島民の土地を共同管理して行う放牧 島全体で牛を飼う、知夫里島 – マイナビ農業

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島民の土地を共同管理して行う放牧 島全体で牛を飼う、知夫里島

島民の土地を共同管理して行う放牧 島全体で牛を飼う、知夫里島

最終更新日:2017年12月15日

島根県・隠岐諸島に属する知夫里島(ちぶりじま)では島の約半分の面積を使って放牧が行われています。島民の土地を共同管理する形で放牧場にしているため、広大な土地で放牧を実現できていると言えます。そんな知夫里島の放牧の歴史をお届けします。

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知夫里島

島中で牛と出会える

知夫里島は、島根県・隠岐諸島最南端に位置する島です。地形は東西に細長く、山が連なっています。隠岐諸島全体が世界ジオパークに認定されており、知夫里島でもたくさんの絶景が見られます。観光名所の赤ハゲ山からは約600万年前に形成された島前カルデラの美しい景色を360度の大パノラマで望むことができますし、1キロメートルに渡って広がる火山の断面「赤壁」は、迫力満点です。

赤壁
知夫里島

また、たくさんの自然が残る島の中を移動していると、いたるところで牛と出会います。600名程度の人口に対しておよそ500頭の牛がいる上に、島の面積の約半分の654ヘクタールほどが放牧場として利用されているため、島中で牛を見られるそうです。

牛飼いは、2017年9月現在で22名。牛は食肉用の繁殖牛なので、ある程度大きくなると年に3回ある競りで売られます。知夫里島の子牛は、日本全国から仲買人が買いに来るほど人気です。放牧で育っているので、足腰が強く、健康で大きくなりやすいと言われています。

畜産

畜産業は、知夫里島の一大産業。島内では米を作っておらず、作られる野菜もほとんど自家消費用のため、農業はありません。漁業は海の状態で安定しないこともあるので、安定した産業として畜産が重宝されています。

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