国内流通量わずか1%の国産ライチ
白く透き通ったぷりぷりの果肉と、溢れるほどの果汁が魅力のライチ。きれいな抗酸化物質やビタミンCといった美容に良いとされる成分が豊富に含まれているほか、妊娠中の母親と胎児に不可欠とされる栄養素の葉酸も含まれています。中国では縁起のいい果物としても知られており、贈答用にもふさわしいフルーツです。
国内に流通しているライチの99%が海外産の冷凍品で、国産はわずか1%のみ。鹿児島県と宮崎県、沖縄県の一部などで生産されています。
宮崎県の地域商社「一般財団法人こゆ地域づくり推進機構」(こゆ財団)は、県を代表する野菜と果物の産地・新富町で国産ライチの栽培に取り組みました。国産ライチの3割を、新富町で生産しています。
こゆ財団は、マンゴーの技術を応用して高品質なライチの生産を実現。「楊貴妃ライチ」としてブランド化に成功しました。ブランド名は、世界三大美人のひとりといわれる中国の楊貴妃が、ライチをこよなく愛したというエピソードから名付けました。生産量は約3トン限りで、収穫期間も毎年5月下旬から7月上旬までの約1カ月間と短いことから、「幻のフルーツ」とされています。
ライチ農家が10年かけて栽培
ライチは、果実が大きいほど甘く、果汁もたっぷり含まれています。特に、1本の木から約10個しかとれない50g以上の大玉は、あふれんばかりの果汁と白く透き通った大ぶりの果肉、爽やかな甘い香りが特徴。
しかし、50g以上の大玉が収穫できるようになるには10年近くかかるもの。新富町のライチ農家・森哲也さんは、収量が安定しない中でも地道な努力を続け、糖度の高い大きなライチが収穫できるようになりました。
その大玉を「楊貴妃ライチ premium50」としてブランドの最上級に位置付け。50g未満でも特に優れた品質のものは「楊貴妃ライチ」とし、より多くの消費や国産ライチのおいしさを届けます。
ふるさと納税で予約受付へ
2017年のシーズンは宮崎空港で販売し、利用客からの評判を呼びました。東京の高級フルーツカフェや割烹で食材に採用されたほか、オンラインショップでも全国各地から注文が集まりました。パッケージにはレザーに似た手触りの上質な紙を使用。果実一つ一つを丁寧にキャップで包んでおり、贈り物にもぴったりです。
2018年春に収穫予定分の予約受付を、新富町のふるさと納税返礼品という形でスタートしました。今回の予約は、2018年の収穫期(5月下旬から収穫開始)に先駆けて受け付けるもの。地元の努力が育んだ貴重なフルーツをいち早く手に入れるチャンスとして、申し込んでみてはいかがでしょうか。
*ふるさと納税 申込受付
【ふるさとチョイス】※発送時期:2023年6月~7月下旬
新富ライチ 10玉入り
20,000円以上の寄附で送付
https://www.furusato-tax.jp/product/detail/45402/4658731
新富ライチ premium50 8玉入り
30,000円以上の寄附で送付
https://www.furusato-tax.jp/product/detail/45402/4658730
※2024年6月24日現在の情報となります。申込期限や在庫状況により、提供を終了している場合があります。また、お礼品の寄付金額も変更している場合があります。詳しくはリンク先のお礼品ページをご確認ください。