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「全国バラ切花品評会」最優秀賞歴代最多ばら園のバラを育てる秘訣

「全国バラ切花品評会」最優秀賞歴代最多ばら園のバラを育てる秘訣

最終更新日:2017年12月18日

琵琶湖の南東部に位置する滋賀県竜王町で、47年間バラを作り続ける「杉本ばら園」。バラの品質日本一を決める「全国バラ切花品評会」で、内閣総理大臣賞などの最優秀賞を通算4回受賞し、皇室へバラを4回献上するなど、日本トップクラスのバラ園です。2011年に先代を継ぎ、現在2代目を務める杉本正樹(すぎもとまさき)さんに、バラを栽培し続ける取り組みについてお話をうかがいました。

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総合評価の高いバラを安定的に作ることを目指す

杉本さんにとって、「良いバラ」とはどんなバラですか。

「良いバラ」を定義するのは難しいです。花のボリュームを重視する人、茎のしなやかさ、香り、色の出方、花の持ちを大切にする人など、生産者によって考え方が違い、それが生産者のこだわりでもあります。
私にとって良いバラとは、1年を通して安定した品質を提供出来るバラのことです。花のサイズも、ある時期は大きいけれど、時期がずれると小さくなったりするのは良くありません。天候に左右されやすいからこそムラが生じないように、いつでもお客様に安心して買ってもらえる、安定感のあるバラ作りを目指しています。その積み重ねがお客様との信頼関係を育み、ブランド力を高めることになると思います。それは先代から受け継いだ杉本ばら園の考え方でもあります。

販路を考え約30品種のバラを栽培

現在、何種類のバラを栽培していますか。

5,400平方メートルの敷地に、約30品種栽培しています。バラは大きく2つのタイプがあります。ひとつは、1本の茎に1輪の花が咲くスタンダードタイプ、もう1つは茎が分かれて花が複数付くスプレータイプです。それぞれ10品種ずつを高付加価値品種として栽培すると共に、2010年にイギリスのデビッド・オースチン社とライセンス契約して、生産可能になったイングリッシュローズを9品種ほど栽培しています。イングリッシュローズは、うちを含めて国内では2カ所しかライセンス契約を結んでいないので、まだあまり知られていないバラです。

バラも作れば売れるという時代ではなくなってきたので「花屋の店頭販売用」、「ブライダル用」、「イングリッシュローズなどの高付加価値品種」の3本柱で、販路を考えたバラ作りに取り組んでいます。

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