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【健康をめざす家庭の薬膳】薬膳誕生の歴史

【健康をめざす家庭の薬膳】薬膳誕生の歴史

2018年01月30日

薬膳は、古くから中国において発展してきました。薬膳はいつ頃どのようにして誕生し、発展をしてきたのでしょうか。中国では、各時代において薬膳の発展の過程で重要な役割を果たす書物が記されてきました。その書物には、現在の薬膳の基本となっている考えが著されています。いくつかの書物に記された内容を参考に、薬膳誕生の歴史と中国に受け継がれている「未病の改善」、「医食同源」などの思想について紹介していきます。

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薬膳の誕生

薬膳

薬膳が誕生したのは、紀元前までさかのぼること今から3,000年ほど前の中国でのことになります。その頃、「神農(しんのう)」という中国の伝説上の人物が現れ、神農は手に入る植物を自らの口の中に入れていきました。

空腹のときにお腹をふくらませるのに良い植物はどれか、具合が悪いときに体の調子を整えるのはどの植物か、などを次々と確かめます。それらに毒は含まれていないか、生薬としての効能はどのようなものかを一つ一つ確認していきました。

神農は、生薬学の祖とも呼ばれていて、現在残っている最古の本蔵書である『神農本草経(しんのうほんぞうきょう)』は、神農が確かめたそれらの植物に関する情報をまとめたものです。

薬物の3つの分類:上品、中品、下品

薬膳

『神農本草経』の中では、薬物を3つの種類に分類しています。長く食べ続けて問題のないもので、不老不死が叶えられるという上品(じょうぼん)、病気の際に治療薬として使うものを中品(ちゅうぼん)、薬としての効力は強いが同時に強い毒性も含んだものを下品(げぼん)として分けられています。

不老不死を目的として食べることのできる上品は、ほとんどが食用となっている植物で、高麗人参や大棗(ナツメ)、胡麻、枸杞(クコ)、山薬(サツマイモ)などが代表的なものとなっています。これらは、現在も中国において日常的な食べ物です。

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