鹿児島県の西部、薩摩半島のほぼ中央に位置する日置市(ひおきし)は、東は県都鹿児島市に、北はいちき串木野市と薩摩川内市(さつませんだいし)に、南は南さつま市に隣接し、西は日本三大砂丘の一つ、白砂青松の吹上浜(ふきあげはま)と東シナ海に面しています。
生ごみを堆肥にリサイクル! 鹿児島県日置市のふるさと納税寄附金の使い道とは?
妙円寺詣りや流鏑馬(やぶさめ)、せっぺとべに代表される歴史的な伝統行事をはじめ、薩摩焼や優れた泉質を誇る温泉など、いにしえの情緒と安らぎに満ちた貴重な資源を数多く有しています。
これらの資源を活用しながら「住んでよし 訪ねてよし ふれあいあふれるまち ひおき」を目指しているそうです。
今回紹介するのは、そんな日置市にある温泉地「湯之元温泉」と「吹上温泉」。ともに江戸時代から繁栄してきた、代表的な温泉地なのだとか。
本稿では、マイナビふるさと納税担当者が、気になった観光スポットとふるさと納税返礼品を紹介していきます。
今回は「湯之元温泉」「吹上温泉」の詳細と、返礼品などについて調べてみました!
日置市の観光スポット「湯之元温泉」「吹上温泉」について
吹上温泉 中島温泉旅館 大浴場
・湯之元温泉:日置市東市来町湯田
・吹上温泉:日置市吹上町湯之浦
鹿児島は大分に次いで全国2位の源泉数を誇る鹿児島県。日置市にも、優れた泉質を誇り再訪者の絶えない温泉地があります。
その中でも代表的な温泉地が2つ。江戸時代から繁栄していた「湯之元温泉」と「吹上温泉」です。西郷隆盛や小松帯刀も湯治として利用していたなど、保養地としての歴史もあるそうです。
吹上温泉 中島温泉旅館 西郷どんの湯
「湯之元温泉」は、江戸時代のはじめ、寛永17(1640)年に発見、整備されました。戦国時代には島津家の家来の日記に湯治をした記録が残っている歴史のある場所で、「御前湯」や「地頭湯」などがあり、身分によって使用する湯が異なっていたそうです。
現在は44カ所の泉源があり、古き良き時代の街並みを今もなお残している温泉街です。

吹上温泉 中島温泉旅館 日新公の湯
「吹上温泉」は、そのむかし伊作温泉の名で知られ湯治客でにぎわいました。明治には西郷隆盛が数回湯治に訪れ、現在までに斎藤茂吉や野口雨情といった文人詩人も訪れた由緒ある温泉地。東シナ海を一望できる露天風呂や、山深い川沿いにひっそりとたたずむ温泉が点在しています。
自治体からのメッセージ
日置市には、家族湯、露天風呂、源泉かけ流し、立ち寄り湯など、種類豊富な温泉があります。島津家の殿湯だった「中島温泉旅館」、昭和レトロな雰囲気で人気の家族湯「めぐみの湯 錦龍館」、元湯と打ち込み湯2つの浴槽がある「湯之元温泉 元湯・打込湯」などなど、温泉好きにはたまらない地域です。ぜひご自分に合った好きな温泉を見つけにいらしてください。
日置市のふるさと納税返礼品について
減農薬で安心安全な冷凍いちご、「不知火(しらぬい)」と「日向夏(ひゅうがなつ)」の濃縮ジュースを紹介します。どちらも日置市の中で人気の返礼品なのだとか!
冷凍いちご
・提供事業者:片平観光農園
・鹿児島県日置市東市来町養母3017-3
・内容量:計約2kg(約1kg×2)
・寄附金額:1万3,000円
減農薬で無添加! こだわりの冷凍いちごです。スムージーやジャムなどに利用でき、アイスがわりにそのまま食べるのもおすすめとのこと。夏の暑い日はもちろん、温泉や暖房で温まった体にひやりと優しい甘さをくれるフルーツです。
太陽の恵み 濃縮ジュース(2本セット)
・提供事業者:黒川農園
・鹿児島県日置市吹上町永吉14345
・内容量:不知火 720ml×1本、日向夏 720ml×1本
・寄附金額:1万2,000円
完熟した果実を一つ一つ皮むきして丁寧に搾り、親・子・孫と三世代引き継いできた変わらない製法で作られた昔懐かしい味わいの濃縮ジュースです。ほのかに甘みの強い柑橘「不知火」と酸味があってすっきりした大人向けの「吹上小夏」(日向夏)の2種。皮をむいて搾ることで苦みや油分の少ない味わいを楽しめる、果実を丸かじりしているようなさわやかなジュース。
今回は鹿児島県日置市の観光スポット「湯之元温泉」「吹上温泉」と、返礼品を紹介しました。歴史深い温泉地で、多彩な宿はもちろん、日帰り湯や足湯を楽しめる施設もあり、ゆったりと贅沢な時間を過ごせます。返礼品はどちらも大人から子どもまでフルーツを存分に味わえる逸品。贈り物にも喜ばれそうです。ぜひ一度チェックしてみてください。
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