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プロの焙煎技術を自宅で再現!パナソニック「IoT×調理家電」新しい食のサービスを開始

プロの焙煎技術を自宅で再現!パナソニック「IoT×調理家電」新しい食のサービスを開始

自宅にいながら、高い専門技術を持ったプロが淹れたようなコーヒーを楽しめる、新しい食のサービスをパナソニックが提供し始めました。IoTと調理家電を駆使した、新サービスとはどのようなものでしょうか。

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プロの焙煎技術を自宅で再現!パナソニック「IoT×調理家電」新しい食のサービスを開始

パナソニックは、食材に関するプロのノウハウを、インターネットに対応した専用の調理家電にクラウドから提供し、生産者・専門家の「匠の技」を家庭で手軽に再現できる食のサービス事業を開始しました。第一弾のコーヒーサービス事業「The Roast」(ザ ロースト)では、毎月厳選された生豆を提供し、特別な焙煎技術や知識がなくても、自宅で本格的なコーヒーを楽しむことができます。

自社の高い技術と専門家のノウハウを組み合わせて提供

食材に安全・安心を求める消費者意識は、近年ますます高まり、ホテルのシェフが監修したデパートの惣菜が人気を集めるなど、消費者の食に対する需要やこだわりは多様化しています。特定の料理に特化した調理家電が登場するなど、まるでプロが調理したかのような本格的な味を自宅で手軽に楽しみたいというニーズも高まっています。

そのような背景によって、パナソニック株式会社が提供を始めたのが、新しい食のサービス事業です。同社がイギリスのベンチャー企業「IKAWA」社と技術提携し、調理家電の開発で培ってきた食材の加熱制御技術とセンサー技術、IoT家電のクラウド活用技術、さらに生産者・調理の専門家など、外部パートナーが持つ高度な技術やノウハウを結集。食材と専用機器、アプリ、専門家の技術やノウハウをデータ化した「プロファイル」をセットで提供します。

自社の高い技術と専門家のノウハウを組み合わせて提供

ユーザーはまず、食材の「プロファイル」をクラウドからアプリへダウンロードします。これによって食材の生産地や生産者の情報を得ることができ、さらにプロファイルに従って専用機器で料理や飲み物を完成させると、高度な専門技術をもった匠の技を、自宅でも簡単に実現できるという仕組みです。

世界チャンピオンのコーヒー焙煎技術を自宅で再現

世界チャンピオンのコーヒー焙煎技術を自宅で再現

この新サービスの一環として2017年6月よりサービス開始となったのが、自宅で楽しめるコーヒーサービス事業「The Roast」です。新開発の家庭用焙煎機と、毎月届く厳選した生豆がセットになって提供されます。

ユーザーは、スマートフォンやタブレットの専用アプリから、「焙煎プロファイル」をダウンロードし、焙煎機へ転送します。焙煎プロファイルには、2013年焙煎世界大会チャンピオンの後藤直紀(ごとうなおき)氏による、豆ごとに最適な焙煎パターンが組み込まれています。これに従って焙煎すれば、特別な焙煎技術や知識がなくても、プロが淹れたような本格的なコーヒーを楽しむことができます。

将来的に本サービスは 、生産者、専門家、ユーザーそれぞれのノウハウや体験を共有できるコミュニティの構築などにも、活用していくことを目指しているそうです。調理家電の進化やIoTの活用が、生産者と消費者の新しい関係を作り出してくれそうです。

参考
http://news.panasonic.com/jp/press/data/2017/01/jn170119-1/jn170119-1.html
http://news.panasonic.com/press/jp/data/2017/01/jn170119-2/jn170119-2.html

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