再生栽培(リボベジ)とは
リボベジとはスーパーで買った野菜や果物の根元の部分や葉っぱを使って再び育てる栽培方法です。リボベジのメリットは初心者でも始めやすいことや、植物の生命力を身近に感じることができる点です。根や葉っぱが出てくると毎日の観察が楽しくなりますし、観葉植物のようにインテリアとしても楽しめます。
ブロッコリーをリボベジする方法
栽培開始時期
10月から3月(真夏でなければ可)
用意するもの
- ブロッコリー
- お皿
- 野菜用培養土
- 植木鉢3号、10号(地植えする場合は3号のみでOK)
- 化成肥料(窒素:リン酸:カリウム=8:8:8)20~40グラム
- 防虫ネット(排水溝ネットでも可)
- アーチ支柱
手順
1. お皿に水を入れ、ブロッコリーの茎を浸けます。毎日水を交換し、切り口と容器をよく洗います。ぬめりが残っていると雑菌が繁殖し、腐ってしまうので注意。

2. 温かい時期だと60日、寒い時期だと90日くらいで切り口から根や葉っぱが出てきます。

3. 根がある程度伸びたら、3号鉢に野菜用培養土を入れ、茎ごと植え替えます


4.屋外で管理する場合は植え替えたら防虫ネット(または排水溝ネット)を被せます。

5. さらに1カ月経過し、1番成長している脇芽の葉っぱが5枚になったらもう一度植え替えます。植え替えは地植えにしてもいいですし、鉢で育てる場合は10号鉢に植え替えます。今回私は地植えにしました。


6. ブロッコリーはアブラナ科の野菜なので、アオムシの被害を受ける可能性が高いです。アーチ支柱を立て、その上に不織布や防虫ネットを被せて防ぎましょう。


7. しばらくするといろいろな場所から脇芽が出てくるので、栄養を集中させるために一番大きく育ったものだけ残して、残りは間引きします。



ちなみにブロッコリーの脇芽は挿し木もできるので、そのまま土に植えると育てることもできます。

間引きした脇芽を挿し木にして育てている様子
8. 植え付けてから2週間後に化成肥料10~20グラムを与えて追肥します。10号鉢で育てる場合も同様ですが、その際は肥料を鉢の縁まわりに与えるようにします。


9. さらに1カ月くらい経つ頃には成長点に花芽が出てきます。これがブロッコリーです。花芽が出たら2回目の追肥をします。追肥は1回目と同様に化成肥料を10~20グラム与えます。


10. 中心のブロッコリーが幅10~15センチになったら収穫します。日数の目安は花芽が出てから大体10日~2週間後くらいです。私は切り口から根や葉が出るまで90日程度かかったので、そこから苗を植えてのべ194日で収穫出来ました。


上手に育てるための注意点
栽培を始める時期が重要
7~9月の真夏の暑さだと根や葉っぱが出る前に腐ってしまう可能性が高いので、11~3月頃に始めるのがおすすめです。
なお、10~11月開始の場合は腐りにくいものの、根が出るまで時間がかかります。また、2~3月開始の場合は苗が小さいうちに花芽がついたり、つぼみが早く開いたりすることがあるので注意しましょう。
暖かくなってきたらつぼみをよく観察しよう
収穫が4月以降の暖かい時期になると、つぼみ(ブロッコリーはつぼみです)から開花までの日数が早くなります。もしつぼみが開いて黄色い花が少し見えてきたら大きくなるのを待たずに早めに収穫することをおすすめします。
食べてみた感想
採れたてはみずみずしいので、茹で時間を少なめにして食べるとよりおいしかったです。
茎の食感もとてもいいので、ぜひとれたてを味わってみてください。

まとめ
ブロッコリーのリボベジは切り口から根や葉っぱが出てくるまで時間はかかりますが、出てきたときの驚きと感動は格別です。ブロッコリーのリボベジを通して、ぜひ植物の生命力のすばらしさを体感してみてくださいね。
「YouTubeでわかる! スーパーで買った野菜・果物で家庭菜園」(マイナビ出版)




















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