農学系大学が研究・開発して販売する食品紹介(前編)
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農学系大学が研究・開発して販売する食品紹介(前編)

農学系大学が研究・開発して販売する食品紹介(前編)
最終更新日:2019年05月22日

近年、大学自らが研究・開発・販売を手がける、「大学ブランド食品」が注目されています。また、地域に根ざした特産品を使用して大学が開発し、地元メーカーが商品化する産学連携の商品も多く誕生しています。大学生の斬新な発想で生み出される食品は、魅力的なものばかり。今回は、食品を開発している4つの大学について商品と一緒に紹介していきます。

農学系の大学が開発した食品とは

農学部の学生たちが、学生ならではの発想力を生かして商品開発を行うケースが増えています。実際に商品開発にこぎつけるまでには、地元の農産物の持つ知られざる力などを研究し、授業の実習を通して製造まで、非常に長い道のりとなります。

そういった大学生の努力と地元企業の協力などで誕生した商品は、味はもちろんのこと、健康効果なども期待できるとして注目を集めています。本特集では、そうした全国の農学系大学発の食品を紹介します。

実際の研究・開発事例

東京農業大学

カムカムドリンク

東京農業大学は日本で初めて設立された私立の農学校であり、現在では、国内最大の農学系総合大学です(※2018年4月現在)。学問のための学問を廃し、研究室での活動を主体とした「実学主義」を教育理念に、東京農業大学では学生の豊かな発想と斬新な視点から、魅力的なオリジナル食品を多数開発しています。

また、大学で開発した食品は、農大学生によるベンチャー企業「メルカード東京農大」が運営する通販サイト「農大市場」から購入することができます。

カムカムドリンク

カムカムとは、ペルーのアマゾン川流域原産の植物です。樹高が高いものと低いものがあり、アマゾン川流域の流れの緩やかな湖沼の水辺に生息する樹高の低いものにはビタミンCが非常に多く含まれています。

現地の人々は、昔から風邪予防、肌荒れ防止、便秘解消、肥満抑制などに良いとして、果実を食べたりジュースにしたりしていました。東京農業大学ではこのカムカムのパワーに注目し、アマゾンの果実の恵みを手軽に缶ジュースで味わえるカムカムドリンクを開発し、人気を集めています。

サチャインチオイル

オメガ3オイルが近年注目を浴びていますが、東京農業大学では、ペルーの高地原産のサチャインチという植物の種子からとれた、オメガ3系脂肪酸とビタミンEが豊富に含まれたサチャインチオイルを開発しました。

原料は現地ペルーで農大OBが選定、良質な種子を国内のコールドプレス製法で丁寧に絞って製造、厳しい検査をパスしたものだけが販売されています。

岡山大学

岡大農場アイス(白桃)

岡山大学農学部では、付属の山陽圏フィールド科学センターで、農産物や加工品など魅力的な食品を多数開発しています。岡山大学農学部で開発された商品は「岡大農場」という統一ブランドで売り出し、安心・安全な商品の販売を目指しています。

岡大農場ジュレ(白桃)

岡山の特産品である白桃を贅沢に使った「岡大農場ジュレ(白桃)」は、岡山県青果物販売との共同開発で誕生しました。商品ラベルは森田潔学長が監修しています。「高級品のイメージがある桃を手軽に味わえる」、「桃の味が濃厚」と評判となっています。

岡山大学農学部ではその他にも「岡大農場ぷりん(白桃)」や、「岡大農場アイス(白桃)」なども開発、販売しています。

帯広畜産大学

畜大牛乳アイスクリーム

帯広畜産大学は、国内で唯一の畜産系単科として、1941年に開学した大学です。日本を代表する食糧生産地である北海道十勝地方にあり、これまで獣医畜産を中心とする食料生産・流通の幅広い領域に多くの卒業生を輩出してきました。

帯広畜産大学の所有する農場は、なんと東京ドーム25個分。この広大な敷地の中で、大学の研究と教育のために飼育されている健康な牛からとれる「畜大牛乳」は50年以上の歴史を誇り、北海道ではスーパーなどで見かけるほど地域に根ざしています。

畜大牛乳アイスクリーム

畜大では飼料の自家生産も行っており、その飼料を食べて育った乳牛からとれる牛乳が濃厚でおいしいと評判ですが、この畜大牛乳を使用したアイスクリームも販売されています。畜大牛乳と十勝産生クリームを使用し、濃厚な味わいが特徴です。畜大での放牧風景のイラストがデザインされた緑色のパッケージが目印です。

近畿大学

近畿大学水産研究所が完全養殖に成功した「近大マグロ」

近畿大学は、国内の私立大学の中でも有数の学部・学科数があり、多くの在学生・卒業生数を誇るマンモス大学です。さらに、近大マグロの開発や、大学が研究した養殖魚専門料理店「近畿大学水産研究所」のオープン、全国初の入試の出願完全ネット化など、他の大学にはない革新的な姿勢が人気を集め、2014年には一般入試志願者数がなんと日本一に。「今行きたい大学」である近畿大学の学生たちは、魅力的な食品を次々と開発しています。

和風焼きカレーパン 近大マグロ中骨だし使用

近大マグロの中骨エキスを使用したカレーパン。マグロの旨味がギュギュッと詰まった贅沢な味わいが特徴です。第一屋製パン株式会社、近畿大学水産研究所と株式会社アーマリン近大が共同開発しました。

和風焼きカレーパン 近大マグロ中骨だし使用

メロンジェラート

松井農園と近大が共同開発した新種のメロン「バンビーナ」のみを使用した無香料・無着色のメロンジェラートです。

メロンジェラート

学生が作る魅力的な食品を味わおう

4つの大学が開発した魅力的な食品を紹介しました。
学生たちの独創的な発想と熱心な研究成果が生み出す商品には、他にはない魅力が詰まっています。

主に大学生協や近隣の小売店などで販売されていますが、お取り寄せができる場合もあります。ぜひ試してみてはいかがでしょうか。

 
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