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世界のハイテク農業NOW! 〜アメリカ・NY編〜

世界のハイテク農業NOW! 〜アメリカ・NY編〜

照り輝く太陽の下、広大な畑で作物を育てる−−。農業といえば、そんなイメージを抱きますよね。しかし、世界には都市部のビル内で行う農業が増えています。特に盛んなのが、アメリカ・ニューヨーク。一体どうやってビルで農業をしているのでしょう? 

世界のハイテク農業を紹介するシリーズ。今回はニューヨークのビル内で行われる農業にスポットを当てます。

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タテを使った「垂直農場」はメリット大


世界有数の都市として知られるアメリカのニューヨーク。農業とは無縁の場所という印象をお持ちかもしれません。今、そのニューヨークで農業に取り組むベンチャー企業があるのです。それが「バワリーファーミング」です。

ビルが多く立ち並ぶニューヨークで、どうやって農業をするのでしょうか。彼らは畑ではなく、そのビルを使って栽培するのです。土を使わない「水耕栽培」という方法で、水や栄養素を作物に与えます。

もちろん、水耕栽培はより細かな管理が必要になります。バワリーファーミングでは、独自のソフトフェアで作物の状態をデータ管理。さらにロボット工学を利用して、人がする作業をなるべく機械化・自動化しています。

室内で栽培する場合は、たとえスペースが限られていても、1階、2階と垂直方向を利用することで効率的に作物を栽培できます。ヨコではなくタテを使った農場であることから「垂直農場」と言われています。

そしてバワリーファーミングは、通常の農場と比べて100倍の生産能力を持つというから驚きです。通常の畑は地方に多いため、作物の輸送にコストと時間がかかりますが。都市部のビルなら、効率的かつ短時間に卸せます。これも大きなメリットです。

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