初心者向け野菜総選挙!育てやすさのポイントとは?【枯れ専かーちゃんのベランダ菜園】 – マイナビ農業

マイナビ農業TOP > ライフスタイル > 初心者向け野菜総選挙!育てやすさのポイントとは?【枯れ専かーちゃんのベランダ菜園】

ライフスタイル

初心者向け野菜総選挙!育てやすさのポイントとは?【枯れ専かーちゃんのベランダ菜園】

連載企画:枯れ専かーちゃんのベランダ菜園

初心者向け野菜総選挙!育てやすさのポイントとは?【枯れ専かーちゃんのベランダ菜園】

最終更新日:2018年10月16日

野菜を自分で育ててみたいけれど、畑を借りるのは少しハードルが高い。それならプランターで手間をかけずにプチ自給を叶えてみようと始めたベランダ菜園。春夏シーズンではミニトマトやキュウリ、ミックスレタスを育てて、収穫を得たり、枯らしてしまったりする悲喜こもごもを味わいました。そして季節は秋シーズンに突入。今度は何から植えようかと迷って初心者向けにお勧めされる野菜を調べてみると、ある傾向があることに気がつきました。

  • twitter
  • facebook
  • LINE

初心者が最初に育てるべき野菜とは

ミニトマトより育てやすい野菜を探す

暑さも和らいできた夏の終わり、インターネットの記事を手当たり次第に拾っては読み進めていました。初心者が最初に育てるべき野菜は何か。その答えを探していたのです。

いかにも身近にあって、簡単そうに思われたキュウリは、実は病気にかかりやすい野菜でもあったようで、あえなく撃沈。ミニトマトだって、すごく上手に育てられたという気はしません。そう考えると、秋シーズンは何から、どう植えるか、多少の迷いが生じてきました。

例えば、ベランダ菜園をマスターするまでのカリキュラムのようなものがあるとして、その教科書1ページ目に載っている野菜は何なのか。

ファミコンのロールプレイングゲームのように、一つ倒したら一つレベルアップするような分かりやすい道筋があればいいのに。ドラゴンクエストで言うところのスライム。最初にして最弱の敵。その野菜は何かと考えていました。

ドラクエの“スライム”のように初心者が最初に出会うべき野菜は何なのか?

各媒体の“推しメン”野菜を調べてみた

とりあえず検索窓に「ベランダ菜園」「初心者」「おすすめ」などのキーワードを打ち込みます。ヒットするのは園芸や生活情報系のサイトの記事で、内容はまあ色々です。書き手の主観で選んでいるので、野菜の種類も違えばお勧め度合いも違う。読み手のベランダ環境との相性もあるので、はっきり言ってどれが正しいとは誰にも言えません。

しかし、片っ端から読み進めるうちに、初心者によく勧められている野菜の傾向があることもまた分かりました。

そこで、検索上位に上がったものから手当たり次第に読んだ記事50本で勧められている野菜の種類を集計して、ベランダ菜園初心者向けのオススメ野菜総選挙を勝手に開催。“推しメン”ならぬ“推しベジ”として最も支持されている野菜を調べてみました。

何を育てるか迷った時にチェックすべきこと

結果の発表は記事の後半にするとして、50本の記事を読んで、初心者が育てる野菜を選ぶ際に、チェックすべきポイントがいくつかあることもおぼろげに見えてきました。例えば以下の4点です。

(1)栽培期間

初心者が野菜を育てる際には、栽培期間がどのくらいになるのかは是非チェックしたいポイントです。長くなれば病虫害の被害にさらされる危険性が高まるといい、同じ野菜でも早生(わせ)と晩生(おくて)では栽培期間が異なります。家庭菜園用に短い栽培期間で収穫できるように開発された品種などもあるようです。

購入した人参の種。播種から収穫まで50日のものもあれば70〜80日としているものもある。
五寸人参は一般的に100〜120日のよう

(2)葉物、実物、根物

栽培期間と野菜の種別で見ると、一般的にレタスなど葉物は育つのが比較的早く、根物(根菜)は時間がかかることが多いよう。ということは、収穫を得やすい順に、葉物>実物(実がなる野菜)>根物となりそう。

ただし、葉物は柔らかく、食べる部分が外に出た状態で栽培するので、虫の被害にあいやすい。虫の被害という面から見ると、根物>実物>葉物となりそうです。

(3)収穫時の野菜の大きさ

では、土に埋まっていて虫の被害にあいにくい根物なら簡単かというと、ベランダならではの狭さがネックになることも。例えば、ゴボウなどの根を深く伸ばすタイプの野菜は、相当深いプランターを用意しなければいけなくなります。また、スイカや白菜などの玉ができるタイプの野菜も、ミニサイズの品種でなければ難しそう。

(4)栽培にかかる手間

世話の作業量が多いかどうかも、見落としがちですが重要な点です。王道のミニトマトは、脇目かきや誘引の手間を考えると、実は初心者向きではないとする意見もありました。例えば、里芋や空芯菜など、土の乾燥を防ぐためにわらを敷く必要がある野菜などは、難易度がぐっと上がる印象です。

野菜と育てやすさの傾向がなんとなく分かったところで、やみくもに買い集めた種の袋を改めて眺めてみると、この3点を見事に満たしている野菜があることに気がつきました。

野菜総選挙の開票結果は

食卓でよく見かける野菜が人気

初心者にお勧めとして最も多くの票を集めた野菜は?

まずは、各サイトの“推しベジ”投票から選ばれた初心者向け野菜ランキングの8〜10位ですが、実は9〜11位が同点でした。

9位:ピーマン(12票)
9位:ナス(12票)
9位:ほうれん草(12票)
8位:小松菜(15票)

このあたりは、家庭で年間を通してよく使われる野菜が並びました。

続いて“神セブン”に入った4〜7位。こちらも6、7位が同点でした。

6位:葉ネギ(16票)
6位:オクラ(16票)
5位:キュウリ(17票)
4位:バジル(18票)

一番人気はやはりあの野菜!

そして、トップ3はこちらの野菜になりました。

2位:リーフレタス・ベビーリーフ(26票)

2位:ラディッシュ(26票)

1位:ミニトマト(28票)

やはりミニトマトは不動の一位。しかし、リーフレタスやラディッシュも同じくらい人気があることも分かりました。

この他に、葉物ではシソやルッコラ、実物ではゴーヤやししとう、根物ではミニキャロットや小かぶ、ハーブではローズマリーやイタリアンパセリ、果物ではイチゴやブルーベリーなどが人気でした。

数え上げた野菜の種類は全部で68種類ありましたが、1、2票しか入らないものも多く、一方で上位3位までの野菜については、各サイトから全力でお勧めされていると感じるくらいによく出会いました。

図らずも、ミニトマト、ベビーリーフ、キュウリについては、春夏シーズンで私も挑戦していたのですが、ラディッシュについてはなぜかノーマーク。しかし改めて考えると、ラディッシュは栽培期間が短く、土の中に実を成らせる根菜で、出来上がりも小さい。栽培の手間もさほど多くなさそう。まさに初心者向きの、最初にして最弱の敵……いや野菜なのかも。

秋シーズンの最初はこれを植えることにしました。

見た目も少しスライムっぽいし。

ラディッシュ、きみに決めた!

 
◆集計している暇があったら早く植えなさいよ、という声が聞こえてきそう。次回こそ、ラディッシュを植えます。
 

【枯れ専かーちゃんのベランダ菜園】シリーズ一覧はコチラ!

関連記事

カテゴリー一覧