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米からエタノールを作る!岩手県奥州市の地域循環プロジェクト

米からエタノールを作る!岩手県奥州市の地域循環プロジェクト

日本有数の米どころ岩手県奥州市。増えていく休耕地を活用し、美しい田園風景を復活させたいという思いから始まったのが、米からエタノールを作るプロジェクトです。2013年4月からこのプロジェクトを引き継ぎ、さらにその製造過程でできる「米もろみ粕」を採卵鶏のエサとして活用する地域循環システムを実現させている、株式会社ファーメンステーション。代表の酒井里奈(さかいりな)さんに話を伺いました。

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発酵の力を活用した、付加価値のある製品作りを

発酵
お酒を作る醸造からヒントを得た発酵技術を活かし、循環プロジェクトの展開や、システム・製品開発などの事業を行うファーメンステーション。その活動の一つとして、岩手県奥州市の水田で栽培した無農薬・無化学肥料の米からエタノールを作るプロジェクトがあります。

エタノールは、別名「酒精」とも言われるアルコールの一種で、燃料の他、消毒剤、化粧品、雑貨の原料、食品添加物といった様々な用途に使われています。ファーメンステーションでは、エタノールを自社工場で発酵・蒸留して作り、化粧品の原料として販売する他、エタノールや発酵粕などを使った化粧品やアロマスプレーを自社のコスメブランド「FERMENSTATION(ファーメンステーション)」として製造販売しています。

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