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季節の暦 七十二候「寒蝉鳴」〜涼しさを連れてくるひぐらしの声〜

季節の暦 七十二候「寒蝉鳴」〜涼しさを連れてくるひぐらしの声〜

2017年07月31日

立秋は、七十二候のうち、初候「涼風至(すずかせいたる)」・次候「寒蝉鳴(ひぐらしなく)」・末候「蒙霧升降(ふかききりまとう)」の3候で構成されています。
この中で8月12日から16日頃を示す「寒蝉鳴」についてご紹介します。

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立秋は、七十二候のうち、初候「涼風至(すずかせいたる)」・次候「寒蝉鳴(ひぐらしなく)」・末候「蒙霧升降(ふかききりまとう)」の3候で構成されています。

この中で8月12日から16日頃を示す「寒蝉鳴」についてご紹介します。

寒蝉鳴の由来

この時期になると、蜩(ひぐらし)が鳴き始めることが、この名前の由来です。

「ひぐらし」という名前は、日暮れに鳴くところから名付けられました。

和歌にも「聞くからに寂しかりけり涼風のわたる木末のひぐらしの声」というものがあります。

涼風の吹く木立からのひぐらしの声を聞き、秋の気配が淋しく感じられるというこの歌からも、いよいよ秋が深まってくるという印象を受ける時期です。

「寒蝉」は秋に鳴く蝉のことで、「つくつく法師」をさす場合もあります。

「蜩」も「つくつく法師」も俳句では秋の季語になっています。

蜩は実際には夏のうちから鳴き始めます。

夏の代名詞ともいえるミンミンゼミやアブラゼミより早く鳴き始めるのに、なぜ秋の季語になるのでしょうか。

それは、朝夕の涼しいときにに鳴く、その涼しげで少し淋しい声が秋を連想させるからともいわれています。

この時期の行事

この時期の一番の行事といえばお盆です。

地域によって違いますが、ほとんどが8月13日〜17日頃となっています。

お盆には亡くなった方や先祖の霊が帰ってくるため、皆でおもてなしをする行事とされています。

特に新盆(初盆)には初盆の法要を行うのが一般的であり、親族だけでなく故人の友人・知人を招くこともあります。

家族揃ってお盆を迎えるのが理想ではありますが、実際は実家が遠い、休日が取れない等の理由でお墓参りが難しい場合があります。

そのときには、家の中に盆棚を作り、迎え火を炊くだけでもいいので、実践してみましょう。

盆棚は地域によって作り方が異なりますが、一般的には竹で棚を囲って縄を張り、ホオズキで飾ります。

棚にはお線香、お位牌、ナスで作った牛やキュウリで作った馬、盆花、お供え物等を置きます。

この飾りにも、馬には「来るときは馬に乗って少しでも早く」、牛には「牛に乗ってゆっくりとお帰りください」、ホオズキには「迷わないように明るく照らすため」という言われがあります。

本格的な準備ができる場合は、盆灯籠を掲げたり、迎え火を炊く、送り火を炊くといったことも実践できるとよいでしょう。

お盆が終わる時には霊を送るため、山の送り火や精霊流し(灯籠流し)が行われる伝統があります。

現在の盆踊りは地域の親睦を深めるお祭りのようになっていますが、元はお盆に帰ってきた先祖の霊を迎え慰め、またあの世へ送るために行われていました。

お盆に合わせて長期休暇をとることで、ご先祖の供養だけでなく祭事に参加でき、日本に古くから伝わる伝統に触れるよい機会となります。

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