福島県伊達市

伊達市ってどんなところ?
福島県の北部に位置する伊達市は、2006年に近隣の5町が合併して誕生した市ですが、その歴史は古く、戦国武将・伊達氏発祥の地として有名です。東に阿武隈三景の霊山、西には吾妻連峰、北には宮城県境の山々が遠望できる福島盆地の中に位置し、阿武隈川に注ぐ中小河川や、豊かな森林などの環境に恵まれている自然豊かな都市。都心からのアクセスも良く、子育て世代を中心に人気を集めています。
伊達市の農業

名産のあんぽ柿や桃をはじめ、
夏秋きゅうりは全国1位の出荷量
(2017年作物統計調査/農水省調べ)を誇る伊達市。
高低差がある盆地特有の地形と肥沃な土壌が、
果実の濃厚な甘さと野菜サッパリとした食感を育んでいます。
このほか同市は、イチゴの作付け面積は県内1位、
農業産出額でも県内1位(2017年度)を誇る農業大国です。
新規就農者を支援する制度やサポート体制も充実しており、
農業を始めるにはもってこいの場所と言えます。
伊達市の特産物
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- 品種
- あかつき、川中島白桃、ゆうぞらなど
- 時期
- 収穫開始7月中旬、収穫ピーク8月中旬、収穫終了9月上旬
・食物繊維のペクチンを豊富に含んでいます。
・血行を良くし、腸の働きを助けます。 - 特徴
- 福島県の中央を流れる阿武隈川の流域が、「もも」の栽培地帯。豊かな自然と有機質中心の肥料、そして愛情が、大きくておいしいももを育てます。
さらに安全で安心なももを育てるために「性フェロモン」を使って、農薬(殺虫剤)の使用量を従来の半分に削減しました。(殺菌剤の削減は現在試験中)土壌管理は草生栽培です。 - 糖度保証
- 伊達のももは「おいしさの粒揃い」をキャッチフレーズに、光センサー選果機で選果をします。だから、甘さとおいしさは保証つき。
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- 品種
- アンコール10、パイロット2号、南極1号など
- 時期
- ・ハウス栽培
収穫開始4月上旬、収穫終了11月下旬
・露地栽培
収穫開始6月中旬、収穫ピーク8月中旬、収穫終了10月下旬 - 特徴
- きゅうりは露地栽培とハウス栽培を組み合わせて、4月から11月までの長期間、栽培されています。豊かな土壌とおいしい空気が作り出すきゅうりは、新鮮そのもの。きゅうり本来の旨味がギュッと詰まっています。
- 調理法
- サラダ、漬物、酢の物、もろきゅうなど
・水分とカリウムが多量に含まれ、利尿効果があります。
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- 品種
- とちおとめ、さちのかなど
- 時期
- とちおとめ
収穫開始:12月中旬、収穫ピーク3月中旬、収穫終了6月上旬
さちのか
収穫開始:12月上旬、収穫ピーク4月上旬、収穫終了6月上旬
・ビタミン類が豊富に含まれています
・特にビタミンCが豊富で、美肌効果バツグンです - 特徴
- いちごは12月のクリスマスシーズンから5月の連休過ぎまでの長い期間、栽培されています。寒い冬を暖かいハウスの中で過ごしたいちごは、とても甘くてちょっと酸っぱい、新鮮そのもの。
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- 品種
- 平核無柿、蜂屋柿など
- 時期
- 加工開始10月下旬
- 特徴
- あんぽ柿は全国に広く知れ渡る福島県の特産品。あんぽ柿は鮮やかなオレンジ色の果肉と、トロリと柔らかくゼリー状の中身が特徴です。美しい自然の中で天日に干されたあんぽ柿は冬の果実の代表選手です。 あんぽ柿の歴史は古く、江戸時代に福島県伊達郡梁川町の五十沢地区で製造、販売されたのが始まりです。あんぽ柿の名前の由来は「天干し柿」(あまぼしかき)が転じてあんぽ柿と呼ばれるようになったと言い伝えられています。 タンパク質、カルシウム、ビタミンAを含み、食物繊維が多く含まれる自然健康食品です。
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- 品種
- 巨峰・高尾など
- 時期
- 収穫開始9月上旬、収穫終了10月中旬
- 特徴
- ぶどうは大粒の「巨峰」と「高尾」が栽培されています。巨峰は食べやくておいしい種無しタイプと甘くておいしい種ありタイプの2種類。高尾は全部が種無しタイプでコクのある甘さとおいしさが特徴。2つの違ったおいしさが楽しめます。
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- 特徴
- 独特の香りと濃い緑色が特徴の春菊。冬の鍋には欠かせないお野菜です。夏場は露地、冬場はハウス栽培と一年中栽培されています。
- 調理法
- 鍋物、てんぷら、お浸しなど
・独特の香りが自律神経に作用して胃腸の働きを活発にし、咳や痰を静める効果があります
・ビタミンA、ビタミンB群、ビタミンC。カロチンを豊富に含み、ガン予防や肌荒れに効果的
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- 品種
- ワンダーグリーン、パワフルグリーンベルトなど
- 時期
- ・ハウス栽培
収穫開始10月上旬、収穫終了5月下旬
・露地栽培
収穫開始7月中旬、収穫終了9月下旬 - 特徴
- にらは、夏場は露地でも栽培されますが、ハウスを使って1年を通して栽培されています。食卓の名脇役「にら」は栄養豊富な健康食品です。
- 調理法
- 鍋物、味噌汁、ニラレバ、お浸しなど
・食物繊維が豊富で、胃腸の調子を整えます。
・ビタミン類を多く含み、精力増進や冷え性にも効果的です
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- 品種
- 王林、ふじなど
- 時期
- 収穫開始10月中旬、収穫ピーク11月中旬、収穫終了12月上旬
- 特徴
- りんごは東北地方で一番南の産地です。たくさんの太陽を浴びて愛情たっぷりに育てられたりんごは、10月半ばから収穫でき、着色にとらわれず、熟度が基本です。甘さも抜群です。
みらいのりんごは光センサー選果機を使って選果します。だから、甘さとおいしさは保証つき。ふじは、甘さの決め手であるたくさんの「蜜」が入っています。
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- 品種
- 姫みどり、ゆうさやなど
- 時期
- ・ハウス栽培
収穫開始3月下旬、収穫終了5月上旬
・露地栽培
収穫開始5月上旬、収穫終了6月中旬 - 特徴
- さやえんどうは淡い薄緑色をしたお野菜です。シャキシャキとした歯応えは、厳しい冬の終わりと暖かい春の訪れを感じさせてくれます。
- 調理法
- 煮物、胡麻和え、味噌汁、てんぷら、お浸しなど
・食物繊維が豊富で、便秘予防の効果があります
・ビタミン類を多く含み、美肌効果もあります
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- 品種
- 収穫時期7月下旬、収穫終了10月上旬
- 特徴
- ピーマンは栄養満点!艶と張りのある濃緑色はビタミンの宝庫。
- 特徴
- 炒め物、サラダ、肉詰めなど
・ビタミンCを多量に含み、熱に強く、短時間の加熱ではほとんど壊れないので夏バテや風の予防に効果があります
・ビタミンA、カロチン、ビタミンUなども多く含み、肌のトラブル、高血圧、動脈硬化、便秘などを防ぐ効果もあります
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- 品種
- いちず、鴨川グリーンなど
- 時期
- 収穫時期7月下旬、収穫ピーク8月下旬、収穫終了10月上旬
- 特徴
- いんげんは、真夏の暑い日差しを受けてすくすくと育ちます。露地で作られるいんげんには豊かな土壌と、清らかな水の恵みがたっぷりと詰まっています。
- 特徴
- 煮物、胡麻和え、味噌汁、てんぷら、お浸しなど
・食物繊維が豊富で、便秘予防の効果があります
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- 時期
- ・ハウス栽培
収穫開始2月下旬、収穫終了3月下旬
・露地栽培
収穫開始3月下旬、収穫終了4月下旬 - 特徴
- 花わさびをご存知ですか?馴染みの無い方も多いと思いますが、刺身などに使われているわさびを畑で栽培したものです。
厳しい冬を乗り越え、清涼な土壌と清らかな水で育った花と茎を食用とします。わさび特有の鼻に突き抜ける爽快な辛みと、シャキシャキとした歯ごたえが特徴です。お酒のおつまみにもぴったりです。 - 特徴
- ツーンと爽やかな辛さを引き出すためのポイントは「温度」と「時間」です。
〔1〕食べやすい大きさに切り揃えます。
〔2〕沸騰している熱湯に10〜15秒ほど入れます。
〔3〕ひとつかみ程度の塩で良く揉みます。
〔4〕密封できるビンなどに入れ冷蔵庫で一晩冷やします。
〔5〕小皿等に盛り付け醤油で味付けをしてお召し上がりください。
注意
・ゆで過ぎると苦味が出てきます。
・辛さが抜けてしまいますので3、4日で食べきってください。
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- 特徴
- しいたけは、原木を使って栽培する肉厚で新鮮なしいたけです。一年を通して栽培され、その豊かな香りと口の中で弾ける食感が特徴です。
- 調理法
- 鍋物、煮物、炒め物、茶碗蒸など
・低カロリーで高タンパクの健康食品。ダイエット食や糖尿病の治療食に最適
・血圧を下げる、動脈効果や脳卒中、ガンの予防効果や、骨や歯を丈夫にする成分など、いろいろな成分が含まれています
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- 品種
- 佐藤錦など
- 時期
- 収穫開始6月上旬、収穫終了6月中旬
- 特徴
- さくらんぼは太陽の光をたくさん浴びて真っ赤に育ちます。まさに「天使の宝石」と呼ぶのにふさわしい果実です。甘さの中にほんのりとした酸っぱさがお口の中に広がります。
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新規就農情報
R2 伊達市の新規就農者等支援事業一覧
制度名 | 支援対象 | 内容 | 主な要件等 |
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農地貸借料補助 | 認定新規就農者 又は 就農してから3年未満の認定農業者 |
賃借料合計1/2以内で年間上限5万円かつ10aあたり上限1万円を最長5年間補助 | 農地所有者が3親等以内の親族以外 賃借期間5年以上の者 |
農業機械・施設整備補助 | 認定新規就農者 | 農業用機械・施設の購入費用にかかる補助 3/10以内 上限50万円(本体価格が50万円(税抜)以上) |
本体価格が50万円(税抜)以上)の機械及び施設 ・同一年度1回 |
移住就農者家賃補助 | 認定新規就農者 農の雇用事業の法人等就農 研修生 |
月額家賃の1/2(上限3万)を最長2年間補助 | 移住3年以内 3親等以内の親族所有の住宅以外(市営住宅以外) ・農業次世代人材投資資金の経営開始要件が満たされる月の前月まで |
移住就農者生活支援 | 認定新規就農者 | 月6万円を最長2年間支給 (夫婦で就農の場合8万円) ※加算 配偶者・子1万円/月 (18歳未満 上限2万円) |
・移住3年以内 ・農業次世代人材投資資金の経営開始要件が満たされる月の前月まで |
農業後継者就農支援 | 農業後継者・定年退職者・脱サラした者で認定農業者 | 月3万円(夫婦で就農要件合致の場合月5万円)を1年間支給※加算 配偶者・子 月1万円 (18歳未満 上限2万円) |
・就農してから3年未満従事 ・共同経営時は家族経営協定を締結 ・本人が認定農業者として認定 |
認定農業者 農業機械購入補助 |
認定農業者 | 購入本体価格の30%以内で上限50万円補助 | ・本体価格が50万円以上(税抜き)の機械 ・3戸以上農家で構成 ・軽トラック対象外 |
認定農業者等 大型特殊免許取得補助 |
認定農業者 認定新規就農者 |
大型特殊免許取得の50%以内で上限5万円補助 | ・既に農業を開始している ・年間200日以上農業に従事 |
農業次世代人材投資事業(経営開始型) ※国制度 |
認定新規就農者 | 年間最大150万円を最長5年間支給 | ・所得制限あり ・50歳未満で独立・自営就農していること |
農業次世代人材投資事業(準備型) ※国制度 |
指定研修機関等研修生 | 年間最大150万円を最長2年間支給 | ・研修1年後に就農 ・50歳未満で就農すること |
青年等就農資金 ※国制度 |
認定新規就農者 | 経営に必要な資金を無利子で貸し付け | ・認定新規就農者であること ・返済期間12年以内 ・借入限度額3,700万円 |
※支援対象の新規就農者は50歳未満
研修情報
伊達市農業研修支援事業
伊達市内において、新たに就農しようとする方又は就農して間もない方に対して、農業の知識、技術及び経営方法の習得のための研修を支援します。研修を実施した研修生、受入農家に支援金を交付します。
- 研修期間
- 1ヵ月以上1年以内
(1ヵ月おける研修 8日以上22日以内かつ48時間以上177時間以内) - 対象者
- ・伊達市に住所を有し、又は研修可能な距離の範囲に居住していること。
・研修希望申請日における年齢が65歳以下であること。
・過去に受入農家と雇用契約(短期間のアルバイト等を除く。)を締結していないこと。 - 研修農作物
- 研修を希望する農作物等をお知らせ下さい。
要望に沿った受入農家を選定します。
※天候や生育状況によりご希望に添えない場合がございます。 - 支援内容(市費)
- 研修生支援金:1人研修1時間当たり250円
(上限:月30,000円)
受入農家:研修生にかかる支援金の2/3以内の額 - その他
- 申請書の提出など所定の手続きがあります。また、研修日記、就農報告書等の提出などの要件があります(短期研修を除く)。
※ 既に就農して5年以内の親元就農者が、独立、新規作物導入等に必要な技術をするために本事業により研修を行うこともできます。
伊達市農業体験事業
伊達市内において、新たに就農を希望する人に対して、農業の知識、技術及び経営方法の習得に関する研修を実施します。
- 研修期間・日程
- 令和3年2月28日までに希望する1泊2日又は2泊3日
- 対象者
- 伊達市内で新規就農を希望する方
- 研修農作物
- 研修を希望する農作物等をお知らせ下さい。
要望に沿った受入農家を選定します。
※天候や生育状況によりご希望に添えない場合がございます。 - 参加費
- 無料(体験費・食費・宿泊・保険料含む)
※伊達市までの交通費は自己負担となります。