作業効率を低下させる雑草被害
害虫被害も加わって雑草対策が不可欠に
佐賀県佐賀市に広がる佐賀平野。専業農家となって14年目になる吉武司さんは、23ヘクタールの圃場で、大豆、米、麦、ブロッコリー、焼酎用の甘藷などを栽培しています。栽培の中心となるのが16ヘクタールを占める大豆です。夏の暑さがまだまだ続く9月、大豆(フクユタカ)が青々と繁り、実をつけ始めていました。
「このまま虫の被害もなくスムーズにいけば、11月末には収穫予定です。それでも、収穫までは気が抜けません」。

膨らんできた大豆
繁忙期以外はほぼ1人で作業を行なう吉武さん。ロボットトラクターなど最新の大型機械の導入による省力化に力を入れています。作業を効率的に進める上で最大の支障となるのが、アサガオ類やホオズキ、アレチウリなどの雑草です。
「伸びたアサガオの蔓が収穫機に巻き付くと、その度に作業を中断して引っ張り出さないといけない。機械が壊れてメンテナンスが必要になることもあります。もともと圃場の条件的に雑草が広がりやすく、完璧な防除まで手が回らない状況です」。

吉武 司さん
これらの雑草は生育スピードが速く、全長1メートルを超すことも。大豆に覆いかぶさるようになれば、生育を阻害し、減収を招きかねません。また、せっかく収穫した大豆に刈り取った雑草の汁がついたり、雑草の種が混入することで商品価値の低下にもつながります。
「大豆の出芽前に土壌処理型除草剤をまいて、その後、中耕・培土によって発芽した雑草を防除するのですが、根元のギリギリのところに雑草が残ってしまうのが悩みでした。抵抗性雑草が出ることも考え、色々な除草剤を組み合わせて使ってみましたが、コストがかかり過ぎたり効果がいま一つだったりと、苦戦していました」。

大豆に混ざり、大きく葉を広げるアサガオ
さらに昨年(2024年)7月にはマメハンミョウが大量発生。大豆の枝と葉脈しか残らないほどの甚大な被害を受けたとのこと。それが落ち着いたと思ったら、今度はヨトウムシ、カメムシが発生し、収量が大幅に減少。収益を上げるには害虫対策も考えなければいけない中、雑草に時間を取られている場合ではなかったため、今年は何としてでも確実な雑草対策が求められました。
生育ステージに応じて3つの薬剤を併用
BASFおすすめの除草体系

BASFの推奨体系防除
薬剤を選ぶにあたっては、コストと効果のバランスを重視し、周囲の農家が使っていなくても積極的に使ってみるのが吉武さん流。県外などの実際に使った人の使用感などを参考に、インターネットを活用しながら探したそうです。
吉武さんの目に留まったのが、BASFの『モーティブ乳剤』『パワーガイザー液剤』でした。
「本州の大豆生産者のYouTubeで紹介されていて、実績がありそうなので、試しに使ってみてもいいかなと。例え、土壌処理で失敗してしまったとしても『パワーガイザー液剤』があれば何とかなりそうだと考え、チャレンジすることにしました」。
吉武さんは農協の指導員の話も参考にしながら、防除効果とコストの観点から、上記2剤をもともと使っていた『大豆バサグラン液剤』と組み合わせて使うことを考え、3剤を全面積分購入しました。
吉武さんが購入した剤の特長は以下の通り。次の章で使用方法と感想をご紹介します。
雑草をコスパよく抑える!『モーティブ®乳剤』

・幅広い雑草に安定した効果を示す土壌処理除草剤
・大豆のほか、たまねぎ・ばれいしょ及びとうもろこし/飼料用とうもろこしに登録あり
・異なる2つの有効成分のペンディメタリンとジメテナミドPを有しており、ペンディメタリンは「ゴーゴーサン乳剤」の有効成分で、一年生イネ科雑草及び広葉雑草に高い活性を示し、ジメテナミドPは「フィールドスター乳剤」の有効成分でイネ科雑草やカヤツリグサに高い活性を示す
生え始めの雑草対策につなぎの一手!『パワーガイザー®液剤』

・イミダゾリノン系の除草成分イマザモックスアンモニウム塩を有効成分とする豆類用除草剤
・あずき・いんげんまめ・だいず・えだまめに登録あり
・大豆が出芽したあとでも全面散布が可能
・一年生広葉雑草の発生始期から2葉期までの処理で高い除草効果を示す
仕上げに『大豆バサグラン®液剤』

・大豆2葉期から開花前に使用できる茎葉処理剤
・処理適期が長く、生育初期から6葉期まで使用できる
・アメリカセンダングサやタデ科・アブラナ科雑草など、広範囲の広葉雑草に高い効果を発揮する
体系防除で期待通りの効果を実感
次年度も継続利用に前向き
吉武さんはまず、大豆播種後の7月中旬に『モーティブ乳剤』を他剤と混合して散布。
「剤を散布できなかったところだけ雑草が残っていました。散布したところは薬剤が効いているということですね。効き目に満足しました」。

7月下旬の大豆出芽後には、『パワーガイザー液剤』を散布しました。
「『モーティブ乳剤』で押さえきれなかった雑草が生えてきた頃です。昼は暑すぎて大豆の葉が焼けてしまうので、朝と夕方に散布しました。朝露で剤が流れ落ちてしまうのではと心配していましたが、しっかり付着してくれたようで防除効果に影響はありませんでした」。
『パワーガイザー液剤』を使ってみて驚いたのが、アサガオへの抑制効果だったという吉武さん。
「後期に『大豆バサグラン液剤』を散布するまでもってくれるかなと不安はありましたが、アサガオがツル化せずに枯れていったので、抑制効果がしっかり確認できました」。

8月中旬には『大豆バサグラン液剤』を散布。これまでも使っていたという吉武さんは、「今年も朝と夕方に散布し、雑草を枯らすことができました」と安定した効果を実感したようです。
今年、BASFの3商品を実際に使ってみて、コストパフォーマンス的にも期待した通りの防除効果が得られたという吉武さん。
「今後30ヘクタールくらいまで経営規模を拡大する予定です。なるべく費用を抑えながら効率的に雑草対策に取り組む必要性はさらに高まっていくでしょう。今回使った剤の組み合わせが今のところベストなので、来年も同じ様に使っていきたいです」と期待を寄せます。

高齢により管理が難しくなった近隣の圃場を請け負っている吉武さん。地域からも期待を寄せられる存在です
コストと効果のどちらも重視するなら、
初中期の『モーティブ乳剤』×『パワーガイザー液剤』が最適
今回記事で紹介したBASFの体系防除の大きな特長は、初期に『モーティブ乳剤』、中期に『パワーガイザー液剤』をそれぞれ使用することで、雑草対策のコストを抑えながら、安定した高い防除効果を求められる点です。
「『パワーガイザー液剤』の存在が、防除の安心につながりました」と吉武さんは笑顔を見せます。
吉武さんのように、上記の2剤の後に、仕上げに『大豆バサグラン液剤』を散布することでより確かな防除効果を実現できます。

「雑草防除にかけるコストを減らしたい」「より効果的な防除体系を探している」という大豆生産者の方は、この機会に試してみてはいかがでしょうか?
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