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「農」を軸に、地域と未来を耕す。奈良県宇陀市・有限会社アグリが描く“稼げる農業”のかたち

「農」を軸に、地域と未来を耕す。奈良県宇陀市・有限会社アグリが描く“稼げる農業”のかたち

奈良県の東部、山々に囲まれた宇陀市菟田野(うたの)。四季の移ろいがはっきりと感じられるこの地域で、米づくりとブルーベリー栽培を軸に、農業の可能性を広げているのが有限会社アグリです。
同社が目指すのは、ただ作物を作って売るだけではない「農業を守り、地域を支え、次の世代につなぐ」ための仕組みづくり。栽培技術の工夫から観光農園、加工・販売まで、現場に根ざした挑戦を続けています。

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「日本の食が揺らがないように」創業の原点にある危機感と使命感

代表の松浦亨(まつうら・とおる)さんが抱いてきたのは、「稼げる農業の形を作ってみたい」という思いでした。
背景にあったのは、世界人口が増え続ける一方で、輸入に依存する日本の将来に対する危機感。国力が落ち、食料を海外に頼り続けることが難しくなったとき、国内の農業が弱っていては“食”そのものが成り立たなくなる。だからこそ「少しでも農業を守る働きをしたい」と考えたといいます。
平成9年の創業時、社名に「アグリ(農)」を掲げる企業は周囲にまだ多くなかったそうです。農業全般に関わりたいという意思表示であり、さらにご先祖さまに由来する名も重ねた社名には、土地と営みを受け継ぐ覚悟がにじみます。

宇陀市菟田野という土地が育む、米とブルーベリーの魅力

宇陀市は、奈良県の中でも自然の豊かさが色濃く残る地域の一つ。山あいの環境は、季節の変化が農に直結する土地でもあります。
アグリが主に手がけるのは、日々の食卓に欠かせない米、そして近年ニーズの高まりを感じるブルーベリー。この“主食”と“果実”の二本柱が、経営の安定だけでなく、地域の魅力発信にもつながっています。

とりわけブルーベリーでは、栽培に留まらず観光農園としての展開も進め、訪れる人が「この土地で採れて、この土地で味わう」体験を楽しめる場を作っています。

データを味方にする米づくり。センサーで“来年につながる”栽培へ

アグリが大切にしているのは、持続可能で安全・安心な作物づくり。その考え方は、現場の工夫にも表れています。

米づくりでは、収穫機に収穫量・食味に関するセンサーを取り付け、得られた情報を翌年の肥料設計や農薬計画に活用。
「経験と勘」に頼り切るのではなく、圃場ごとの状態を把握し、改善の材料を積み上げていく。そうした積み重ねが、品質の安定や作業の合理化につながっていきます。

さらに、取り組みとして掲げるのが減農薬。環境への配慮はもちろん、作り手としての責任を、現場の実装として形にしている点も印象的です。

「ブルーベリーを目的地にする」観光農園と加工で広がる6次産業化

ブルーベリー部門では、観光農園に加えて、ブルーベリーソフトや加工ジャムなどの販売も展開しています。
これは、栽培(一次産業)だけでなく、加工(二次)、販売・サービス(三次)までをつなぐ、いわゆる6次産業化の動きです。

生産者が自ら届け方を設計できれば、価格競争に巻き込まれにくくなり、地域のファンづくりにもつながる。
「作る」だけでは終わらせず、「どう食べてもらい、どう記憶に残すか」まで視野に入れることで、農業は“産地の物語”として力を持ち始めます。

農業を“できるだけ一般企業に近い体制”へ。イメージを変えるために

松浦さんが掲げるもう一つのテーマが、農業を「一般企業と同じような体制」に近づけていくことです。
それは、働き方や組織の整備だけを意味するのではありません。農業に残る「きつい・属人的・続けにくい」といったイメージを少しずつ塗り替え、仕事として持続する産業にしていくこと。これもまた、農業を守るための重要なピースだといいます。

強みは「農業を多角的に支える力—機械・修理・最新情報が現場に還元される

アグリの特徴として挙げられるのが、農業以外の事業も含めた“現場力”です。
同社は(株)クボタの代理店や自動車関連事業にも関わっており、機械の販売や修理にも対応できる体制があります。

これは単に便利というだけでなく、

生産現場の課題を「機械・作業・経営」の両面から捉えられる
最新の機械情報に触れやすく、導入判断がしやすい
トラブル時の復旧を含め、現場の継続性を高められる
といった形で、農業経営の安定に直結します。
「農家目線」と「企業目線」を行き来しながら、さまざまな角度から農業に関われることが、アグリならではの強みです。

荒れていく農地を守り、地域のブランドを育てる。目指すのは“共に儲かる農業”

今後、地域では離農や農地の荒廃が進む可能性があります。アグリが目指すのは、荒れていく農地を集約しながら規模を拡大し、地域の農業を守る受け皿になっていくこと。さらに、地域としてのブランド力を高め、農作物を「価値で選ばれるもの」にしていきたいと考えています。

また、気候変動を見据えた動きとして、今後は新しい作物への挑戦も視野に。さらには海外で作物を生産し、逆輸入する構想まで描いています。
変化を前提に、次の一手を探り続ける姿勢こそが、「続く農業」を形にしていく原動力なのかもしれません。

農業の未来に、できることを一つずつ。有限会社アグリのこれから

米とブルーベリーを軸に、データ活用や減農薬、観光農園・加工販売、そして地域連携へ。
有限会社アグリの取り組みは、「現場の工夫」と「産業としての仕組みづくり」が同時に走っている点に特色があります。

“農”を中心に据えながら、地域に必要とされる形へと進化していく。
その挑戦は、宇陀の風土とともに、これからも広がっていきそうです。

企業情報

■企業名
有限会社アグリ
■所在地
〒633-2225 奈良県宇陀市菟田野稲戸121
■電話番号
0745-84-4689
■HP
http://www.aguri-a2bn.com/

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