ECサイトから始まる、新たなブランディング
株式会社唐沢農機サービスは、2007年にそれ以前から唐沢健之社長の父が営んでいた農機具修理業を事業化。農家の農機具の修理や販売をはじめ、農業にまつわる様々なサービスを展開しています。2011年にはインターネット事業部「ビーズクリエイト」を立ち上げるなど、農業界のIT化の事業にも注力しています。
2014年からは、インターネット上で中古農機の取引を行うWebサイト「ノウキナビ」をオープン。農機具販売店が多く利用し、休眠農機具の再生に貢献しています。
そんな中、新たなサービスとして立ち上がった「タガヤス」の目的は、ブランディングにあるとのこと。
「農家が抱えている問題を解決するために最適な農機具を提供し、購入されたお客様の負担を少なくすることこそ『タガヤス』の使命だと思っています。その思いが伝わって、タガヤスのファンになっていただければ」と運営担当の土屋喬椰(つちや・たかや)さんは語ります。
その思いは、ブランド名の「タガヤス」や、田畑を表現したシンプルなフォルムのロゴデザインにもこめられています。

農場を農機具で「耕す」イメージ、母体である唐沢農機サービスのIT企業の姿、農家のプロフェッショナル性を感じさせるシンプルなデザイン
今後の展開は

「タガヤス」のトップ画面
オープンしたばかりの現在は、唐沢農機サービスで取り扱っている商品を中心とした品揃えと、シンプルなサービス設計で、Yahoo!ショッピング利用者にワンストップでの農機具購入の機会を提供しています。
今後はさらなるブランド認知のために、他社との差別化を図っていきたいとのこと。
これからの展望について土屋さんは「ECサイトの特性を生かし、サービスを拡充させていく予定です。店頭で商品を見ていただくのと同様に気軽に選んで購入していただけるよう、店舗運営に尽力したいです」と述べています。