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仙台市からのアクセス抜群。元気な若手就農者による新たな取り組みも展開

仙台市からのアクセス抜群。元気な若手就農者による新たな取り組みも展開

最終更新日:2018年10月15日

福島県の浜通り地方北部に位置し、宮城県とも隣り合う相馬市。農業をはじめ、漁業や工業、商業なども発展しており、古くから城下町として栄えてきた相馬エリアの要地です。鉄道の常磐線や、常磐自動車道が走っており、仙台市へも約1時間という好アクセス。稲作をはじめ、野菜や果実の栽培も盛んな相馬市の農業の魅力の一面を、先輩就農者や市の担当者などの声を交えて紹介していきます。

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冬でも雪の降らない気候を生かし、野菜や梨などの栽培が旺盛

相馬市は福島県の沿岸地域北部に位置し、南北方面および福島県中通りを結ぶ交通の要衝として昔から発達。江戸時代には中村藩6万石の城下町として栄え、現在でも相馬エリアの行政機関の出張所が集約されており、生活の利便性の高い地域です。宮城県と隣接しており、東北の大都市・仙台へは電車の常磐線や、車でも1時間程度と抜群のアクセスの良さを誇っています。国の重要無形民俗文化財でもある相馬野馬追いや、日本百景に数えられる松川浦などの観光資源にくわえ、2018年には8年ぶりに海水浴場もオープン。多くの人の往来を生んでいます。

また、東日本大震災の教訓から、防災備蓄倉庫「相馬兵糧蔵」を新設するなどさまざまな防災施設を備え、災害にも強い街を目指しています。

産業面では、夏には涼しく、冬でも降雪のほとんどない気候を生かしての農業も昔から盛ん。稲作をはじめ、ネギやブロッコリーといった野菜や、梨などの果樹栽培も活発。また、県内屈指のいちご栽培地としても知られています。

循環型にこだわる自然卵を生産。伝統野菜「相馬土垂」の復活に取り組む

東日本大震災後に生まれ故郷の相馬市に戻り、新規就農したのが大野村農園の菊地将兵さんです。

菊地さんは農業を志した後で、3年ほど香川や群馬、三重など各地の農家を転々と住み込みで働きながら、農業のノウハウを学習。相馬に戻り、準備を進めていたところに震災が起きましたが、相馬復興のためにも「今だからこそ」という思いで新規就農届を出したそうです。

ブロッコリーをはじめ、さまざまな野菜の栽培に取り組んだ後に始めたのが養鶏。相馬産の玄米や豆にくわえ、3時間煮込んだ魚のアラを発酵させ独自にブレンドした100%自然由来のエサと、広い鶏舎を自由に動き回れる平飼いで育てた鶏から生まれる卵を「相馬ミルキーエッグ」として販売。各種メディアに取り上げられるなど、本物を求める消費者に非常に高い評価を受けています。

また、最近では栽培が途絶えたと思われていたサトイモ在来種「相馬土垂」(そうまどだれ)の存在を文献で知り、どこかで栽培が続けられていないか探し求めて、ついに発見。「風評被害にも負けない新たな相馬ブランド」を作るべく地域の有志たちを巻き込んで、相馬の伝統野菜の復活にも力を入れています。

一緒に農業に取り組む仲間づくりにも積極的で、これまで老若男女問わず農業を体験してみたいという人々を各地から受け入れてきました。なかには農家になると言って研修を終えた人もいるとのこと。ゼロからでも農業を始めたい、自分なりの農業を確立したいという方はぜひ、その先駆者である菊地さんと一緒に農業を始めてみませんか?

最新設備を導入のいちごハウスを建設。農業生産法人として新たな船出

名勝・松川浦に隣接する和田地区は、戦後有志たちによるいちごの露地栽培が本格的に行われるようになり、県内でも指折りのいちごの生産地として成長。その後、ビニールハウスによる栽培が主流化した時代に、地域の農家が集って和田観光苺組合を結成。平成に入り、全国の成功例に習い、東北初のいちご狩り農園として和田観光いちご園を開業。ピーク時には期間中約6万人もの観光客が訪れる賑わいを見せていましたが、東日本大震災で約3ヘクタールの農地の約1.8ヘクタールが津波で流され、いちごハウスの6割が被害。直売所にも津波が押し寄せ、いちご農園の営業ができなくなりました。

被災した農家には高齢の方も多く、再建が危ぶまれましたが、和田観光苺組合を母体とする農業法人「和田いちごファーム」を設立し、相馬市が復興事業として水耕栽培の大型いちごハウスを建設、無償供与するという新たなスキームが採用されました。そして、施肥や水の管理、温度管理などもできる最新システムを備えた大型ハウスで、震災翌年の2012年には「幸の香」「とちおとめ」などのいちご栽培が再開。順調に元の賑わいを取り戻しつつあります。

和田いちごファームでは今、いちご栽培の研修生を募集しています。特に将来的には独立を目指し、後継者として相馬市のいちご栽培(観光農業)を担っていきたいという方は大歓迎。2年ほどの下積みの後には、和田いちごファームからいちごハウスを貸し出し独立してもらうというプランもすでにあるとのことです。最新の設備とノウハウ、いちごの生産から販売まで学べる環境が揃っています。観光農業に興味がある、いずれは大規模農業法人のリーダーになりたいという方は一度和田いちごファームでの農業を体験してみてはいかがでしょうか。

若手農家同士の交流も活発で、さまざまな形での就農をサポート

相馬市では、市の農業の未来を支える担い手をサポートすべく、2016年には相馬市青年就農者交流会を企画開催。お互いに相談やノウハウを学びあえる一種のコミュニティをつくり、SNSでのコミュニケーションなども促しています。新規就農希望者からの相談があった場合には、新規就農支援制度や技術指導の受け入れ先を紹介するなどの体制も整えています。

「相馬市の現状としては、担い手の高齢化が進み、新たな担い手や後継者を求めている声がいくつも挙がっています。新しく農業を始める際の選択肢は多く、大規模な農業法人の社員として働きながら農業の技術を学んだり、独立して新たに農業経営を確立したりと、目指す農業の形を体現しやすい環境です。研修という形でも相馬市での農業生活を体験することができます」と担当の持立さんは話してくれました。

農業振興担当の(左)渡部さんと持立さん

交通や生活の利便性も優れたほどよい地方都市・相馬市に、農業に興味のある方、就農地を探している方は訪れてみてはいかがでしょうか。

相双地域の農業をもっと知ることの出来るポータルサイトを(仮)公開中です。
11月初旬を目処に正式オープンいたします。

相双就農ポータルサイトはこちら

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【問い合わせ】福島県相馬市 産業部 農林水産課 農業振興係
〒976-8601 福島県相馬市中村字北町63番地の3
TEL 0244-37-2147 FAX 0244-37-2251
mail : sg-norrin@city.soma.lg.jp
担当者 持立(もったて)/ 渡部
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※なお、福島県相馬市は、12月24日(月・祝)仙台で開催される「マイナビ就農FEST」に参加します。
 ぜひお気軽にお立ち寄りください。
詳細はこちら

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