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箱罠×IT機器で次世代型イノシシ対策を実現! 熊本の若手農家チーム【ジビエ入門】

箱罠×IT機器で次世代型イノシシ対策を実現! 熊本の若手農家チーム【ジビエ入門】

2018年03月03日

熊本県ではイノシシによる農作物被害が急激に悪化。若い農家がチーム体制でイノシシ対策を行う「くまもと☆農家ハンター」では、箱罠と最新のIT機器を組み合わせて効率的にイノシシを捕獲します。全国から注目を集める次世代型の獣害対策を取材しました。

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デコポンを食い荒らしたイノシシを箱罠で捕獲

箱罠(はこわな)とは、牢屋のような鉄製の箱に米ぬか等のエサを入れ、イノシシをおびき寄せて捕まえる仕組みの罠です。しかし1基5~10万円と高額で、農家が自己資金で購入するのは厳しいのが実状です。田畑での生産活動も多忙なため、見回りに時間を費やせないという問題点もあります。

そこで「くまもと☆農家ハンター」共同代表の宮川将人(みやがわ・まさひと)さんは、インターネット上で支援者を募集するクラウドファンディングに挑戦。これまでに集まった資金で40基の箱罠、付属のセンサーと監視カメラを購入し、IT機能を駆使した効率的な捕獲に成功します。宮川さんにお話を伺いました。

箱罠で悪いイノシシだけを捕獲

栗畑を荒らされて箱罠を設置

―箱罠とは何ですか?

鉄製の箱に米ぬか等のエサを入れてイノシシをおびき寄せ、罠に入ったイノシシがワイヤーに触れるとガシャンと扉がしまり、中に閉じ込められる仕組みです。

―なぜ銃ではなく箱罠を使うのですか?

私たちは農家ですから畑仕事が忙しく、銃を持って山に行く時間がないのです。駆除するのは里に降りてきて畑を荒らす悪いイノシシだけでいいので、「待つ」方法が最も適しています。これなら山奥で生きている良いイノシシは捕獲せずにすみます。

―箱罠はコストがかかりますが?

私の本業は蘭の花農家でネット通販に力を入れているため、IT関連事業に精通していました。クラウドファンディングを利用すれば啓蒙活動にもなると思って挑戦したんです。有難いことに今までに3回成功し、その資金をもとにイノシシの捕獲を行っています。

大量発注で箱罠1基あたりのコストを下げる

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