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<東京都・東京都中小企業団体中央会助成金採択事業>農業用土壌改良資材『エコカル』で驚くほど元気に作物が育つのはなぜ?

<東京都・東京都中小企業団体中央会助成金採択事業>農業用土壌改良資材『エコカル』で驚くほど元気に作物が育つのはなぜ?

植物の生育に必要なカルシウム。農業用のカルシウム資材の中でも、石膏(硫酸カルシウム)は、水に溶けやすく、作物に吸収されやすいことが特長です。石膏再生協同組合は、建築資材の石膏ボードにカルシウムとイオウが多量に含まれていることに着目し、農業用土壌改良資材として再生する取り組みを進めてきました。そこで開発された『エコカル』は、農作物が驚くほどよく育つと聞けば、興味を持たずにいられません。『エコカル』を誰よりもよく知る中和信治(なかわしんじ)さんに話を伺いました。

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建築資材をリサイクルで、農業資材に

石膏再生協同組合

『エコカル』を誰よりもよく知るという中和信治さんを訪ね、中和さんが社長を務める建設会社 株式会社中和工建のオフィスとグループ会社の中和ファームがある神奈川県伊勢原市に伺いました。中和さんは兼業農家で、4.5haの水田と3.5haの畑に米と露地野菜を作付けし、7年ほど前から『エコカル』のテスト農場を担い、常に商品改良のフィードバックを続けています。建設-資源再生-農業のすべての現場を知るキーパーソンで、現在は石膏再生協同組合で『エコカル』の販売促進も担当しています。

石膏ボードは、主に建物の内装に使われています。以前は新築工事や解体現場で出された廃材は埋め立て処理されていました。その再資源化に取り組むべく石膏再生協同組合が結成されたのは2007年(法人としての認可は2012年)のこと。長野県の大規模な農業経営者の助言で、石膏の主成分が硫酸カルシウムであることに着目し、農業用土壌改良資材『エコカル』を開発。着想から10年にわたる実証実験によって改良が重ねられてきました。

石膏再生協同組合

「建設現場で分別された廃石膏ボードは、工場に集められて粉砕され、ふるいにかけられてクロス(紙材)や釘などの不純物が取り除かれ、環境安全に配慮した石膏粉(原料)に再生されます。この石膏粉に水を加えて練り、加熱してペレット状に成形したものがエコカルです。圃場で散布する際、粉末では風で飛散してしまうので、扱いやすい直径5mm程度のペレット状にしています。農業従事者として、不純物は入れたくないので今は独自技術を開発し、ペレット状に固めるためのバインダー(固着材)も使わず、圃場に優しい製品に仕上がっています」と、中和さんは製品ができる過程を丁寧に説明してくれます。

さらに石膏再生協同組合では、国立環境研究所や大学教授などからなる有識者チームを編成し、日本で初めて石膏を安全に再生利用するための「ガイドライン」を策定するなど、安全性や品質の担保に努めており、月に1度はロットごとに成分検査を行い、安全シートを作成しています。

希少成分「フルボ酸」入りは『エコカル』だけ。その効果は?

石膏再生協同組合

次に知りたいのはその効果です。『エコカル』の主成分は石膏(硫酸カルシウム)とイオウ。石灰質肥料(炭酸カルシウム)と比べて溶解率が170%も高く、土壌の保水性、排水性、保肥力の向上が認められています。イオウも同時に吸着するため、作物の養分移行がスムーズになり、根が深く伸び、連作障害などを軽減し、より少ない肥料で収穫量を増やすことが可能です。

石膏再生協同組合


分析:国土防災技術株式会社

『エコカル』には、純国産の「フルボ酸」を配合しています。「フルボ酸」はもともと森林や土壌に含まれる物質で、ミネラルの溶出を促進し、その養分を保持する機能を持つことから「ミネラルの運び屋」と呼ばれています。この「フルボ酸」がカルシウムの吸収効果を高め、さらには『フルボ酸入りエコカル』と「フルボ酸」を配合していない『通常版エコカル』の比較では10%から200%の効果でカリウム、リン、マグネシウム、鉄、マンガンを作物に供給することがわかっています。

石膏再生協同組合

百聞は一見にしかず。『フルボ酸入りエコカル』を使用している中和ファームの圃場に案内してもらいました。取材時の8月はサトイモ、ナス、サツマイモ、落花生などが栽培されていました。驚いたのは、サトイモの葉柄の太さ。両手のひらでも掴みきれないほど成長しています。近くの圃場のサトイモと比べると品種が違うのかと思うほど。

石膏再生協同組合

猛暑で雨も少なく、作物の生育が心配された今年の夏も、ナスが背丈ほどに成長し、つやのある大きな実をつけていました。「ナスの収穫が6月から12月までと長期間行えるのも『エコカル』の効果です」と中和さんは生産者の顔で話します。食べてみると甘みがあり、取材時に直売所にわざわざ車で買いに来る方がおられたのも納得です。

使い方は簡単、元肥として土壌に混ぜるだけ

石膏再生協同組合


[左]『エコカル』未使用・[右]『エコカル』使用

『エコカル』の使い方を中和さんに伺うと、「『フルボ酸入りエコカル』のことを、養分を実や葉に行き渡らせる潤滑油だと思って、深く考えずに使ってみてください」とシンプルな答え。硫酸カルシウムは中性(PH7)なので土壌のPHに影響することはありません。石灰系のカルシウム剤はやめて、代わりに『エコカル』を使い、肥料は従来どおり、もしくは減らしても大丈夫。中和ファームでは、『フルボ酸入りエコカル』で改良した土壌に牛糞のみを肥料として与えているそうです。

石膏再生協同組合


[上]『エコカル』未使用


石膏再生協同組合


[下]『エコカル』使用

使用量は、露地栽培の場合は元肥として畑1反あたり3~5袋(1袋20kg)を土壌に混ぜ、さらに追肥として2~3袋を使用するのが目安。水稲で使用する場合は我慢が必要で、硫酸カルシウムが水に溶けて流れてしまうので追肥は行わず、元肥として5~6袋を入れると3年程で土壌が安定してきます。

『エコカル』は主に農業資材の展示会などで相談を行いながら対面販売を行っているといいます――「農地の状況や栽培品目を伺って、導入する・しないをアドバイスしています。例えば『フルボ酸入りエコカル』は、収穫期を長く保ち収穫量をアップさせるものなので、収穫したい作物やその目的に沿った使い方を勧めています。『フルボ酸入りエコカル』を使い出した生産者の方々は、食味がよくなり、葉物は丈夫に、そのうえ収穫量は倍層すると一様に驚かれますよ」と笑顔の中和さん。

農作物の収穫量アップを目指すなら、簡単に使えて、安心・安全・速効性のある『フルボ酸入りエコカル』を試してみる価値がありますね。
 



 
<取材協力>
株式会社中和工建
〒259-1118 神奈川県伊勢原市見附島53-1
TEL 0463-91-7041
ホームページはこちら
エコカルの販売・野菜の直売はこちら(株式会社中和コーポレーション)
 
<お問い合わせ>
石膏再生協同組合
〒103-0026東京都中央区日本橋兜町11-13 たちばなやビル2階
TEL:03-6661-6882
エコカルの詳細・販売はこちら

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