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野菜の新しい発見や感動を直接お届けする『べじたぶるぱーく』

野菜の新しい発見や感動を直接お届けする『べじたぶるぱーく』

大阪府のてっぺん(最北端)で標高200mに位置し、気温の寒暖差と緑豊かで自然美が魅力的な豊能郡能勢町。その田園風景の一角に、農業に熱い思いを抱く若い夫婦がおいしい野菜やお米、ハーブを育て、ジャム、漬物などの加工品を販売する『べじたぶるぱーく』があります。セレクトショップの副店長、宅配便のドライバー経験を経て農業をはじめたご主人(植田歩さん)と、大学で学んだ有機農業や国内外の農家体験で得た知識を積極的に商品に採り入れる奥さん(絵美さん)に、『べじたぶるぱーく』の現状や課題、そして今後の夢を語ってもらいました。

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農業に興味を持ったきっかけは食に関する本との出合い

20代前半は、セレクトショップで仕入れや販売を経ての副店長や、宅配便会社のドライバーとして働き、食生活はジャンクフード中心で、農業には無縁でした。今振り返ってみると、食に関する本との出会いやイベントで味噌をつくったことが、農業に興味を持つきっかけだったと思います。能勢の自然に魅了され、25歳で移住してからは、貸していただいた土地で、わからないことを素直に尋ねながら少しずつ経験を積んでいきました。経験豊富な先輩方から厳しくも貴重なアドバイスをいただきながら、とにかく必死に農業を覚えていきましたね。5年間の経験を経て30歳で、『べじたぶるぱーく』として本格的に農業をスタート。といってもまだまだ何もない状態ですので、国の交付金を利用し、最低限からの第一歩です。 

本に出会ってからのすべての経験が今の実績につながっています

売れないが売れるに代わったいろいろな要因が自信につながる

正直全然軌道にはのっていませんよ。(笑)実際、私たちが一生懸命育てたダイコンがマルシェで売れず、隣のショップで同額の加工品が売れるという、とてもショックなこともありました。野菜だけでは買ってもらえないのかな、でもそのまま捨てるのはもったいないと思い、手探りで野菜ジャムやおこめジャムを作って売り始めました。ジャムを買っていただいたお客さまから「おいしいよ」と嬉しい言葉をいただけるようになったことが、自信になりましたね。余ったお野菜の加工品が売れるから元のお野菜に関心を持ってもらう。その逆も、ある。こうした好循環が生まれたことも、素直に嬉しいです。
このように試行錯誤を繰り返しながらも、変わらず実践していることが3つあります。1.自分たちが食べたいものをつくる、2.直接届ける、3.発見や感動を与えることです。見た目が悪い、いたみやすい野菜でもおいしいから自分で食べたいしお客さまに食べてほしい。田舎に移住して新規就農してきたからこそ、直接渡して正直な感想を聞きたい、お客さまの表情を見たい。そして自然を通して得られるたくさんの発見や感動をしっかりと伝えられる存在になりたいと考えています。また、これらを実践するためのスローガンとして、【野菜発見!】があります。野菜一つひとつに違いはないのでしょうが、育て方、おいしい食べ方など新たな魅力は、これからも発見できるという思いを込めています。スローガンと3つの実践を常に徹底して、お客さまに喜ばれる商品を育てていきたいですね。

自分たちが食べたいお野菜だから、一生懸命育て直接感動と合わせて届けます

【山香るコーディアル】は信頼するスタッフさんとともに開発中

「すぐ飲食できるものがほしい」「未利用農産物を加工してほしい」などお客さまや地域生産者のご意見や期待に対して、お野菜や加工品という現行商品では限界があると感じたことがきっかけで、飲料製造所を作りたいと思うようになりました。実現すれば、大阪農家では初めての取り組みのようです。機械設備の導入、高い衛生基準をクリアするためには多額の投資が必要ですが、助成金制度を活用しながら、どんな飲料品をつくるか試行錯誤の連続です。
そんな折、スタッフさんの意見で、心からのという意味を持ち、ジュースよりも健康的なコーディアルに興味を持ちました。見た目がカラフル、飲料として、シロップやソースとして使い分けができる利便さが良くて、カモミールやはちみつ、しそ、ミントなどを組み合わせて試作品作りをスタッフさんと一緒にはじめています。普段は瓶詰めやラベル添付、収穫を手伝っていただくスタッフさんですが、貴重なアドバイスをいただけるので、あらゆる面で助かっています。
山香るのネーミングは、デザイナーさんのアイデアです。山里の能勢の雰囲気を端的に表現していて、親しみやすい商品名だと自信を持って言えます。

カモミールとはちみつ、栗とバニラなど、最適な組み合わせを試作中です

小さくても大きな農園を育て、都会と里山をつなぐ接点に

お野菜、加工品、山香るコーディアルとラインナップが揃い、さらに周りの生産者さまからの受託加工やコラボ商品も増えていて、横展開ができるようになってきました。今は、小さくても、大きな広がりのある農園を育てることが今の目標です。その農園には、加工場の機能を保ちながら、ワークショップや直接販売ができる施設を設けたいですね。実現したら、ワークショップや楽しいイベントを企画して、地域の皆さん、観光客、ドライバーさんにもふらりと寄っていただける農園になります。そして都会と里山をつなぐ接点になります。田舎でお野菜と接して【野菜発見!】を満喫し感動を味わっていただく。その感動を都会で思い出し、生活に役立てていただければ、嬉しいですね。
最後になりますが、こんな私たちの夢を一緒に実現していただける仲間を求めています。お野菜やハーブをつくりながら、新しいアイデアを提供していただける方。調理師やパティシエの経験を活かしたい方。自然美あふれる能勢で【野菜発見!】を私たちと一緒に体現しましょう。

ミントやしそ、大根、トマトなどの小さな田畑が大きな農園になることを夢見て

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