国内外で注目! 営農と売電で儲かる農業をつくるソーラーシェアリング

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国内外で注目! 営農と売電で儲かる農業をつくるソーラーシェアリング

国内外で注目! 営農と売電で儲かる農業をつくるソーラーシェアリング
最終更新日:2019年04月23日

ソーラーシェアリングとは、農業と発電の両立です。農地の上部空間でソーラーパネルによって発電を行ない、その下で営農を行なう新たな農業スタイル。近年、ソーラーシェアリングが国内外で注目を集めています。農家にとっては売電という新たな収入源が生まれ、さらに新規就農や後継者問題の解決にもつながるのではと期待が高まっています。
“農家のために”という思いでソーラーシェアリングの普及に努めるマッキンエナジージャパンの竹内社長、近藤さんとハリスさん、同社が会員として在籍するノウチエナジーの酒本代表理事に導入のメリット、可能性などを伺いました。

作業スペースも十分に取れ、長時間の作業が楽に

近年、日本では農業人口の高齢化・次世代の担い手不足に伴い、耕作放棄地が全国で増え続けています。農地が減り、就農人口が減少する理由には、農業の不安定さがあります。農業は定量化できるものでなく、その年の天候によっても大きく左右されますし、出来高が正確に直結するものです。

せっかく収穫したものも、売れなければ収入になりません。現在はこの問題に立ち向かうべく、さまざまな農家が収益源の分散化を図ったり、より消費者に受け入れられやすいプランを打ち出したりしています。
ソーラーシェアリングは、このような「農業という仕事形態が持つ不安定さ」を回避し、日本の農業発展の有効な手段として今注目を集めています。

ソーラーシェアリング(営農型太陽光発電)は、農業を継続しながら太陽光発電を同時に行う設備です。農地の上に支柱を立てて組んだ架台の上に、間隔をあけて太陽光パネルを並べ、作物とパネルで光を分け合います。高さ、幅にも十分なスペースを持たせるため、大型の農業機械の妨げになることもありません。支柱を活用して防虫・防鳥や害獣防護柵の設置も可能です。

農作業は日差しを浴び続ける過酷な労働環境。パネルがついたことで影ができ、真夏の炎天下での長時間の農作業が楽になります。トラクターに乗っての作業ではエアコンを使うこともありますが、日陰があるので燃費が良くなるというメリットもあります。

「太陽光パネルで発電した電気は、ハウス内の温度調節のヒートポンプや換気扇、自動潅水システムなど農業用電力に活用してコスト削減に役立てることも、また電力会社に売って副収入を得ることも可能です。農地という一つの土地の上で、農業と売電事業という2つの事業を融合し、新しい付加価値を生み出すことができるソーラーシェアリングは新しい農業のカタチと言えるでしょう」とソーラーシェアリングの第一人者であり同社顧問でもある、酒本道雄さん(一般社団法人ノウチエナジー代表理事)は話します。

植物工場をはじめとするスマート農業に不可欠な電力を作り出すソーラーシェアリング。
次世代農業システムとして、日本を豊かにする大きな可能性を秘めています

作物選定から栽培指導、太陽光発電までトータルな提案が強み

ノウチエナジーとコラボレーションしながら農業と太陽光発電の両立に力を注ぐ株式会社マッキンエナジージャパン。住宅用から産業用まで太陽光発電システムの施工では豊富な実績を有していますが、現在はソーラーシェアリングが主力事業になっています。

「当社が普及に力を入れているのは、営農型と言われる農業を中心とした太陽光発電です。私は農家の出身で、JAで金融と農業、エネルギーを学び、イワタニ近畿でコウジェネ(※)と太陽光発電を含む総合エネルギーを学び、マッキンエナジージャパンを設立しました。したがって、太陽光発電の部分だけでなく、下の農地で育てる作物選定から栽培指導、販路の拡大までトータルに提案・サポートできることが強みです」と語るのは、マッキンエナジージャパン代表取締役社長の竹内正明さん。

ご自身の経験からソーラーシェアリングで農家とスマート農業を支える事に力を注ぐ竹内社長

※コウジェネ……都市ガスを燃料として、必要な場所で電気を作り、
同時に発生する熱を冷暖房、給湯、蒸気などに利用できるシステム。

最近では日本各地でソーラーシェアリングの実績を順調に増やしている同社。「農業新聞や関西・関東で開催される『農業Week』には必ず出展し、またホームセンターナフコと提携してナフコの店舗にてソーラーシェアリングイベントを定期開催するなど、ソーラーシェアリングの普及に努めています。
現在は全国約50カ所の申請と設置を進めており、九州から東北まで幅広く案件を獲得しています」とマッキンエナジージャパンの近藤彪さんは手応えを感じている様子です。

農家の方の中には「パネルで太陽光を遮っては作物が育たないのではないか?」と疑問を持たれる方もいらっしゃいます。
植物には「これ以上の光合成はしなくなる」という光飽和点があります。つまり、植物が成長する上で必要となる太陽光は作物によって決まっています。過剰な太陽光は作物にとって不必要ですし、かえって悪影響を及ぼす場合もあります。

ソーラーシェアリングによって適度な日陰を作ってあげることで、むしろ成長が促されるのです。栽培する作物に合わせてパネルの数を設置し、適切な遮光率で収量のアップや品質の向上を実現できるのが、ソーラーシェアリングの利点です。

千葉の農家ではソーラーシェアリングを導入してポット式ブルーベリーの養液栽培を行った結果、大幅な収入アップに。ブルーベリーは強い直射日光がストレスになるため、陰を作ることが必要です。150株のポットが並ぶ700㎡の農地の上部には100Wのパネルを250枚設置し、遮光率を40%に設定したところ、収穫までの期間が半分になり、高品質なブルーベリーが育ちました。

また、東京大学との共同研究では、ソーラーパネルの下の農地でアシタバの栽培を行ったところ、通常栽培の113%収量アップを記録。このように日陰の方がよく育つ農作物も多く、ソーラーシェアリングの可能性は大きく広がりを見せています。

「ソーラーシェアリングは畑だけでなく、田んぼへの設置も可能です。
最近では大手企業からのご相談も増え、大きな手応えを感じています」と近藤さん

ソーラーシェアリングは日本から発進して全世界に広がる

私たちは2019年2月にカリフォルニアで開催された『WORLD AG EXPO』に出展しましたが、直前までアメリカにソーラーシェアリングが建設されているのを知りませんでした。
しかし現地に行ってみると、展示会場となったフレズノ周辺に16カ所約500kW規模のソーラーシェアリングによる発電所がある事に驚きました。

「日本は国土が狭いため太陽光発電の普及のためには必然的に農地が選ばれたのかなと思っていました。
しかし、アメリカでのソーラーシェアリングの普及を目の当たりにして、改めて酒本先生が仰ったように強すぎる太陽の光は作物のためにならなず、適度な日陰を作ってやった方が作物がよく育つのだなと思いました」と昨年10月よりアメリカからマッキンエナジージャパンに入社したハリス・ジャロン(Jaron Harris)さんは話します。

「フレズノからサンフランシスコに向かう途中に美しい緑の芝生のような山々が見えるのですが、地元の人に聞くとこれも冬の間だけで、夏になると日差しが強すぎてすべて枯れてしまうそうです。
この仕事を始めるまでは気がつかなかったのですが、改めて強すぎる日差しが作物に与える影響について考えました」

2014年7月にMackin Energy USAを設立し、アメリカに進出しています

ソーラーシェアリングを全国に普及させ、日本の農業の活性化に貢献

「我々はこれまで農家の方の手助けをしたいという気持ちでソーラーシェアリングを進めてきました。太陽光発電の売電収入でも収入源にはなりますが、やはり農業で収入を増やすことが一番。我々が目指しているのは、『儲かる農業』。農家の収入がアップすれば、農業が拡大します。当然、多くの機械で農地をコントロールするようになるため、動力となる電力は欠かせません。
これからはスマート農業も普及します。今や電力は自分で作って、自分で使う時代なのです」と近未来の農業の在り方を話す竹内社長。

日本の国土は大部分が森林で約66%、その次に多いのが農用地で13%と言われています。狭い国土で資源の乏しい日本にとって、太陽光発電設備の新たな設置場所としても、ソーラーシェアリングへの期待は高まるばかりです。
同社は安定した収入、天候に左右されない農業を目指して、2018年10月に兵庫県加東市と丹波市に自社ファームを開園し、農業分野に参入しました。

「自社ファームを開園したのは、農家の方の立場に立った提案を行うには、まず自分でやってみなければと考えたからです。これからも農家のためにお役に立てることはないかを常に考え、日本の農業の活性化に貢献していきたいと思います」と竹内社長は農業への意気込みを笑顔で語ってくれました。

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