家として育成。万全のサポート体制

協議会では就農までどのようなサポートを行っているのでしょうか。
最大の特長は、2年間の先輩農家での研修です。農業未経験であっても、この研修期間でキュウリ栽培のノウハウや営農に必要な作業について学ぶことができます。

「まずは面接で目標などをお聞きします。例えば『環境制御装置を導入したい』『法人化して人を雇いたい』などです。その目標に近い営農スタイルの先輩農家を協議会が探し、受入を依頼します。その後、就農希望者と受入農家の候補の方とで話し合いの場を持ち、研修先を決定するという流れになります」

研修スタートまでに、協議会では住宅の紹介なども行います。2年間の研修中には、国から就農準備金として年間150万円が支給されますが、それに加えて協議会から家賃補助として月1万円が支給されるサポートもあります。

研修中には、JA主催のキュウリ栽培講習や、指導センターによるキュウリフレッシュマン講座などで、土作りなど一般的なキュウリ栽培の基礎知識を学ぶ機会もあります。
また、農閑期やまとまった休暇の時期などに副業を希望する場合は、JAからアルバイトの斡旋を受けることもできます。

研修に並行して、協議会が空きハウスを探して紹介します。希望があれば、地権者との賃料などの交渉や契約にも立ち会い、サポートを行います。そうして圃場が決まれば、独立後の具体的な営農計画を作成することに。そこでもJAが主となって計画のチェックや、必要な設備・機械のアドバイスを行います。最後に「青年等就農計画」を就農地の市町に申請すれば、晴れて就農。邑楽館林のキュウリ農家として独り立ちすることになります。

2年間の協議会のサポートと研修を受け、2025年から独立就農を果たした方とその受入農家の方にお話しをうかがいました。就農希望者と受入農家がどんな2年間を過ごしたのか、ご紹介します!

たくさんの学びと人との出逢いに恵まれた、あっという間の2年間

  

研修利用者
小宮瑠衣斗さん 29歳
2025年就農/圃場:ハウス1棟(約15a)

「自然を感じながら働ける農業っていいな」と大学は農学部に進学しました。卒業後は農業法人に就職しましたが、マネジメントの仕事が増え、自分で手を動かし作業をする方が向いていると感じて退職。その後、知人の畑をしばらく手伝っていました。独立して就農はしたいけれど、農業はほぼ未経験。実家は非農家。なので、いきなり挑戦するのは怖かったんです。知人の圃場で多様な栽培を経験させてもらい「どんな野菜ならちゃんと稼いで営農を続けられるか」と考えたり、将来のシミュレーションもできました。どの産地のどの野菜ならしっかり売上が得られるのかを調べる中で知ったのが、邑楽館林のキュウリ。協議会の研修制度があると知って、応募しました。

受け入れ先の秋山さんとは事前に面談もさせてもらい、話す中で「この人となら楽しく働きながら学べそうだ」と感じたのがお願いした理由です。研修では秋山さんのキュウリ栽培方法を細かく教えてもらえただけでなく、先輩農家さんにもたくさん会わせてもらい、様々な栽培の話を聞く機会を作ってもらえました。皆さんがしっかりキュウリで稼いでいるのも分かり、安心できましたね。その他にも、環境制御を導入した栽培方法なども試させてもらえました。必死で学び続けた2年でしたが、とても充実した楽しい時間でした。

栽培方法だけでなく、設備投資の大切さやお金の考え方など経営についても、秋山さんにしっかり教えてもらえました。お昼に一緒にラーメン屋巡りをして、いろんな話もしましたね。休みの過ごし方やプライベート、将来のことなど。たくさん相談もしました。人生の師匠に巡り逢えた、と感謝しています。

協議会のサポートもとてもありがたかった。各講習会では、栽培の基礎を学べましたし、住むところやアルバイトも紹介してもらえました。空きハウスを探してもらえ、こうして就農できたのも協議会のおかげです。15aと一人で作業がまかなえる規模でスタートでき、安心できました。若柳さんが研修中に何度も様子を見に訪問してくれただけでなく、研修後も各種申請や設備購入の相談や、助成金・補助金の紹介もしてくれています。とても助かっています。

研修では農家として独立するための知識や技術はもちろんですが、なによりたくさんの人に出逢えました。今後の財産になると感じています。秋山さんには「成功するには、人付き合いが大切」と教わりました。一人で頑張るのではなく、出逢えた邑楽館林の皆さんと一緒に、農業を続けて行きたいと思っています。

邑楽館林の新しい仲間のために、100%教え切りました

 

受け入れ農家
秋山晃司さん 41歳
就農歴:約20年/圃場:約30a

研修生を受け入れるのは初めてでしたが、責任を持って自分の経験や技術をイチから全部伝えたつもりです。また、たくさんの先輩キュウリ農家も訪問しました。私が教えられるのは、私のやり方。他の農家にはまた違った栽培法がある。いろいろ知って学んで、自分に合ったものを選んでほしかったんです。

協議会の若柳さんから、受け入れをお願いされて快諾したのは、自分のためになると考えたのも理由の1つ。「両親も高齢になり、そろそろ楽してもらいたい。そのために人を雇わねば」と考えていたところでした。これまで人を雇った経験がなく、指示の仕方などがわからなかった。研修生と過ごす中で自分も成長できると思ったのです。

それに加えて、別の栽培法を試したかったのも理由。普段は忙しくてなかなか挑戦ができません。小宮くんが来て手が増えたので、やっと挑むことができました。小宮くんに担当をお願いして、意見交換などしながら進められたのも良かったですね。

研修で伝えていたのは、「研修の間にたくさん失敗してほしい」ということ。そして「人付き合いを大切にしてほしい」ということ。そのために先輩農家にたくさん会いにいったのです。設備の購入の際や病害虫などで困ったときなど、まだ一人では解決できないこともある。これからは同じ農家として、相談したり切磋琢磨したりしながら、共に成長しましょう。そうして邑楽館林のキュウリ栽培を共に盛り上げたいですね。

日本トップクラスのキュウリの生産地。その未来は明るい可能性にあふれている

2025年4月、2年間の研修を終えた小宮さんは、キュウリ農家として就農を果たしました。栽培規模はハウス1棟、約15aです。

若柳さん

邑楽館林では10aあたりのキュウリの収量が平均22t。金額にすると700万円の売上になります。栽培がうまい農家さんなら収量30t、売上で1,000万円という方も。半分くらいが農家さんの利益として手元に残ります。小宮さんは15aのハウスなので、栽培が軌道に乗ればかなりの収入を得られるでしょう。

邑楽館林のブランドとしてJAに全量を納められます。作った分だけ確実に収入にでき、しっかり“稼げる農家”となるのです。小宮さんのこれからは明るい、と若柳さん。そして、農家になったら関わりは終わりではなく、今後もサポートは続くと若柳さんは話します。

「農家になってからが本番。今後は利益をどのように投資して営農をスムーズに続けるかなど、設備投資や経営についても栽培同様サポートしていくことになります。プロのキュウリ農家としてしっかりと成長できるよう、邑楽館林全体でサポートしていきます

邑楽館林のキュウリ農家は、平均年齢65歳ほど。年々、離農したり休耕する農家が増えているそうです。そういった農家のハウスを交渉して新規就農者に紹介しているのが協議会。小宮さんのハウスも、同じように離農された方から借りているものです。

「ポジティブに捉えれば、手放されたハウスの多くは直前までキュウリを栽培していたものが多い。設備も土も使えるもの。だから、すぐに営農が始められる。今後も世代交代は続くと思います。だからこそ、新規就農者にとってはすぐに“稼げる農家”となれるチャンスがあると言える。既存農家にとっては、そういったハウスを利用して、規模を拡大することもできます。協議会はそうやって明るい面を見て、可能性を信じ、邑楽館林のきゅうり栽培を盛り上げていきたいと考えています」

未経験からでも“稼げる農家”へ。そのためのサポートも環境も整っている邑楽館林のキュウリ栽培。農業に興味のある方は、挑戦してみてはいかがでしょうか。

お問い合わせ
邑楽館林施設園芸等担い手受入協議会 事務局
JA邑楽館林 営農指導課内
0276-73-4991 群馬県館林市赤生田町847

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