有機栽培・自然栽培で目指すのは「体にすっと馴染むお茶」

月ヶ瀬健康茶園は、1984年に新たに開墾した茶畑で有機栽培に取り組み始め、先祖代々の茶園も段階的に農薬・化学肥料を使わない栽培へと切り替えてきました。
2001年には、茶園と自家荒茶工場で有機JASを取得。紅茶づくりにも取り組み、品種の定植も進めてきたといいます。
栽培の根底にあるのは、「お茶がお茶らしく育つこと」を第一に考える姿勢。
「おいしい水を飲むように、スッと体に馴染んでいくような、何杯でも飲みたくなるお茶を届けたい」そのために、茶樹が本来持つ力を引き出すことに心を砕いています。
月ヶ瀬は、自然が近く、季節の変化が仕事にそのまま表れる場所です。お茶づくりは、畑だけでは完結しません。気温、雨、風、日照、その年その日の「自然のリズム」を読み取りながら、手を入れすぎず、しかし必要なところにはきちんと手をかける。
月ヶ瀬健康茶園が大切にしているのは、言い換えれば、自然に合わせて働くということ。だからこそ、同じ作物でも「毎年同じ」にはならない面白さがあり、目の前の変化に気づける人ほど力を発揮しやすい現場だといいます。
栽培から企画販売まで。すべての工程が“つながっている”仕事

お茶は原材料が「茶葉ひとつ」の農産加工品です。だからこそ、畑の方針と、製茶・仕上げ・販売の考え方が分断されると、味や品質、伝わり方にもズレが出てしまう。
月ヶ瀬健康茶園では、以下の工程を一貫して自分たちで担うことを大切にしています。
投入資材の選定
茶園管理
製茶
製品在庫管理
仕上げ加工
商品企画・販売
この“つながり”があることで、現場の仕事は単なる作業になりにくい。たとえば、畑の判断が製茶の結果に表れ、さらにお客さまの声が次の栽培に返ってくる。
「消費者との距離が近い」ことは、同茶園で働く上での大きなやりがいの一つです。
「子どもの急な発熱でも、みんながフォローしてくれた」チームの温度感

従業員は8名。女性スタッフも多く、子育て中のスタッフも働いています。
現場で印象的なのは、同茶園が掲げる「チームワーク」や「仕事と生活の両立」が、言葉だけでなく、日々の空気として根づいている点です。
実際にスタッフからよく聞く“働きやすさ”のエピソードとして、こんな声があるといいます。
「子どもの急な発熱で休んだとき、みんなが快くフォローしてくれて助かった!」
「スタッフ同士で相談しやすい雰囲気がある!」
農業は天候や繁忙期の波があるからこそ、支え合いが現場の強さになります。月ヶ瀬健康茶園は、互いの状況を想像し、カバーし合える関係性を大切にしてきました。
活躍している月ヶ瀬健康茶園のスタッフには、未経験から農業を始めた人も多いそうです。
この茶園で身につく力を一言で表すなら、岩田さんは「観察力」だと言います。
茶園ごとに土や日当たり、樹の状態が違う。季節も年によって違う。だから「決められた正解をなぞる」のではなく、よく見て、よく考え、必要な手を入れる。
さらに、栽培だけでなく加工や商品企画・販売までつながっているため、“自分の仕事が味や評価にどう影響するか”を実感しながら成長できるのも特徴です。
有機栽培・自然栽培の技術を学びたい人にとっても、日々の積み重ねがそのまま力になっていく環境だと言えるでしょう。
茶園ごとの個性を表現するために。これからの展望

月ヶ瀬健康茶園が見据えるのは、単に生産量を追うことではありません。
それぞれ特徴の異なる茶園の茶葉を、栽培・加工の各工程でどう見極め、どう引き出せば「その茶園らしさ」をより表現できるのか。自然の産物としてのお茶を、茶園ごとに表現する技術を高めていきたいと考えています。
現在は、自然栽培・実生茶園の割合を増やす取り組みも進行中。日々の仕事の中に、未来につながるテーマが息づいています。
「有機栽培・自然栽培のお茶づくりに携わりたい」
「栽培から企画・販売まで、ストーリーのあるものづくりがしたい」
「一つ一つの業務に、コツコツ真摯に取り組みたい」
そんな方は、まずは同茶園の採用情報(募集内容)も含めて、公式サイトから確認してみてください。
月ヶ瀬健康茶園では、日々の取り組みを公式サイトで発信しています。「どんなお茶を、どんな考え方でつくっているのか」「現場の空気感はどうか」を、まずはのぞいてみるとイメージが湧きやすいはずです。
会社データ
企業名:月ヶ瀬健康茶園株式会社
所在地: 〒630-2302 奈良県奈良市月ヶ瀬尾山1965
電話番号: 0743-92-0739
公式サイト:https://www.tukicha.com/
問い合わせ:info@tukicha.com

















