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日本農業経営大学校で卒業式 11人が新たに農業者経営者の道へ

日本農業経営大学校で卒業式 11人が新たに農業者経営者の道へ

2019年3月9日、日本農業経営大学校第5期生の卒業式が行われ、卒業生11人が巣立ちました。同じ志を持つ卒業生たちは、新たな農業界の担い手として全国各地で活躍する予定です。

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誇りを胸に、地域のリーダーに

農業経営者教育を専門とする日本農業経営大学校で、2年間の学びを終えた第5期生11人の卒業式が行われました。

卒業生は農業を営む実家で就農する学生が多く、経営の知識を活かして課題解決や規模拡大などに取り組もうとするなど、卒業生全員は自らが農業経営者として独り立ちしていくための第一歩を踏み出します。

式辞を贈った堀口健治校長は、「人数が少ない学年だったが、その分密になった授業をよくこなした。卒業研究の成果も素晴らしかった」と評価。
来賓の吉川貴盛農林水産大臣は、「今の農業は、すさまじいスピードで変化している。リスクの多いなかで自分の農業を貫くために、2年間の学びで得た友人の存在を土台として、困ったときは助け合って頑張ってください」とエールを送りました。
卒業生を代表して答辞を述べた松本壮真さんは、「農業についてこんなにも真剣に語れる同級生は、かけがえのない財産。卒業生として誇りを持ち、地域のリーダーとして歩みを進めていきたい」と、力強く決意を表しました。

同校は全寮制で、高校卒業後から、30代後半までの多様なバックグラウンドを持つ学生たちが集まり、全国各地の農業経営や一般企業での実習や、卒業後の事業計画を発表し合う「卒業研究」などで学びを深めます。卒業生らは、東北や九州などで就農予定で、「お茶の需要増を目指したい」「食育を通して、消費者に野菜もっと楽しく食べて欲しい」と、目指す農家像に向けてそれぞれ意気込んでいました。

【関連リンク】
日本農業経営大学校

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