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【伝統野菜 鎌倉野菜を知ろう!】鎌倉野菜の特徴とは

【伝統野菜 鎌倉野菜を知ろう!】鎌倉野菜の特徴とは

2017年09月13日

近年、人気が高い鎌倉野菜。
雑誌の特集で見かける機会も増えてきました。
鎌倉野菜とはどんな野菜なのか、他の野菜との違いや鎌倉野菜との違いをご紹介します。

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鎌倉野菜とは

鎌倉野菜は神奈川県の鎌倉市や藤沢市周辺で栽培している野菜のことで、1998年くらいから用いられ始めた比較的新しい名称です。

特定の品種を表すわけではなく、販売されている野菜全体を指した通称となっています。

鎌倉周辺は山と海に囲まれていて、野菜作りに適した肥沃な土地です。

そのため、味の濃い野菜となり、最近では有名レストランでも利用されるようになりました。

鎌倉野菜と称される品種は、年間で100種類以上あると言われています。

いずれも使用する農薬を減らして栽培するなど、品質にもこだわりがある野菜ばかりです。

即売所での販売のほか、通信販売も行われており、遠方の人でも手に入れやすくなっています。

通販会社によっては、苦手な野菜や不要な野菜の種類を事前に知らせておけば、違う物を入れて送ってくれるサービスを行っているところもあります。

毎月定期購入をすれば、味だけでなく、見た目も華やかなメニューを楽しむことができます。

鎌倉野菜の即売所

鎌倉野菜は長い間、地元だけで消費される伝統がありました。近年、東京都内に店を持つ有名シェフが好んで利用し始めたことで、注目を集めるようになりました。

新鮮で高品質な鎌倉野菜を手に入れたい人にお勧めの場所が「鎌倉市農協連即売所」です。

営業時間は朝8:00頃から日没頃まで、年始以外は無休で営業しています。

毎日新鮮な鎌倉野菜が手に入るとあって、即売所に近いことを優先して、自身の住まいを決めたシェフもいるほどです。

即売所は1928年から続いていて、すでに90年近くの歴史があります。

その始まりは、外国の宣教師から聞いたヨーロッパのマルシェの話を元に、農家の人たちが手を合わせたことからだと言われています。

現在は販売に参加する農家が4つのグループに分かれ、ローテーションを組み、様々な野菜を並べています。

それぞれのグループによっても特色があるため、お気に入りのグループや農家があるという購入者もいます。

早朝には目玉商品の野菜に出会えることもあって、朝早くから賑わっており、午後には品薄になってしまいます。たくさんの品種が揃う午前中に訪れるとよいでしょう。

定番野菜もさることながら、珍しい西洋野菜やハーブ、伝統野菜を取り揃え、野菜の少なくなる端境期でも40種類を超える野菜が並びます。

「他にはない」野菜を求める人たちにとっては、農家の方と直接話もできるよい機会が得られる場所ですし、観光のついでに足を伸ばして、見てまわるだけでも楽しめます。

どのように食べたらおいしいか、どの野菜が今日のおすすめかを直接教えてもらえるなど、

生産者と消費者が話をしながら買い物ができる喜びがあります。

季節によっては野菜だけでなく、鉢植えや寄せ植えも販売されています。

野菜や鉢植えは重いので、車を使いたいものですが、付属の駐車場がないため、事前に近くの駐車場を確認しておくことをお勧めします。

鎌倉には他にも大小様々な直売所があり、朝市も開催しているので、立ち寄ってみると、新しい発見があるかも知しれません。

多種多品目の野菜を育てることの大変さ

鎌倉野菜は主に露地栽培で多種多品目のため、1つの畑に数種類の野菜を育てていることがあります。

そのため、鎌倉の畑は「七色畑」とも呼ばれます。

育てる野菜によって成長速度や成長段階が違うため、収穫の際も何をどれだけ出荷するかを考え、それぞれに合った一番いい状態で出荷するために、手入れや作業を行うのが大変です。

「無農薬」、「無農薬野菜」という表示はしてはいけない

直売所やスーパーで、無農薬や減農薬という表示が付いた野菜を見ると、私たち消費者は安心で安全だと思います。

しかし、このような記載をすることは2005年の「特別栽培農産物に係わる表示ガイドライン」で禁止されています。

無農薬といっても実際は土を耕す段階で使ったかも知れませんし、まわりの畑から飛んできていることもあるでしょう。

本当に無農薬かどうかというのは管理がとても難しいのに、この表示によって、消費者の「土にも野菜にも農薬が一切使われていない」という誤解を招きます。

これを「優良誤認」といいます。

「減農薬」という表示も減らした基準がはっきりしていません。

農薬をまく回数なのか、栽培した野菜に残留している量なのか、消費者にとってあいまいな表示は禁止されました。

それでは、実際に農薬を使わずに栽培されている野菜にはどのような表示をしたらよいのでしょうか。

もし農薬を全く使わずに栽培した場合は「栽培期間中不使用」という表示をすることができます。

対象となる農薬を節減した場合は、「節減対象農薬:当地比●●割減」もしくは「節減対象農薬:■■地域比●●割減」という節減割合を記載します。

少し難しい印象を受けますが、表示することで、実際の状態よりも優良であるとか有利なものであるという誤認することを防ぐことがポイントです。

上記の即売所では直に生産している農家と話ができるので、その野菜がどのように育てられたかを知ることができます。

納得いくまで話を聞いて、信頼できる農家の方から直接購入できるというのが

安心・安全につながるのではないでしょうか。

もしかしたら、土壌にも栽培にも一切農薬を使わずに大切に育てられた野菜に出会えるかもしれません。

鎌倉野菜は、農家の人たちの情熱と愛情を受けて、私たちに届けられます。

まずは存分に味わうことで、鎌倉野菜に込められた農家の心意気を感じてみませんか。

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