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県内農業の概要

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山梨県の農業を知りたい
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県内農業の概要

美味しさの秘密は気候にあり

山梨県は、豊かな自然環境と多様な気候条件を活かした農業が盛んな地域です。ここでは、山梨県の農業の特長について紹介します。

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ブドウ、モモ、スモモの生産量日本一、くだもの王国山梨!

山梨県は、ブドウ、モモ、スモモの年間生産量が長年、日本一を誇っています。日本一長い日照時間と昼夜の寒暖差の大きい気候、傾斜地や河川流域の水はけが良い土壌など、美味しい果物づくりに適した環境に恵まれています。
ブドウ、モモ、スモモのほかサクランボ、カキ、リンゴ、ウメなどさまざまな果樹が栽培されています。ブドウでは、近年人気のシャインマスカットや巨峰、ピオーネなどが、モモでは主に白鳳、日川白鳳、なつっこが多く栽培されています。また、県オリジナル品種であるブドウの「甲斐キング」や「サンシャインレッド」、モモの「夢桃香」の栽培も増えています。

峡東地域では、扇状地を中心に果樹栽培が行われ、全国有数の果樹生産地として知られるとともに、2022年7月には、「峡東地域の扇状地に適応した果樹農業システム」として、FAO(国際連合食糧農業機関)の世界農業遺産に認定されています。ブドウの栽培面積は県全体の約78%、モモの栽培面積、生産量はともには県全体の約8割程度を占めています。

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果樹だけじゃない、山梨は美味しさの宝庫

山梨県には、古くから伝わる伝統的な作物も多く存在します。例えば、あけぼの大豆、やはたいも、大塚にんじんなどがあり、これらは地域の気候や風土に適した野菜です。ブランド品目の生産にも力を入れています。特に「甲州ワイン」は国内外で高い評価を受けており、勝沼地区を中心に多くのワイナリーが存在します。
また、甲州牛や梨北米などもブランド品目として知られています。これらのブランド品目は、品質の高さと地域の特性を活かした生産方法で人気を集めています。

夏と冬、昼と夜の気温差が大きく、年間降水量が少ないため、果物や野菜の糖度が高くなりやすい環境です。日照時間も長いため、農作物の生育に適しています。標高差を活かした多様な栽培方法も特徴で、平坦地から高冷地まで幅広い地域で農業が行われています。 また、東京に近い立地条件を活かし、新鮮な農産物を迅速に消費地へ届けることができます。また、観光農園や直売所が多く、消費者との直接的な交流が盛んです。これにより、消費者のニーズに応じた柔軟な販売戦略が可能となっています。

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有機栽培に取り組む新規就農者も増加中

山梨県は、有機農業の推進にも力を入れています。県独自の「山梨県有機農業推進計画」に基づき、有機農業の拡大や技術の普及、消費者の理解促進を図っています。また、有機農産物の販路拡大にも取り組んでおり、地域の農業者と連携して有機農業の発展を目指しています。

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