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花との新しい出会い方を提案する「ハレとケ定期便」に込められた思いとは

花との新しい出会い方を提案する「ハレとケ定期便」に込められた思いとは

2017年09月01日

花屋の目利きで選んだ生産者の花を、花屋が作った“花の新聞”と一緒に定期的にお届けする「ハレとケ定期便」。質の高い花とともに、その取り組みや、花の水揚げの仕方、飾り方などを紹介する花屋の新サービスについて、代表の田中さんにお話をうかがいました。

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「○○さんが育てた、有機無農薬のトマト」など、野菜作りの生産者にはスポットが当たるようになってきていますが、花の生産者については知られていないのが現状です。「花の世界ではまだ、生産者がどんな人か、どんなストーリーがあるのかを知る必要があると感じている人は少ないのかもしれません。しかし、それを伝えていくのが花屋の仕事だと感じています」と、話すのは、東京・中目黒と蔵前の花屋「ex. flower shop & laboratory(イクス フラワーショップ アンド ラボラトリー)」を運営するBOTANIC Inc.代表の田中彰(たなかあきら)さんです。

同店は、ウェブサービス「霽れと褻(ハレとケ)」を運営し、そこで一歩踏み込んだ花のある暮らしを提案しようと、「ハレとケ定期便」というサービスを2017年4月から始めています。季節の花と共に届く“花の新聞”が画期的と、花好きな人々の間で評判になっています。生産者の思いやこだわりを届ける「ハレとケ定期便」とはどんなサービスなのでしょうか。

関連記事:花業界に新しい風 成長を続ける花屋「ex. flower shop & laboratory」の取り組み

花の生産者の声を届けるのも花屋の仕事


花業界に入って約10年。毎日花に接している田中さんは、花の種類は違っても、プライドをもってクオリティの高い花を栽培している生産者の存在を身近に感じています。品質の高さは価格となって評価されますが、お客さんには、なぜ値段が高いのかなど、栽培の背景や生産者の思いまでを伝えきれていないというジレンマを感じていたと言います。

そこで、自信をもっておすすめできる生産者の花を、定期的に届ける「ハレとケ定期便」をスタートしました。月額3,000円(税別、送料無料)で、毎月1種類の花と、その花について紹介された新聞が届きます。

花屋ならではの切り口で編集した、花の新聞

7月の「ハレとケ定期便」でお届けしたのは、千葉県にある青木園芸のアジサイです。新聞の表紙には、花のある暮らしの豊かさを美しいビジュアルでストレートに表現しています。全8ページに展開される内容は、すべて田中さんと「ex.flower shop & laboratory」のスタッフが、生産者に出向いて取材して書いたものです。
花はどんな場所で育っているのか、花を咲かせるまでの工夫やこだわりなどが、丁寧に綴られています。田中さんと生産者の対談もあり、花に携わるプロだからこそ共感できる思いや、経営者としての視点など、話は多岐にわたります。

もちろん、花屋発の新聞なので、水揚げの仕方や飾り方、花がしおれてしまったときの回復法など、扱い方もわかりやすく丁寧に説明されています。花1本1本を大切に味わいつくす指南書と言える新聞です。

「リラックスタイムに、花を愛でながら、お客さんにゆったりと読んで楽しんでもらいたい」という理由から、サイズはA3という大判。田中さんの熱い思いが、宿っています。

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