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 身に着けるだけで快適な農作業を実現する「アシストスーツ」

 身に着けるだけで快適な農作業を実現する「アシストスーツ」

最終更新日:2018年02月07日

ドローンや無人トラクター、人の代わりに収穫をしてくれるロボットなど、農業への最新技術の活用が進んでいます。様々な農作業が快適にできるようになれば、高齢化や人手不足に悩む農業の現場に、大きな変化をもたらすことが期待されます。人が身に着ける「アシストスーツ」は、その第一歩と言えるでしょう。農作業に多い中腰での作業時や重い物を持ち上げる時に、利用者をアシストしてくれます。

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モーターやゴムの力で人の作業をアシスト

「アシストスーツ」と聞くと、一見ロボットのようなものを想像するかもしれません。ロボットは人に代わって作業してくれるものですが、アシストスーツはあくまでも、人の作業をアシスト(支援)してくれるものです。重いものを持ち上げる時や、中腰で作業を行う時などに、モーターや空気圧、ゴムなどの力でその作業を支援し、身体への負担を軽減してくれます。

2016年11月に、「JA北海道女性大会」でアシストスーツを装着し、約6キロの重量物を持ち上げる体験会が行われました。「腰が楽になった」、「実際の作業で使ってみたい」、「肥料の運搬時や中腰作業に役立ちそう」といった感想が女性参加者から聞かれたそうです。

脳から筋肉に送られる電気信号を読み取るアシストスーツ

モーターなどの外部動力を使った「HAL(ハル) 作業支援用」 (画像提供:サイバーダイン株式会社)

アシストスーツは、モーターや空気圧を使ったタイプと、モーターなどを使わないタイプの2つに分けられます。

モーターや空気圧を使ったアシストスーツは、利用者の動きに合わせて作動します。サイバーダイン社の「HAL(ハル) 作業支援用」は、腰に装着するタイプのアシストスーツです。腰に電極を貼り、人が体を動かす時に、脳から筋肉へ送られる微弱な電気信号を読み取って動作します。HALは、物流や介護施設で使われているほか、空港での荷物の積み下ろし作業での活用が検討されています。同社では現在、防水モデルを開発中で、どのような農作業に利用できるかを検証しています。

その他、指先にスイッチのついた手袋をはめ、荷物を持ち上げる時にスイッチを押すものや、センサーを口元につけ、息でスイッチを入れるものなどがあります。

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