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アボカドの食べ頃はいつ?美味しいアボカドの見分け方は?

アボカドの食べ頃はいつ?美味しいアボカドの見分け方は?

クスノキ科ワニナシ属の果物に分類される、アボカド。「世界一栄養価の高いフルーツ」として、ギネスブックにも認定されています。近年では健康志向の高まりからスーパーフードのひとつとしても人気が上がっています。今回は、アボカドの栄養や保存法、食べ頃を見分ける方法、簡単レシピなど、アボカドをおいしく食べる秘密をたくさん紹介します。

食べ頃のアボカドの特徴は?

皮の色は?

アボカドは収穫されたあとも熟成が進み、美味しくなる果物です。その成熟具合は皮の色でわかります。

まだ熟していないときは、皮が鮮やかな緑色で果実が硬く美味しく食べられない状態です。それを常温で1〜4日置くと、熟成が少し進み深緑色の斑点が出てきます。この段階ではほぼ熟成しているため食べられます。

しかし、もっと柔らかく熟しきったアボカドがお好みの場合は、さらに常温で2〜3日置いて、皮の色が全体的に黒っぽい深緑色に変わってから食べると良いでしょう。

なおこの特徴は、一般に流通している「ハス」という品種に表れるものであり、「ベーコン」「ピンカートン」「フェルテ」といった熟成が進んでも鮮やかな緑色のままの品種もあります。皮の色が変わらない品種の場合は、次にご紹介する「弾力」や「ヘタ」などで熟成具合を見定めてくださいね。

弾力は?

アボカドは、弾力でも熟成具合を知ることができます。丸ごとのアボカドを親指で優しく押して弾力を感じてみましょう。

熟していないものは硬く弾力を感じません。空気がいっぱい入ったボールのように少し押し返される感じがしたら食べ頃です。指がぐにゃっと沈み込んだりペコペコした感触がしたりする場合は、食べ頃を過ぎてしまっています。

なお、この確認方法はアボカドを傷つけてしまう恐れがあるため、店頭の商品では試さず、購入後に自宅で食べ頃を知るために使ってくださいね。

ヘタは?

アボカドはヘタの辺りから熟していき、熟すにつれて果肉から水分が失われていくため、段々とヘタが縮み沈んでいきます。そのため、ヘタと皮の間に少し隙間ができる・ヘタに触るとポロッと取れる・ヘタ辺りの皮が少しへこむ感触がある、などの特徴が表れたら、完熟して食べ頃になった証拠です。

食べ頃を逃さないよう早めに食しましょう。熟成が一層進み食べ頃を過ぎてしまうと、さらに水分が抜けてヘタが陥没することもあります。
なおこの確認方法も、店頭の商品の場合は押したりせず、ヘタの有無・ヘタと皮の間の隙間を見て確認するだけに留めましょう。

美味しいアボカドの見分け方は?

色味をチェックする

皮色が鮮やかな緑色〜黒っぽい深緑色で、ハリとツヤがあるものを選ぶと良いでしょう。

緑色〜黒っぽい深緑色のうちどの色を選ぶかは、購入後いつ食べるかによって決めましょう。すぐ食べたい場合は、全体が黒っぽい深緑色に変わっているもの、2〜3日後に食べたい場合は、深緑色の斑点ができているもの、3〜7日ほど保存しておきたい場合は、鮮やかな緑色のものを選ぶと良いでしょう。

ヘタの辺りを観察する

ヘタの周辺にカビが生えているような場合は購入を避けましょう。またヘタがないものや、ヘタがついていても、ヘタと皮の間に隙間がある場合は、食べ頃の場合もありますが、熟成が進み過ぎ食べ頃でなくなっている可能性もあるため、隙間のないものを選ぶのがおすすめです。

アボカドの旬はいつ?

一年中スーパーなどで見かけるアボカドですが、最も美味しく食べられる時期はいつでしょうか?輸入品と国産品それぞれの旬をご紹介します。

輸入品では?

一般的に流通しているアボカドはメキシコ産で、全体の90%以上を占めています。メキシコでは年に4回収穫できるため、一年中流通していますが、特に美味しくなるアボカドの旬といえるのは3〜6月頃です。

この時期は、脂肪分が多くなり濃厚でクリーミーなアボカドを味わえます。一方、8〜11月頃は脂肪分が少なくサイズも小さめになります。この時期のものは、あっさりしたアボカドが好みの人に向いています。

国産品では?

日本産のアボカドは夏に実がつき秋以降に収穫されるため、旬は10月下旬〜1月頃です。秋頃の昼夜の寒暖差でたっぷりと脂肪分を蓄えた美味しいアボカドが育ちます。

食べ頃を過ぎてしまった場合は?

アボカドは、りんご・バナナなどと同じように変色しやすい果物です。ここでは、アボカドの果肉が部分的に茶色や黒色に変色してしまった場合、どうすれば良いか解説します。

ある程度の変色なら食べられる

アボカドにはポリフェノールオキシターゼという酵素が含まれています。その酵素が、熟し過ぎる・低温障害が起こる・空気に触れるなどの理由で酸化し、メラニン色素が作られることで茶色や黒色に変色します。

アボカドを切ったとき、果肉がきれいな黄緑色で部分的に茶色や黒色の筋や斑点がある場合は、ポリフェノールオキシターゼの酸化によるメラニン色素が原因です。そのため、この茶色や黒色に変色した部分を食べても特に問題はありません。

裏ごしするのがおすすめ

酸化で変色した部分は食べても問題ありませんが、酸化した筋が硬くなりアボカドの魅力であるクリーミーな食感が損なわれてしまうことがあります。その対策としては、アボカドを裏ごしして食卓に出すのがおすすめです。

そうすることで、アボカドらしい滑らかさを楽しめるだけでなく、変色も気にならなくなりますよ。

腐っているアボカドの特徴は?

ここでは、アボカドが腐っている場合の特徴を解説します。アボカドはデリケートで傷みやすい果物です。誤って腐ったものを食べてしまうと、体に悪影響を及ぼしかねず食中毒の危険もあります。そのため、「せっかく買ったのにもったいないな」と思うかもしれませんが、少しでも変だなと感じたら食べずに処分してくださいね。

色は?

果実の変色が酸化によるメラニン色素によるものなら食べてもOKですが、傷みによって変色した場合は食べられません。傷んでいたり腐っていたりする場合は、切ったとき果実が全体的に茶色や黒色に変色しており、きれいな黄緑色ではありません。

メラニン色素による変色とは区別するようにしましょう。

また、皮の色が真っ黒な場合やヘタ部分など皮に白いカビが付いていたりする場合も、腐っていて食べられないため注意してください。

においは?

アボカドからツンと鼻につく臭いがしたら、腐っているため食べないようにしてください。もし臭いに気づかず食べた場合は、酸っぱい味がするため即食べるのを中止しましょう。また、酸っぱくなくても「なんとなく変な味かも」と感じたら、食べずに処分する方が無難ですよ。

弾力は?

皮の上から触ったとき、弾力がなくグニャグニャと柔らかすぎるものは熟成が進み過ぎていて、傷んだり腐ったりしている可能性が高くなります。また、切ったときに汁が出たり果肉が崩れたりする場合も、腐っているため食べないようにしてください。

種は?

アボカドを半分に切ったとき種がポロッと簡単に取れる場合は、それだけ果肉が柔らかくなり過ぎているということです。熟成が進んだ段階からさらに腐りかけている、もしくは既に腐っている可能性が高いため、食べないようにしましょう。

アボカドの特徴を知って美味しさを堪能しましょう!

アボカドは独特の濃厚な食感や、世界一を誇る栄養価の高さを持つ魅力的な果物です。外側から果肉の様子を窺い知るのは難しそうに感じますが、外見や触り心地などから食べ頃や美味しい個体を見分けられます。

これからアボカドを購入する際は、ぜひ良質なアボカドを選び、あなたのお好みの熟成度を探したり熟成度に合う調理法を試したりして、アボカドを一層美味しく楽しく味わってみてはいかがでしょうか。

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