ネットショップ作成サービス『BASE』とは何か?
50万店舗以上が『BASE』でネットショップを開設
個人も企業も当たり前にネットで売り買いをする今日、多くのネットショップが開設され、支援するサービスも増えています。BASE株式会社が運営するネットショップ作成サービス『BASE』もその一つ。「お母さんも使える」というコンセプトでサービスが設計されているので、簡易な操作性でデザイン性の高いネットショップが作成できます。また、初期費用や月額費用が不要という手軽さが高い人気で、サービス開始6年目にして50万超のショップが開設されています。
個人や企業、地方自治体も利用し、ファッション雑貨などのアイテムやホビーグッズなど数多くの商品が販売されている中、食品を扱う店舗も少なくありません。企業が加工品を販売するだけでなく、農家が直接、米や野菜、果物などを販売している店舗も増えています。

無料で開設できる手軽さが人気で、ネットショップ開設実績No.1を誇る『BASE』。
農作物はネットでも売れる
農家さんの場合、直売所で農作物を販売することも多いでしょう。規格外の「B品」や採れすぎた作物など、販路に困ったり廃棄してしまったりする作物も、直売なら収益化することもできます。ですが、近隣の方など限られたお客様相手になってしまう場合もあり得ます。その点、ネットショップは遠方のお客様にも自分の作った野菜などを見てもらえて、販売につなげられます。さらに、どれを、どのくらい、いくらで売るかを自由に決められるネットショップは、魅力的な販路の一つです。しかし、新しいことを始めるにはコストもかかります。販路拡大のためにコストがかさんでは本末転倒です。

直売所に並べていた野菜をネットで販売する農家さんも増えています。
コストパフォーマンスが魅力、『BASE』なら無料
『BASE』の最大の魅力は、初期費用・月額費用が0円で商品が売れたときの決済手数料等だけでネットショップを作成・運用できることにあると言えます。ネットショップを開設するイニシャルコストも、運営していくランニングコストも無料なのです。「売れるかどうか分からないネットショップに大金をかけるのはリスクが大きい」という方には特に打ってつけのサービスです。
コストを比べて『BASE』を導入
100年続く農家の4代目が直面した課題
東京都西東京市で野菜を作るやすだ農園も『BASE』を導入した農家です。
妻である加奈子さんの実家の跡継ぎとして就農した安田弘貴さんは、加奈子さんとそのご両親の4人で、100年続く約70アールの畑で年間約50品目を作っています。弘貴さんが就農した2012年は大手スーパーへの出荷をメインに自宅の庭先の直売所でも販売。その後、直売所では出荷に向かない「B品」の野菜の販売に力を入れるようになりました。

東京都西東京市の住宅地で100年続く農家を営んでいるやすだ農園で、『BASE』の使い勝手について話す安田さん。
「天気が悪いとお客様が来ませんので、売れ残った野菜はまとめて売るか廃棄か…。まとめて売る場合は価格を下げて安く売ることになるため、農園の価値まで下げてしまいそうで、それなら廃棄したほうが良いのでは…とさえ思いました。無駄になる野菜を少しでもなくしたい。そこから、どうやって販売をするかを考え始めました」
『BASE』を導入したわけは…
新たな販売方法を探る中、弘貴さんと加奈子さんはこんなことを考えます。
「いろいろなネットショップで、野菜の詰め合わせが商品として売られている。ならば自分たちもやってみよう」と。
そこで選んだのが『BASE』でした。
「一番気になったのが販売手数料。比べていたら『BASE』が一番安かった。他のサービスには宅配便の送料半額などの特典もあったのですが、それを踏まえたコストを比べても『BASE』が良いかなと思って、昨年の11月から始めました」

収穫物をスマホで手軽にアップ。値決めも自分たちで決められる点もありがたい、と話す安田夫妻。
野菜の価値を下げずに売上アップ
それでも初めのうちは、仕事が忙しく満足に取り掛かれなかったそうです。そんな中、「BASEさんから『12月の福袋企画に出してみてはどうですか?』と言われて10セットほど用意しました。全品『A品』で揃えたわけではなかったのですが、7セット売れたんです」
それまで直売所で売って、売れなければ家族で食べるか廃棄になっていた物が売れた。これを機に本格的に詰め合わせの販売に力を入れるようになりました。「少しでもお客さんが買ってもらえると、お金になるのでありがたいなぁと思いました」

写真を撮って商品をアップするのは妻の加奈子さん。美味しそうに撮る作業も楽しいと言います。
リピーターの存在や、生の声が励みに
福袋を買ってくれた方をはじめ、多くの方がリピーターになってくれました。現在は「BASE」のライブ配信機能『BASEライブ』も利用して、安田さんご自身で視聴者に商品をご紹介されています。視聴者から届くコメントがやりがいになっているそうです。また、やすだ農園では一風変わった野菜を作っていますが、スーパーなどには出荷しづらいこれらの野菜の販売にも役立っています。今夏は『BASE』で数十万の売上があがったとも話します。
「導入に不安はありませんでした。あえてハードルを挙げれば写真撮影や配送などのひと手間はかかります。けれど、農家はやったほうがいい。どんどん売っていきたい方にはお勧めしたいですね」
今後も”お客様とのやり取りを楽しめる販路”として、もっと活用していきたいと、安田夫妻は声を揃えます。

「ネットを通してお客様と触れ合えるのも、ネットショップの魅力のひとつですね」と安田夫妻。
<取材協力>
やすだ農園
〒188-0004 東京都西東京市西原町2-1-31
ショップはこちら
<運営会社>
BASE株式会社
〒106-6237 東京都港区六本木三丁目2番1号 住友不動産六本木グランドタワー 37F
TEL03-6416-5450 (代表)
収穫した農作物をネットで売りたい方は『BASE』で!
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