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新宿の舞台で農業の魅力をPR 噂のイベントスペース JA東京アグリパーク

新宿の舞台で農業の魅力をPR 噂のイベントスペース JA東京アグリパーク

「こんなイベントスペースができるのを待っていた」。
全国各地のJAや食品関連団体が、あったらいいなと思い描いた理想の舞台が、2017年4月、日本最大のターミナル新宿にオープンしました。その名もJA東京アグリパーク。週替わりで「農」や「食」に関するイベントを開催し、毎日平均1,000人が来場。2017年はのべ20万人が訪れました。
心を込めて育てた農産物や、わが町の農業の魅力を、よりたくさんの人たちへPRするのに、これほどぴったりの場所はありません。農や食に携わる人ならぜひ活用してみたいJA東京アグリパークのバックステージを紹介します。

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新宿で大盛況の情報発信拠点

JA東京

多摩産材でナチュラル感を強調

27万人の就業者が行き交う新宿。その駅南口交差点のすぐそば。甲州街道沿いに建つビル1階にあるガラス張りのスペース。入口には120インチの大型サイネージでは、本日・近日のイベント告知をはじめ、JA・地域・農産物などをPR。
中へ入ると、外光で満たされた約35坪の空間は東京の多摩産材を随所に使用してナチュラル感を強調し多摩産材を随所に使用。白を基調とした、ナチュラルで明るい雰囲気なイベントを演出します。

新しいイベント初日の火曜日をねらうコアファン

「この辺で野菜を売っているのはデパ地下ぐらい。それと比べると、ここの野菜は圧倒的に新鮮で美味しいと評判なんです」。
そう話しながら案内してくれたのは広報担当の花枝純(はなえだじゅん)さん。施設にはすでに100人以上の固定ファンがつき、イベントが交替して初日の毎週火曜日には必ず来場されるといいます。

1日の最高売上62万7千円

これまで(2018年2月現在)の1日の最高売上は、2017年8月末から9月初めにかけて開かれた岐阜県JAひだの「グルメ王国飛騨まるごとフェア」で記録した62万7千円。特産品の飛騨牛の精肉のほか、お弁当・おにぎりなども飛ぶように売れました。
また、最多購入者数は同年9月の「秋のフルーツフェア」での491人。全国各地のフルーツ(ブドウ、リンゴなど)の試食販売で、来場者・売上ともに急増しました。

万能調理器スチームコンベクションを完備した「あぐりキッチン」

イベントを行う各団体は入口から向かって右手奥の「あぐりキッチン」を活用し、販売する農産物の試食用調理や、旬の食材を使った料理を来場者に提供。通常の炊飯器や冷蔵庫の他、煮る・蒸す・焼く・炒めるといった幾通りもの加熱調理が1台でできるスチームコンベクションを完備しているので、誰でも簡単に、安全に、手早く調理ができます。
日によっては近隣のビジネスマンやOLがここのランチを目あてに足を運んでくることも。「ランチおいしかったからまた行こう」「夕方、あそこの野菜を買って帰ろう」といった望ましいスパイラルもしばしば起こるようです。

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