熱海と小笠原をつなぐ「非加熱・減農薬のローハニー」を作る養蜂家 – マイナビ農業

マイナビ農業TOP > 生産者の試み > 熱海と小笠原をつなぐ「非加熱・減農薬のローハニー」を作る養蜂家

生産者の試み

熱海と小笠原をつなぐ「非加熱・減農薬のローハニー」を作る養蜂家

熱海と小笠原をつなぐ「非加熱・減農薬のローハニー」を作る養蜂家

最終更新日:2018年01月15日

静岡県熱海市伊豆山。海を見下ろす山の斜面にあるみかん農園の中に「伊豆山みつばち農園」があります。オーナーは2016年に養蜂を始めたばかりの柴崎文子(しばざきふみこ)さん。かつては小笠原諸島で環境省のアクティングレンジャー(希少種保護増殖等専門員)などの仕事もしていた柴崎さんは、なぜ養蜂家になったのでしょうか。

  • twitter
  • facebook
  • LINE

養蜂を始めて1年半で「熱海ブランド」に

養蜂

「香りや風味にミカンを感じます。ミカン畑が目に浮かんでくるようです」。
柴崎さんのハチミツの香りを嗅ぐと「熱海ブランド」の審査員はこういったそうです。静岡県熱海市伊豆山にある「伊豆山みつばち農園」で、柴崎さんが製造した「みかんの蜂蜜」は、2017年10月に新規「熱海ブランド」として認定されました。

熱海ブランドとは、熱海市商工会議所が認定する「熱海を代表するにふさわしい」とする品です。柴崎さんは、養蜂を始めてわずか1年半でこの栄誉を獲得しました。

「養蜂を始めたばかりでもあり、胸を張って『養蜂家です』と名乗るなんておこがましいという気持ちです。地元の方々に試食してもらったとき『柑橘の香りがほのかにする。昔このあたりで作っていたハチミツと同じ味でおいしい』と言ってもらえて、そのことが支えになりました」と語る柴崎さん。

養蜂

巣箱2つからスタートして、1年半で9箱まで増やしました。一人で養蜂、採蜜、品質チェック、瓶詰め、ラベル貼り、納品などすべてを手作りで行っています。そのため現在は生産数も限られていますが、柴崎さんは一つの夢の実現に力を注いでいます。

それは、「ある花から採れるハチミツをブランドにし、売上の一部を小笠原諸島にしか生息しないアカガシラカラスバトという鳥の保護基金に寄付する」というものです。

1 2 3

あなたにおススメ

タイアップ企画

関連記事

カテゴリー一覧