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ワンランク上の農業へ!役立つ資格の取り方・使い方~水田環境鑑定士~

連載企画:ワンランク上の農業へ!役立つ資格の取り方、使い方

ワンランク上の農業へ!役立つ資格の取り方・使い方~水田環境鑑定士~

米は日本人の多くが日常的に口にするなじみ深い食べ物。だからこそ安全性が高いものを選びたいですよね。でも、無農薬であれば間違いなく安全!と言い切れるわけでもないため、消費者の方への安全性の伝え方にお悩みの方もいるのではないでしょうか? そんな中、水田の環境を通して米の魅力を伝える資格が2004年(平成16年)から始まっています。

「ワンランク上の農業へ!役立つ資格の取り方、使い方」第四回では「水田環境鑑定士」の仕事について紹介します。

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水田の安全性を水質や生態系から鑑定!

水田環境鑑定士の仕事は圃場(ほじょう、作物を栽培する田畑)を調査し、安全性を数値化することです。調査対象は水田にいる環境に左右されやすい昆虫や魚類、鳥類。汚染されていない環境に生息する昆虫を見つけたり、昆虫を食べる魚や鳥の生態を理解したりすることで水田の豊かさを証明できるのです。安全性が高い圃場で生産された米はA、あるいは特Aと認定されます。認定された米は商品のラベルや米袋に「水田環境鑑定士が認めた」とことを表すラベルを購入して貼ることが可能です。そのほか、米・食味鑑定士協会のホームページに安全な圃場として紹介してもらえます。

講習会は「米・食味鑑定士協会」が開催しています。水質や土壌、微生物の知識に限らず、資格を使用したビジネス手段について学ぶことが可能です。

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